ふらふらうろうろ日記―お山で駆けっこ録

奥多摩を24時間以内に駆け巡る。


2007.10.20〜21(土・日)はれ

第15回日本山岳耐久レース「長谷川恒夫CUP」
参戦記No.1

とにかく疲れた。長かった。でも楽しかった♪


通称「ハセツネ」と呼ばれる日本山岳耐久レース
武蔵五日市から奥多摩の山をぐる〜っと一周71.5kmを走破してスタート地点に戻る。
13時にスタートして制限時間は24時間。
日本国内ではトレイルランニングの最高峰のレース。
元々は登山家のトレーニングの意味合いで行われていたそうだが、最近のトレランブームで参加者も山ヤさんよりマラソン系のランナーが多いようだ。


山歩きからなぜか山走りレースに出るようになってしまって、でも走るの嫌いだから最高峰と言われるハセツネを完走してやめようと思った。

本当なら去年のハセツネを完走して今頃は走る世界から足を洗っているはずだったのだが…。


身内の葬式以外一切の予定は受け付けませんっ と半分冗談で言っていたら、昨年のレース直前に本当に実家の父が亡くなり、あまりに急なことだったのであわてて大阪に帰ったりでバタバタ。
レース当日には葬儀も済んでいたので、レースにだけ出てまた戻ろうかと半分本気で考えたけど、周囲の反対もあって、当日は奥多摩と同じまん丸な月を大阪から恨めしく眺めてました。



満を持して? やっと初参加。
奥多摩には馴染みがないので、私には珍しく真面目に試走も。
コース全部は試走できなかったけど、最初と最後と真ん中を3回に分けて。


お昼スタートなのでメインは夜。
暗くなって山にいる=遭難に等しい と考え、山ヤさんならいざ知らず、 普通の人は夜の山道にいてはいけないと思っているので、公然と夜の山を堪能できるハセツネはとても楽しみ♪
もちろん陰で支えてくれる多くの大会スタッフあっての夜の山だけど。


食料・水・防寒着とかいろいろ詰め込むとかなりな荷物。


こんなの背負って長丁場に耐えらるのか??


今回もストックをどうしようか結局悩む。
試走の感じではなくても大丈夫そうな気がしたけど、本番は長距離なのでどうなのかなぁ?
結局、ダブルとシングル両方持ってって会場で考えることにする。


電車を乗り継いで乗り継いで乗り継いで行くより車で行った方が断然早い。
でも24時間山中を走った後に車で走る自信はないので、電車で行って夫に車で迎えに来てもらう約束は1年前と同じ。
が、履き替えの靴やらストックやら詰めてると荷物が重くなってしまったので、行きも会場まで車で送ってもうこそにした。
その代わりと言っちゃぁなんだが、実は翌21日の上の子の学校の音楽祭、夫に行ってもらうので、ゴールの時間帯によっては電車乗り継いで自力で帰ることに。

子供の音楽会に行かなくていいのか? って話もあるが、元々去年から 身内の葬式以外の予定はすべてキャンセル と決めているので、子供には申し訳ないが迷いなし。



10時ちょいすぎに着いたのだが、降ろされたのが五日市小学校前だったので、本部受付までてくてく歩く。

途中でTさんに発見される(笑)
北丹沢でたいへんお世話になったTさん。ハセツネのDVDをお借りしていたので、元々会場でお返しする約束だったのだけど、こんなところで発見されてしまうとは。。(笑)


あとでまた会うことにして、先に受け付けして、女子更衣室へ。


初参加なので、女子更衣室も捜してウロウロしてしまった。


すでに中には結構人がいっぱいだったけど、まだ空いてるテーブルも椅子もあったので荷物を降ろしてキョロキョロ。


更衣室でたーこさんとお会いする約束をしていた。


お互い初対面。ゼッケンNo.は名前から判明(笑) 北丹沢の時も「会えたら」と思っていたけれど会えず。あとで大会の写真を見て、途中で抜いてった人がたーこさんだったんだとわかり、そのイメージで捜したのだが…。


「けーこさん?」とたーこさんに先に見つけられてしまいました(^_^;)


なんと人ひとり間にしてお互いすぐそばに陣取っていたとは(笑)


初顔合わせのたーこさんはとてもお美しいお方でした。

あれっ? イメージが。。。
北丹沢で私を抜いていったその方は、長い長い髪が波打ってて、すんごい髪の長い人だなぁ〜 という印象が強烈だったので覚えていたのです。
失礼ながら、その後姿がとっても山姥(やまんば)ちっくで…。(たーこさんゴメンナサイ) そのイメージでキョロキョロ捜していたけれど、そりゃ見つからないはず。



お会いできてよかった♪


いっぱいお話できてとても嬉しい(*^_^*)


ウロウロしたり、Tさんとお話したりして、また更衣室に戻って出発準備をしていると…。


そ〜 っと傍のドアが開いて、えくんちょさんが顔を出した。


人が多いのを見て引き返そうとするのをすかさず拉致。
お隣に誘致させて頂きました♪


えくんちょさんのファンとしては、またお会いできて嬉しい〜♪♪



2007.10.22

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