http://www.aurora.dti.ne.jp/~mutsumi/edu/2019/modern_law.html
2019-03-28公開,2020-04-17最終更新

【終了】 2019年度「現代法入門 I」(講義,1年以上,2単位)春学期・金曜3限

  1. シラバス
  2. 授業内容一覧

現代法入門 I シラバス (授業計画)

<参照> Oh-o!Meiji System

授業の概要・到達目標

【授業の概要】

 この授業では,憲法,民法,刑法をはじめとする法律の各分野の科目を学ぶために必要な基本的知識と技能を身につけるとともに,法実務に携わっている方々による講演を交えながら,現代社会における諸問題に対する法的アプローチの方法と法の担い手について学びます。

【到達目標】

(1) 法律学における初歩的な概念,法令の体系を理解し,それらを使いこなせる技能を修得する。
(2) 現代社会における各種の法の担い手の概要と,現代社会における諸問題に対する法的アプローチの方法を理解する。

授業内容

第1回:イントロダクション――法とは何か
第2回:法の構造と法源
第3回:法の解釈と適用
第4回:近代法の諸原則とその現代的変容
第5回:立法と議会法制局の役割 (講師:衆議院法制局職員)
第6回:現代の司法の構造とその担い手
第7回:民事司法の諸原則と手続(1) (栁川)
第8回:民事司法の諸原則と手続(2) (栁川)
第9回:刑事司法の諸原則と手続(1) (黒澤)
第10回:刑事司法の諸原則と手続(2) (黒澤)
第11回:家庭と法――家庭裁判所の役割とその業務 (講師:東京家庭裁判所裁判官・調査官)
第12回:犯罪と法――検察庁の役割とその業務 (講師:東京地方検察庁検察官・事務官)
第13回:弁護士の役割とその業務 (講師:弁護士)
第14回:まとめ――現代社会と法
*授業内容は必要に応じて変更することがあります。

履修上の注意

 平成31年度(2019年度)版の『ポケット六法』(有斐閣)又は『デイリー六法』(三省堂)を持参してください。

準備学習(予習・復習等)の内容

【準備学習の内容】
 授業で扱う事項について,参考書等の該当部分を読んでおいてください。
【復習すべき内容】
 授業で扱った事項について,参考書等で確認し,正確に理解して,その内容を説明できるようにしておいてください。

教科書

 教科書は指定しません。
 Oh-o!Meijiシステムにてレジュメを配布します。

参考書

 購入は必須ではありません。予習・復習等に活用して下さい。
<全体を通じて>
 (1) 現代法入門研究会編『現代法入門』(三省堂,2010年)
 (2) 伊藤正己・加藤一郎編『現代法学入門〔第4版〕』(有斐閣,2005年)
 (3) 弥永真生『法律学習マニュアル〔第4版〕』(有斐閣,2016年)
 (4) 武藤眞郎他『法を学ぶパートナー〔第3版〕』(成文堂,2017年)
<法解釈について>
 (1) 法制執務用語研究会『条文の読み方』(有斐閣,2012年)
 (2) 小室百合『法律の条文解釈入門〔新版〕』(信山社,2018年)
<司法制度について>
 (1) 市川正人ほか『現代の裁判〔第7版〕』(有斐閣,2017年)
 (2) 木佐茂雄ほか『テキストブック現代司法〔第6版〕』(日本評論社,2015年)

成績評価の方法

 期末定期試験によります。
 授業に3分の2以上出席することが成績評価の必要条件です。

その他

 黒澤睦担当の「現代法入門I」(金曜3限)と,栁川鋭士担当の「現代法入門I」(金曜4限)の,授業テーマは同一ですが,外部講師を招く授業回を除き,具体的な授業内容は担当教員の専門分野(黒澤:刑事訴訟法,栁川:民事訴訟法)に沿って異なるものになることがあります。
 第7回・第8回(民事司法)と第9回・第10回(刑事司法)の授業は,担当教員が3限と4限の授業を交代で担当するため,3限と4限で授業の順序が変わります。
 期末定期試験は,担当者教員間で調整した上で,同一の試験問題で実施し,不公平がないように成績評価を行います。

追加の連絡事項など

授業内容


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