スチレンペーパー機
ひょんなことから、オールスチレンペーパー機(しかも変形機)の設計を依頼されることになりました。そこで、ここで、試作機を紹介します。滞空時間とかを競う目的ではなく、手投げ水平飛行で飛ぶくらいで十分と思われるのですが、設計要件がなかなか厳しく、オールスチレンペーパーということです。すなわち、部品の接合はすべてはめ込みで、バラストとして別部材は使えないということです。もしかしたら、母材のスチレンペーパーサイズが制約される可能性も。

試作1号機(カナード機)
とりあえず、設計を引き受けたはいいが、私自身スチレンペーパーを使った工作の経験がない(スチレンボードならあるが)ので、とりあえずスチレンペーパー工作をしてみようと思って作ったのがこれ。カナード機です。普通の紙飛行機と違って、胴と翼の接合などにいろいろ工夫がいりそうです。自宅リビングでの室内滑空は完璧だったんで、もしかしたら、屋外カタパルト飛行も可能かと思ったんですが、ピッチング安定がちょっと低く、さすがにそれはつらいものがありました。
全長200mm、全幅195mm、質量2.2g

試作2号機(無尾翼機)
1号機の構造を基本に前進無尾翼としてみました。室内滑空性は1号機の方が優れていますが、ピッチング安定性はこっちの方が高く作ってあるのでもしかしたら屋外での飛行はどうかと期待したものです。
全長200mm、全幅195mm、質量1.8g

試作3号機(通常翼機)
機首付近にバラストとしてスチレンペーパーを2枚挟み込むことで通常翼機を成立させてみました。
全長200mm、全幅195mm、質量2.4g

戦闘機
試作3号機をベースに、戦闘機風に仕上げてみました。
全長200mm、全幅195mm、質量2.4g

X−29
前進翼実験機X−29をモチーフに仕上げてみました。
全長200mm、全幅195mm、質量2.3g

F-117 Night Hawk
翼平面形だけF−117ステルスを参考にしました。
全長200mm、全幅195mm、質量2.4g

Mig-29
旧ソ連の名機に似せて作ってみました。双垂直尾翼とするため、構造はこれまでのものと根本的に違います。これまでのものは胴と垂直尾翼が一体化していたのですが、これは、別です。
全長200mm、全幅177mm、質量2.4g

SR-71
偵察機SR-71です。実物も機首が長いので全スチレンペーパーとするに、適しています。
全長200mm、全幅138mm、質量1.6g


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