http://www.aurora.dti.ne.jp/~mutsumi/edu/2009/seminar_b.html
2009-01-08公開,2010-04-02最終更新

【終了】 2009年度「専門演習B I・II」<4年>(演習,4年,2+2単位)通年・月曜2限

  1. シラバス
  2. 授業内容一覧

シラバス (演習案内)

<参照> Oh-o!Meiji System

演習テーマ

 刑事訴訟法をめぐる諸問題の理論的検討

授業内容・授業の進め方

 憲法31条を受けて,刑事訴訟法1条は,「この法律は,刑事事件につき,公共の福祉の維持と個人の基本的人権の保障とを全うしつつ,事案の真相を明らかにし,刑罰法令を適正且つ迅速に適用実現することを目的とする」と規定しています。本演習では,この理念が刑事手続の各場面でどのように実現されているのか,あるいはどのように実現されるべきなのかを,判例等を素材にして理論的に検討します。講義科目「刑事訴訟法」とあわせて履修することで,刑事訴訟法に関するより深い理解が得られるはずです。
 最初の数回の授業で,文献・判例の収集方法と読解方法,報告資料の作成方法等を教員から説明します。その後,各自が選択したテーマについて報告し(単独でも共同でも可),それを土台に全員で議論します。そして,刑事訴訟法の概要を理解できた時期に刑事裁判傍聴を行います。その際,手続進行とその課題を理解できるよう,事前準備と事後復習の授業を実施します。また,履修者の状況をみて問題演習・レポート提出等も採り入れる可能性があります。

使用テキスト・参考書

 テキスト:井上正仁編『刑事訴訟法判例百選(第8版)』(有斐閣,2005年)
 参考書:各自が使用している刑事訴訟法の教科書。その他は授業時に紹介します。

その他

 3・4年次継続履修が望ましいですが,単年度のみの履修も認めることがあります。本演習を履修するには,「憲法(人権)」,「刑法(総論)」及び「刑法(各論)」を単位修得済であること,並びに「刑事訴訟法」を3年次に履修することが強く望まれます。
 成績は,出席,報告,発言・議論から総合判定します。報告担当者以外の履修者もしっかりと準備して出席し,議論に積極的に参加して下さい。

追加の連絡事項など

授業内容

前期(I)

後期(II)


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