ふらふらうろうろ日記―お山で駆けっこ録

奥多摩を24時間以内に駆け巡る。


2007.10.20〜21(土・日)はれ

第15回日本山岳耐久レース「長谷川恒夫CUP」
参戦記No.3

とにかく疲れた。長かった。でも楽しかった♪


トイレですっかり時間を食ってしまった。

先へ進んでいると、再びえくんちょさん発見。

追い抜きながら声をかけると、「復活したよ〜♪」と元気な声。
よかった〜。


ガスっている所ではLEDの光で目が疲れて頭がボー。

眠くて眠くて仕方ない。
時計を見るとまだ夜の8時代。
まだまだ早いのに、なんでこんなに眠い?


そーいや8時・9時っていつも眠くてうたた寝する魔のタイムだったっけ。

時々歩きながら寝ている自分に気づく。
同じスピードの集団の中に入っているので、前の人に付いていきながらも足がおぼつかなかったのだろう、後ろにいた女性が話しかけてくれる。
話しているうちに少し目が覚めた。


でもやっぱり眠い。 あぁ、もうがまんできない。。
道端に座り込んで数分まどろむ。


座り込んでウトウトしている横を何組もの集団が駆け抜けて行く。


少し寝て、復活して歩き出し、また寝て、復活して歩き出し…。を繰り返し、西原峠へ。


あぁ、ここからしばらくは試走したコースだ♪


なぜか眠気が飛び、少しがんばれる。


こんなに長かったっけなぁ と思いつつも三頭山への登り。
大沢山までが長い。避難小屋を越えたらもう少しで三頭山山頂のはず…なんだけど、なかなか着かないなぁ。。


あり? チューブ吸っても空気がスウスウ。。。


どうやら背中の水袋が空になったようだ。


水袋が空になるのは初体験(^_^;)

背中に背負っているので残量確認しながら飲んでいるわけではなく、突然なくなると噂には聞いていたが、ホント突然(汗)


普通の山歩きは水筒使用で気をつけているから登って下りて半日500mlで足りるほど。
そんなに飲む方ではないと思うけど、のどが渇く前にチューブからちょっと飲みちょっと飲み…で、すっかり水飲み癖がついてしまったのかも。


一応予備のペットボトルを別に持ってきていてよかった。
でも最初500mlを入れていたのに350mlにしたんだっけ。。失敗?
第二関門まで持たせなきゃ。。


水袋への移し変えは三頭山山頂の休憩で。
それまでは…。

ここで持ってきたニッキ飴が威力を発揮する。
ノドも潤うし、ニッキ飴って偉大♪
でも舐めすぎると舌が荒れます。



ハセツネコースで標高最高位の三頭山山頂にたどり着く。



山頂でおにぎりとパワーバーを食して、ここで初めてデジカメを引っ張り出す。
時間は夜の11時。初参加なもんで時間配分をどう考えたらいいんだか全くわからないけれど、日付が変わる前に三頭山を越えたいとなんとなく思っていたので、ひとまず満足。


準備ができたら、さっさと出発。


三頭山の下りはきっと足がヘロヘロでストックが必要なんじゃないかと心配していたが、疲れてるけど足も大丈夫。まだストックは必要ないみたい。


鞘口峠まで思ったより長い。


鞘口峠からまた登り。
苦労して登って、あっさり下って、また登り…。
何が嬉しくてこんなことやってんだか(苦笑)


途中でちょこっと道路に出るのだが、見上げると満天の星空♪ すっごくキレイ!!!
街中では星座を形作る星しか見えないオリオン座が星に埋もれていている。
この星空を見られただけでも儲けもの♪

夜景は木立の向こうにちらりと目にすることもあるのだが、しっかり見るためにはもっと先へ行かなければならないようだ。


そろそろ第二関門も近いはず。
再び舗装道に出たらいよいよ第二関門っ。


着いたらいきなり水の配給。
水袋にはあと二口分くらい残ってたかなぁ〜?
水1.5リットルを入れてもらう。


第二関門でもトイレ。
ここは男女共用でトイレが3つ。中には簡易便器。
うーん、ブツが間近だけど、この際気にしない。。


第二関門に向かっている最中も、なんだかサイレンの音がするなぁ とは思っていたのだが、赤い消防車?が次々と第二関門の月夜見駐車場に集結してくる。


どうやら御前山手前で滑落した方があるようだ。




2007.10.27

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