http://www.aurora.dti.ne.jp/~mutsumi/edu/2008/fukui_criminal_law.html
2008-05-11公開,2009-04-06最終更新

【終了】 2008年度「刑法」(福井大学教育地域科学部,集中講義,2単位)

  1. シラバス

シラバス(講義要項・演習概要)

基本キーワード

 犯罪,刑罰

個別キーワード

 犯罪の成立要件,犯罪の種類,刑罰の目的と種類

授業の目的

 刑法は,どのような行為が「犯罪」となるのか,そしてそれに対してどのような「刑罰」が科されるのか,ということを定めた法律です。本授業の目標は,こうした刑法をめぐる基本的な知識と考え方を身につけ,私たちの身の周りで起こる社会現象としての事件・事故等を刑法という法的観点から考察できるようになることです。

学科等の学修・教育目標との関連

 社会科学系の授業科目のうち,本科目「刑法」は法律学の基礎的・基本的な科目と位置づけられます。

授業内容

 授業の内容・進行は概ね次のとおりです。ただし,実際の受講状況・進行状況等を考慮して若干変更する可能性があります。
開講日時 1 2 3 4 5 範囲 教科書該当箇所
8月19日(火) × × 刑法総論(1)刑法の基本原則,構成要件該当性 1〜71頁
8月20日(水) × 刑法総論(2)違法性,責任・有責性,未遂,共犯,罪数論,刑罰論 72〜143頁,283〜300頁
8月21日(木) × 刑法各論(1)個人に対する罪 145〜216頁
8月22日(金) × 刑法各論(2)公共に対する罪,国家に対する罪,まとめ 217〜282頁,301〜305頁

授業方法

 教科書の内容に沿ったレジュメを配布し,それをもとに教員が講義します。また,状況に応じて受講生の発言を求めることがあります。

学生の目標

 刑法をめぐる基本的な知識と考え方を身につけ,私たちの身の周りで起こる社会現象としての事件・事故等を刑法という法的観点から考察できるようになること。

評価の方法

 各授業日の最後に行う確認テスト(持ち込みすべて許可,計4回,計80点)と出席状況等(20点)に基づいて評価します。

教科書,参考書等

【教科書】 浅田和茂ほか『現代刑法入門(第2版補訂)』有斐閣アルマ(有斐閣,2008年)ISBN:978-4-641-12360-1。
【参考書】 最新の六法を持参してください。その他は授業の際に紹介します。

その他,注意事項,オフィスアワー等

 集中講義のため一日あたりの進度が速いので,教科書の該当箇所を事前に一読しておいてください。

追加の連絡事項など

 とくになし。


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