
| 今日からわたしは!! 1999年 6月 20日(日) はれ | |
| わたしはフェレットである。名前はまだ無い。(どこかで聞いた言い回し) この世に生れてもう2ヶ月が経つ。 周りにはわたしと同じ生後2ヶ月の仲間達がいる。みんな新しいご主人のもとへ旅立つ日を心待ちにしている。 今日、わたしは新しいご主人のもとへ行く事が決まった。 そしてもう一匹、『ホワイトファーブラックアイ』の子も今日、旅立つ。 ちょっと値段が高いからって(わたしの2倍)、性格までお高くとまってる嫌な子だ。その子がわたしに話し掛けてきた。 「あなたも今日、新しいご主人のもとに行くらしいわね。わたくしもなのよ! おーっほほほ!!わたくしの場合、この白く光り輝くようなボディと一点の曇りもない黒い瞳からなる高級感あふれるこの姿からすると、当然!お金持ちの所に行くことはわかってるわ!そしてそこには、わたくし専用の部屋があり、高級ケージに高級ハンモック、高級フード、高級ミネラルウォーターがあるのよ!まさに、ゴージャス!だわ。おーっほほほ!!」 「あなたの場合だと、どこか空いてるスペースに普通のケージに普通のハンモック、普通フード、普通ウォーターのある家でしょうね。おーっほほほ!!」 あぁ…また始まった。いつもいつも、「ゴージャス!ゴージャス!」って同じことばかり言ってる… やれやれ、もう無視無視。今日でお別れできるかと思うとうれしいわ。 でも、見てなさい!きっとわたしだってお金持ちの所に行くんだから。 そして、出発の時がきた。 しばらくはこの小さなケージで我慢しなければならない。 でも、明日になればきっと…うふふ…うふふ。到着するまでひと眠りしよっと。 翌朝、誰かの声で目覚めた。 「新しいご主人かしら?この声からすると男性のようね。顔は?どんな顔をしてるの?」でもケージにはダンボールのカバーがしてあって外の様子がわからない。「楽しみだわ、きっと男前のはずよ」 そして、わたしの新しい家に到着した。ダンボールのカバーが外される。 さぁ、ご主人のお顔拝見!…w(☆o◎)wガーン 「なに?この白いのは?こんな白いのを見たらあの”ホワイトファーブラックアイ”の子を思い出したじゃない! 嫌な感じぃ〜。それにぜんぜん男前でもないわ。」 超機嫌の悪くなったわたしはケージからわたしを取り出そうとするご主人の手を噛んでやった。 「もう!なんでよ!?なんでこんな白いのがわたしのご主人な訳?噛まないとやってられないわ」 ”ガブッ!ガブッ!”なんどかくる白い手に攻撃を仕掛けたが、ついには強引に新しいケージに移されてしまった。 「これが、わたしのあたらしいケージなのね。ふ〜ん、まあ普通と言ったところかしら? ( ゚o゚)ハッ、ふ、普通…やっぱりわたしは普通なのね。あの子の言った通りだったわ。でも、白いご主人や パパさんママさんにかわいがってもらえて幸せになれるのなら、それでいいわ。」 そして、ケージの中を見まわってみる。1階には青くて四角いものの中に砂が敷き詰められている。 ここで、何をするのかな?遊び場? 階段を上がってみると、そこはバルコニーになっていて絨毯が敷かれていた。 そこからわたしの大好きな寝床、赤いハンモックが吊るしてあった。 ハンモックの上に乗ってみると少しフカフカしていた。これは結構寝心地がいいかもしれないわ。 ケージは小さいけど、ハンモックは最高じゃない。 そういえば、さっきからご主人が「なな、なな」と呼んでいるような気がする。 もしかして、わたしの名前は『なな』と言うのかしら?そんなに悪い名前でもないじゃない。でもまだ、慣れないわ。覚えれるかしら? そして、しばらくウロウロとケージの中を見まわっていた。 (;゚゚)ウッ!何だかうんちがしたくなってきたぁ!!どこでしたらいいの? ん?ご主人があの青くて四角い所に行けと言ってるわ。ここでするのかなぁ? あぁ…でももう我慢できない!!え〜い、ここでしちゃえ!う〜ん… ☆−−−−−−−−しばらくお待ちくださいm(._.)m ペコッ−−−−−−−−☆ あぁ〜すっきりした。(^。^;)フウ なんだかすっきりしたら眠くなってきちゃった。長旅もしてきちゃったしね。 あのフカフカハンモックで寝るとしましょうか。 さぁ、これからどんな生活になるのやら楽しみ。(^-^) (-.-)Zzzzz・・・・(-.-)Zzzzz・・・・(-_-).。oO ななの波瀾万丈?の生活の始まりである。 ★余談★ 風の噂によるとあの”ホワイトファーブラックアイ”の子もなんだかんだ言ってたわりに行きついた所は私と同じ普通の所なんだって。(^-^) ブラックアイの子「なんで?なんでのよ!?わたくしはゴージャス!ゴージャスなのよぅ!…(T.T)」 |
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