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2017-04-02公開,2017-04-02最終更新

2017年度「刑事訴訟法 I・II」<法曹コース>(講義,3年以上,2+2単位)春学期集中・水曜3限+水曜4限

  1. シラバス
  2. 授業内容一覧

追加の連絡事項など

授業内容

刑事訴訟法 I シラバス (授業計画)

<参照> Oh-o!Meiji System

授業の概要・到達目標

【授業の概要】

 憲法31条は,「何人も,法律の定める手続によらなければ,その生命若しくは自由を奪はれ,又はその他の刑罰を科せられない」と規定しています。これを受けて,刑事訴訟法1条は,「この法律は,刑事事件につき,公共の福祉の維持と個人の基本的人権の保障とを全うしつつ,事案の真相を明らかにし,刑罰法令を適正且つ迅速に適用実現することを目的とする」と規定しています。刑事訴訟法Iでは,この理念が刑事手続の各場面(捜査等)でどのように実現されているのか,あるいはどのように実現されるべきなのか,を講義します。
 刑事手続を実際のシステムとして理解するためには,判例・実務の運用を把握することが必須です。したがって,それらに特に留意して講義を進めます。また,重要な争点については,判例・学説やその対立の説明にとどまらず,そうした対立がどうして生じてくるのか,それぞれどのような考え方に基づくのか,といったところまで踏み込んで解説します。その際,解釈論の限界を踏まえたうえで,立法政策論にも触れます。刑事訴訟法Iでは,主として,起訴前の手続を取り扱います。

【到達目標】

 受講生の皆さんが本授業を通して到達すべき目標は,(1)刑事訴訟法の基本理念と刑事手続の全体像を把握し,(2)刑事手続の各段階に関する法規定とそれらをめぐる判例・実務および学説についての基礎的知識を身につけ,(3)刑事手続をめぐる基本的な争点および課題を法的に考察できるようになることです。
 司法試験予備試験の合格や法科大学院の既修者コースへの入学を想定して,法学検定試験アドバンスト〈上級〉コース(従来の法学既修者試験に相当)や各法科大学院の既修者入学試験問題,さらに司法試験予備試験問題を念頭におきつつも,より学問的な問題提起もしますので,ともに考えていきましょう。特に,法律家を志望している人,これから志望するであろう人は,「いま」の学習が,将来,自分が法律家として,刑事事件において困難な法的問題に直面している人に対して,その人が切実に必要としている質の高い法的援助・判断を提供する責任を果たしていくことができるかどうかにつながっていることを自覚してくれることを期待します。最終目標は,「試験」ではなく,「その先」です。

授業内容

 刑事訴訟法II(法曹コース)とあわせ,春学期集中で,1日に2コマずつ講義します。
第1・2回:刑事手続の流れ,刑事訴訟法の基本原理
第3・4回:刑事手続の関与者
第5・6回:捜査の諸原則,強制捜査と任意捜査
第7・8回:捜査の端緒(職務質問,所持品検査等)
第9・10回:身体の拘束(逮捕,勾留)
第11・12回:証拠の収集・保全(捜索・差押,検証,通信傍受,鑑定等)
第13・14回a:取調べ,被疑者等の防御(黙秘権,接見交通権等)
第14回b:小テスト
*授業内容は必要に応じて変更することがあります。

履修上の注意

 本授業は,法曹コースの学生向けに開講されます。
 本科目を履修するにあたって,「憲法(人権)」,「刑法(総論)」および「刑法(各論)」を単位修得済であることが望まれます。
 できる限り「刑事訴訟法II(法曹コース)」とセットで受講して下さい。

準備学習(予習・復習等)の内容

 本科目の2単位を修得するためには,他の授業と同様に,授業にすべて出席する(30時間相当)ほか,標準60時間の学修(予習・復習等)が必要になります。
 各自の教科書の該当箇所を必ず一読したうえで授業に臨んでください。

教科書

 特に指定しません。
 初回授業で市販されている主な教科書の一覧表を配布してそれぞれの特徴を説明しますので,自分に合ったものを選んで下さい。
 Oh-o!Meijiシステムで事前にレジュメと簡単な事例問題を配布し,それに従って授業を進行します。

参考書

 最新の六法。
 初回授業で市販されている主な参考書の一覧表を配布してそれぞれの特徴を説明しますので,自分に合ったものを選んで下さい。

成績評価の方法

 授業中に実施する小テスト(正誤判定・簡易説明問題,約25%)と期末定期試験(説明・論述問題,約75%)とを総合して判定します。
 小テストと期末定期試験の答案は採点・添削して返却します。
 なお,「刑事訴訟法I・II(法曹コース以外)」での成績評価と不公平にならないよう成績評価します。

