向井荒太の動物日記
愛犬ロシナンテの災難



第四話

 第四話 
人間は、無意味に忙しすぎるのか。

動物を大切にする事は、動物中心に動く事。
その為、獣医学部は、定時に終わらない。
スケジュールも動物に合わせなければならなかった。

エミリには、やっと見つけた理想の彼氏がいたが、
約束時間にもなかなか行けず、振られるかどうかの瀬戸際。
どうしても彼に逢いたいと、
入院中の犬を残したまま会いにいってしまう。
しかし、格好がダサくなった、化粧もすっかり落ちた姿、目のしたのクマ。
何かが変わってしまったエミリに、
彼は「もうこれ以上は無理だ」と去ってしまった。

そんな時、エミリが見放した入院中の犬が急変!
エミリの行動は許されるものではない。
獣医は動物の前では無欲でいなくてはならない。
一つの命、動物でも一つの命なのだ。
人間として、最低のことをしたと教授は言う。
そして教授は、すぐにでも辞めさせる!と言い放つ。
彼に去られて落ち込むエミリは、思わず、
恋愛やお洒落など全部を犠牲にしてまで獣医になんてなりたくないと、
転部を申し出てしまう。

荒太は、友達のエミリを救う為、
アメリカへの視察旅行をめぐる浦島と東野の賭け(ウェイトプル大会)で、
エミリの転部を取り消して欲しいと直談判し、
何が何でも優勝を目指す。

そしてエミリの心の中でも、病院に戻りたい気持ちが大きくなっていた。

動物はすっごく可愛いです。
そして動物から教われる事ってたくさんあるのかもしれない。
荒太はとても体力が無く、ヨロヨロとすぐに倒れてしまうが、
とても深く・温かく・強いものを持っている。
結局荒太&ロシナンテーズチームは、優勝?しちゃいました!
色んな意味で勉強になるッス!すごいいいッス!


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