「さようなら、愛しのプリちゃん」

初めて見たのはカタログで。
きゅっと上がったそのお尻に一目惚れしました(笑)

国産車の既存車種のくせに英国生まれの帰国子女?


正面から見ればそのへんでよく見るプリメーラのくせに、 後ろから見るとそのお尻は某独車を思わせるような姿に惚れました。

色はガンメタとシルバーの2色。
帰国子女車なので入荷する台数が少ない上に希望のシルバーは3ヵ月後になるということで…。

でも納車まで3ヶ月待ちました。

納車されて初めてのドライブで給油した時、まだ走り始めたばかりの新車なのに、 上からぶら下がる給油ノズルが天井にあたったっけ。
ガソリンスタンドのにーちゃん何すんねんっ(怒)

納車までの間に妊娠が発覚し、妊婦の間は自分でハンドルは握らない 方針なので、実際に私が運転したのはずいぶん後になってからだったと思う。

もちろん上の子が初めて乗ったのも下の子が初めて乗ったのもプリちゃんだった。

下の子が生まれてすぐの夫の転勤で品川に引っ越すことになり、
毎日乗るわけでもないのに月に3万も4万も駐車場代を払って 維持するわけにはいかないだろう。
と、夫の現実的な説得に負け、泣く泣く手放すことになった。

どうしようかと思っていると、義兄が古くなった自分の車を手放して うちのプリちゃんを買い取ってくれることに。


そして3年後。


またまた夫が関西へと転勤になり、その時ちょうど買い替えで プリちゃんを手放そうとしていた義兄から再び買い戻す(笑)

なんてグッドタイミング!!



そして再び我が家の車になったわけだが、
それから月日は流れ流れて…。



だんだん子供たちも大きくなり、この地に越してきてからは アウトドアまっしぐらな我が家(っていうか私?)

よくもまぁこんな大きさの車に道具一式積み込んでキャンプに行くよなぁ(呆)

持って行けるならゆったり座れる椅子も持って行きたいのだが、 積み込みスペースの関係で必要なもの以外何も積込めやしない。
それさえも、子供たちの間に荷物…ではなく、荷物の間に子供たちを 詰め込んで出かけているようなもんなのに。。

それでも夫はまだ当分乗るつもりだったようだが、 先日の富士登山前の仮眠の時にいよいよ限界を感じる。


あぁ、もっと大きな車ぢゃないとやってらんない。。。


車検も間近。
車検の際に直さなければならない所もあり、ムダに費用をかけるのなら 買い替えようよぉぉ〜(切実) …お金ないけど。。

というわけで、買い替える方向で話が進み始めたのだが…。


車にも人格があるのだろうか?

買い替えの話が進み始めてから急に車のご機嫌が悪くなり始めた。

まず、帰省の真っ最中にくっそ暑い大阪でエアコンが逝ってしまった。
往路からすでに怪しかったものの、それでもだましだまし使えたのだが、 とんでもなく暑い大阪の街中を走っている時にとうとうこと切れてしまったようだ。
帰路は高速道路で窓を開け放して走ることになろうとは…。

帰ってきてから左前のタイヤの空気がパンク…とまではいかないようだが、 空気がどんどん抜けてしまうようになるし…。

帰省前、富士登山の帰り道に道路の縁せきで思いっきり擦ってしまったのが 悪かったのだろうか?

夫がスペアのタイヤと取り替えてとりあえず一時凌ぎ。

そんな満身創痍な状態でも車検満了日までしっかり働き、 新しい車の納車とともに、また大阪へ引取られていった。

最後にドナドナ♪で送ってやれなかったのだけが心残りだ。

プリちゃん、今までどうもありがとう。そしてさようなら。
そして新しい鉄仮面、どうぞよろしく。
買い替えるなら…の車種だけはとっくの昔に 決まっていたのだが、どうも今までのイメージが強くて、新バージョンの 鉄仮面顔がまだ馴染まないなぁ。。



今度の車、おにゅ〜で買ってまた乗り潰すまで乗るとなると、 いずれそのうち子供たちの教習車になるんだろうなぁ。。(^^;
2005.9.16

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