その他

*講義科目において履修希望者が300名以上の場合は抽選を行う。
(この科目は上記の可能性はほぼありません)
*当科目は法曹コース選択者のみが履修できる。

刑事訴訟法 II シラバス (授業計画)

<参照> Oh-o!Meiji System

授業の概要・到達目標

【授業の概要】

 憲法31条は,「何人も,法律の定める手続によらなければ,その生命若しくは自由を奪はれ,又はその他の刑罰を科せられない」と規定しています。これを受けて,刑事訴訟法1条は,「この法律は,刑事事件につき,公共の福祉の維持と個人の基本的人権の保障とを全うしつつ,事案の真相を明らかにし,刑罰法令を適正且つ迅速に適用実現することを目的とする」と規定しています。刑事訴訟法IIでは,この理念が刑事手続の各場面(公訴提起,公判等)でどのように実現されているのか,あるいはどのように実現されるべきなのか,を講義します。
 刑事手続を実際のシステムとして理解するためには,判例・実務の運用を把握することが必須です。したがって,それらに特に留意して講義を進めます。また,重要な争点については,判例・学説やその対立の説明にとどまらず,そうした対立がどうして生じてくるのか,それぞれどのような考え方に基づくのか,といったところまで踏み込んで解説します。その際,解釈論の限界を踏まえたうえで,立法政策論にも触れます。刑事訴訟法IIでは,主として,起訴後の手続を取り扱います。

【到達目標】

 受講生の皆さんが本授業を通して到達すべき目標は,(1)刑事訴訟法の基本理念と刑事手続の全体像を把握し,(2)刑事手続の各段階に関する法規定とそれらをめぐる判例・実務および学説についての基礎的知識を身につけ,(3)刑事手続をめぐる基本的な争点および課題を法的に考察できるようになることです。
 司法試験予備試験の合格や法科大学院の既修者コースへの入学を想定して,法学検定試験アドバンスト〈上級〉コース(従来の法学既修者試験に相当)や各法科大学院の既修者入学試験問題,さらに司法試験予備試験問題を念頭におきつつも,より学問的な問題提起もしますので,ともに考えていきましょう。特に,法律家を志望している人,これから志望するであろう人は,「いま」の学習が,将来,自分が法律家として,刑事事件において困難な法的問題に直面している人に対して,その人が切実に必要としている質の高い法的援助・判断を提供する責任を果たしていくことができるかどうかにつながっていることを自覚しくれることを期待します。最終目標は,「試験」ではなく,「その先」です。

授業内容

 刑事訴訟法I(法曹コース)とあわせ,春学期集中で,1日に2コマずつ講義します。
第1・2回:公訴の提起(起訴便宜主義,起訴状一本主義),審判対象論
第3・4回:訴因の特定・変更,訴訟条件,合意制度
第5・6回:公判の諸原則,公判期日の手続,裁判員制度,被害者参加制度
第7・8回:公判の準備(公判前整理手続,証拠開示),証拠裁判主義
第9・10回:自由心証主義,証拠能力と証明力,違法収集証拠排除法則
第11・12回:自白法則,伝聞法則(1)
第13・14回a:伝聞法則(2),裁判,上訴,再審
第14回b:小テスト
*授業内容は必要に応じて変更することがあります。

履修上の注意

 本授業は,主に法曹コース以外の学生向けに開講されます。
 本科目を履修するにあたって,「憲法(人権)」,「刑法(総論)」および「刑法(各論)」を単位修得済であることが望まれます。
 できる限り,「刑事訴訟法I(法曹コース)」とセットで受講して下さい。

準備学習(予習・復習等)の内容

 本科目の2単位を修得するためには,他の授業と同様に,授業にすべて出席する(30時間相当)ほか,標準60時間の学修(予習・復習等)が必要になります。
 各自の教科書の該当箇所を必ず一読したうえで授業に臨んでください。

教科書

 特に指定しません。
 初回授業で市販されている主な教科書の一覧表を配布してそれぞれの特徴を説明しますので,自分に合ったものを選んで下さい。
 Oh-o!Meijiシステムで事前にレジュメと簡単な事例問題を配布し,それに従って授業を進行します。

参考書

 最新の六法。
 初回授業で市販されている主な参考書の一覧表を配布してそれぞれの特徴を説明しますので,自分に合ったものを選んで下さい。

成績評価の方法

 授業中に実施する小テスト(正誤判定・簡易説明問題,約25%)と期末定期試験(説明・論述問題,約75%)とを総合して判定します。
 小テストと期末定期試験の答案は採点・添削して返却します。
 なお,「刑事訴訟法I・II(法曹コース以外)」での成績評価と不公平にならないよう成績評価します。

その他

*講義科目において履修希望者が300名以上の場合は抽選を行う。
(この科目は上記の可能性はほぼありません)
*当科目は法曹コース選択者のみが履修できる。



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