東日本大震災被害
 2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とし、震源域が茨城県沖までひろがる、マグニチュード9.0という我が国始まって以来最大の地震が発生しました。この地震は、北海道の一部、青森県から千葉県までの太平洋沿岸に甚大な津波被害をもたらしましたが、震度6の揺れによりつくばエクスプレスの軌道設備も大きな被害を受けました。 特に被害が大きかったのが、守谷〜柏たなか間の利根川橋梁の守谷よりの部分で、3月26日現在も軌道が曲がったまま、制限速度を35km/hに落としての徐行運転を余儀なくされています。


現場付近と思われる常磐道守谷インター裏の高架下から見ると、堤防の先の高架が曲がっているのが見えます。



堤防に上って河川敷方面を見てみました。



写真をよく見ると、河川敷内の橋脚が2本西側に傾き、それによって、高架桁のスラブが曲がっているのがわかります。
営業しながらのこれの完全修復はかなり困難そうですので、当面は徐行運転が強いられることは間違いなさそうです。

TX勝手にダイヤ