副店長の独り言 第五章 たぬき

 場所を移して一行は「たぬき」へ。たぬきは、お好み焼き屋だ。ここチェル部屋では大変有名だと思うが、一応説明を。私克が専門学校の時にバイトしていたお好み焼き屋なのだが、ここの焼きそばはかなり美味い。まぢで美味いのだ。名古屋でオフと言えばもうたぬき無しには語れないだろう...。そんなたぬきへ、開店20分位前に到着してしまった。車の中でまたもや開店待ち。入り口の準備中が営業中になった瞬間一行は、入店。支配人に軽く挨拶する。実はオフ開催日がお盆なのでたぬきがやっているかどうか確認の電話を入れて4〜5人位でおしかけると言っておいたのだ。しかし、そんな事しなくても店内は、まだ客一人も居ない状態だ。我々は、5番テーブルに案内され。まずは、生中で乾杯だ。
 注文は何はさておき肉焼きそば大盛りを二つ。他にスタミナたぬき、豚キムチ、かつおのたたき等を注文。待ちに待った肉焼きそばだ。ここのメンバーは皆その味を知っている者ばかりなので、今更満足したどうのこうのなんて言うのは、必要ないだろう...。
 たぬきには、メニューに書ききれないもしくは、メニュー作成後追加されたメニューが壁にずらりと並んでいる。その中の一つ、味噌串カツ...誰がどう読んでも「みそくしかつ」と読むだろう。しかし、一名これを「あじみそくしかつ」と読んだヤツが居るのだ...。まさか酒に酔っている訳ではないだろう。彼は、チェル部屋でも酒豪の部類に属するはずだ。これしきのビールに酔う訳がない。だが、彼の中で味と言う文字がなぜかどこから一つ増えて見えたのだろうか、それとも発音するときに増えたのだろうか、いやしかし、発音時に増えたのならば、あじみそ...とはならないか...やっぱり眼球及び、視神経、さらにそれに関係する脳の器官等どこからか、「味」と言う文字を増殖させてしまったのだろうか...。
謎は深まるばかりなのだが、食は進む。さらに追加で、キャベツ台のお好みに肉とたこをトッピング。   それを追加して、さらに支配人からの、ビールの差し入れを一行はありがたく受け入れ、たぬきイベントは、終了したのだった...。
 一つ付け加えておこうか。この時お持ち帰りで、肉焼きそばの大盛りを二つ持って帰ったのが一名。後に彼はこう語る。「支配人に伝えておいてくれ、大阪のお水のねえちゃんがまじでうまかった。」と。普通に読めばお持ち帰りの焼きそばが美味しかったぞ。と伝えてくれ。となるのだが、よく読んでみるともう一つの意味が浮かび上がってくるのだ。彼がいただいた大阪のお水のねえちゃんが、美味かったぞ。まぁ、そんな大阪のお水のねえちゃんを食った食わないの報告をたぬきの支配人に報告したところで、全く関係の無い話なので、恐らくこれは前者の意味で言ったのだろう...。
 まあくんが7時頃に大阪に居たいと言う理由から、今回オフは、このたぬきでお開きと言う事になった。まあくん、ドライを名古屋駅に送り、名古屋駅の駐車場が20分なら無料と言うのを知り、二人を見送った後、はると私克は、急いで車に戻り、ギリギリセーフで、駐車場を後にして、はるを友達の家まで送り届けたのだ。これで、第6回チェルシーの部屋オフ会は、終了となる。

 最近の名古屋オフは、どうもグルメ旅行と言った感が強いな。オフ画像も食い物多いし、まぁ、今回オフは、完全に「サヴァラン」「たぬき」メインのオフだったので、仕方の無いことだろう。
スポーツガーデンがおまけに入るのは、仕方が無いことなのだ。部屋が始まって、丸二年が過ぎた。チェルシーの部屋も三年目に突入だ。考えてみると長寿部屋に成長したものだ。と思う。
第一回オフの時あんなに居た参加者もどんどん減り、寂しくなるのだが、部屋がある限り、オフ会は続くだろうし、メインのメンバーがAOLを辞めない限り、部屋は続くのであろう。これからどんなオフで、どんな事が起きるのかは想像できないが、まぁ、これからもよろしく頼みますわ。

それでは、この辺りで...無理矢理文章を長くして、五章まで引き延ばす、私克の文才(?)に皆も感動した事だろう。ふふふふ...。まぁ、オフのあるところに独り言あり。こっちの方もこれからも読んでおくれ。それでは...。

チェルシーの部屋副店長  Katsuk


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