ふらふらうろうろ日記―お山で駆けっこ録

奥多摩を24時間以内に駆け巡る。


2007.10.20〜21(土・日)はれ

第15回日本山岳耐久レース「長谷川恒夫CUP」
参戦記No.2

とにかく疲れた。長かった。でも楽しかった♪


スタート時間も近づき、そろそろグランドへ。

あれ? 最初から申告時間のプラカードが並んでいるわけじゃないんだ。。


開会式後、プラカードが出てきて、それぞれ申告タイムの後ろに並ぶ……はずなのだが、10時間がそんなに多いわけないだろ? 16時間以降がそんなに少ないわけないだろ?


Tさんとしゃべっていたら、12時間の最後尾あたりにいたので、ひとりコソコソともう少し後ろに下がる。



ぷわぁ〜んっ



と、ちょっと拍子抜けするような合図で出走。


それなりの申告時間なので、ガンガン飛ばす人もなく、周囲もそれなりのスピード。
道路に出て右折。


えっ?右折?? 自分が試走の時に道を間違えていたことに気づく。
どーりでおかしいと思ったんだよなぁ。。


橋を渡るあたりから試走した道に出る。


舗装道はバラけていても、ちょっと登りや山道に入ると渋滞が始まる。
走れない私にとってはゆっくりできる渋滞は実はちょっと嬉しかったりする。


今熊神社の階段も前が詰まっているから登りもゆっくり。


試走にきた時はここまで道がよくわかんなくて迷いながら来たんだよなぁ あの時より通過タイムは早いはず。


所々詰まりながらも入山峠の階段で大渋滞していた他は詰まってもなんとなく流れてる感じで前に進む。


市道山で鋭角に曲がったら、あとはしばらく未知のトレイル。


縮小コピーした地図がすぐ取り出せるようにウエストポーチに入っているのに、なんだか地図を確認する心の余裕もなく…。
いつもタイムキーパー代わりに時間記録に使うデジカメも取り出す心の余裕もなく…。


周りの景色を見る余裕もなく、足元ばっかり気にしている山行ってつまんない。。


日没間近の富士山が見えたのどこだっただろう?
ライト出したのどこだっただろう?


ヘッドライトつけて歩いたことはあっても、実はヘッドライトつけて走るのは初めてだったりする。(をいっ)
ハコネもライト出す頃は歩いてたし。。

歩いている時は全然気にならなかったのだが、カチカチと角度を変えられるヘッドライトは走ると揺れて光が定まらないので見ていて疲れる。
ハンドライトの強力な光でやっと地面が照らし出される。
superfire301さまさま〜。


少しガスが出てきた。
ガスってくるとLEDの光は目がとても疲れる。
頭もボーっとし始める。


ボーっとした頭は眠気を誘い、足は前に進んでいるのだが、なんだかおかしな夢を見ながら歩いてた。
まだ時間も早いのに眠くて眠くてたまらない。


第一関門の手前(だったと思う)で、えくんちょさん発見。
なんだかあんまり体調よくない様子。
「がんばって下さいね〜」と言いながら先に行かせてもらう。


やっと第一関門。


関門っていうと給水カップがあって水が飲めるイメージだったのだが…。

そーいえば、給水所があるのは第2関門って書いてあったっけ、それ以外の所では全くナシなんだなぁ。 と改めて気づく。

もちろん背中にはまだたっぷり水が入っているはず……だが。。


とりあえずトイレ。


男性用・女性用の表示のついた縦長のお着替えテントが一つずつ。


各トイレの前には長蛇?の列


トイレ待ちの間におにぎりをかじりパワージェルを食す。
トイレの前だろうがなんだろうがこの際何事も気にしてらんない。


やっと順番の回ってくる頃、大会スタッフのおばちゃまがトイレットペーパーの補充に現れる。
両トイレとも十分に紙があるか気にして下さり、こんなところまで気遣いたいへんだなぁ とご苦労に感謝する。


さて、トイレ。
わははっ、穴掘ったトイレですかいっ?  ってやっちゃっていいのか?


紙捨てる袋は別にあったけど、ブツごと穴をあとで埋めるとして、大勢が垂れ流すわけだから、土壌汚染とか大丈夫なのかとちょっと心配…。



結局座ることもなく第一関門を越えて先へ。



2007.10.24

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