自分のお金を出して行くもんよ(笑)

その後、結局、旅行会社に就職してしまいまして…f(^^;)。
ここで仕事の時の話にはあまり触れる気はありませんので、 思ったことをちょこっとだけ。

お仕事は営業。
添乗に出ることもありますが、自分の担当のお客さんとか、 他の人の仕事の応援添乗とか…。
普通の日は営業カバン持って、慰安旅行などなどを 求めてテリトリーを徘徊します。
飛び込みはビルの最上階の会社から1階ずつ…(笑)

私の代で女性営業員2期目なので、まだ数も少なく、 女性添乗員の必要な?、女子校関係のお仕事にくっついて 添乗することが何度かありました。(トイレやお風呂のチェック要員)

そんな中でも、他の部のお仕事でそこの部長からうちの部長宛てに送られてきた

「女性添乗員1名貸してください。」

と書かれたFAXにはぶっ飛びました…。
そして借り出されて女子高の修学旅行にくっついて、九州を1周ぐるぐる したのは私です。

トクなんだかなんなんだか。。。

ある私立女子高校の夏休みの語学研修でイギリスに行って、 帰りにちょこっとパリを観光して帰って来るプログラムでのこと。
(3人添乗についたうちの一番下っ端ですワタクシ)

ルーブル美術館では、女子高生が迷子にならないように、 後から追い立てるまるで 羊飼いの犬の気分。

そんな時、ガイドブック片手の日本人観光客に 「この絵どこですか?」と尋ねられました。
「あ、それは隣の部屋に…」と答えながら、その絵、自分の旅行で ルーブルに来た時は、私自身もとても感動した絵だったのに、 全然感動のない目で見ている自分に気づきました。悲し。。。

慰安旅行にくっついて、会席料理三昧・温泉三昧もしましたが、 どーも仕事じゃねぇ。

やっぱり楽しむためには、『仕事』で行っちゃいけません。
 

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