広島三矢組若衆名簿2006


2006年若衆名簿。
だいたいの感じなので、詳しくは自分の目で確かみてみろ!
百聞は一見にしかず。


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3年生:

なまえ ポジ
ション
せつめい 背番号
植野 雄大郎
(うえの・ゆうたろう)
DF  ジュニアユース出身。
 ジュニアユースでは左ウイングバックとして勇名を馳せたが、
ユースでのサイドバックというポジションでは四苦八苦、
攻守のバランスをとるのに苦労しているようで、なかなか頭角を現せず。
どちらかというとセンターバックのほうがいいプレイを見せていた。
だが、4−4−2を採用する今年は中盤左サイドで輝きを取り戻し、
持ち味のドリブルでガンガンサイドを切り裂いている。
ポテンシャルは高いので、最後の一年、輝いてほしい。
 愛称は「ハナ」。
江本 正敏
(えもと・まさとし)
FW  山口県小野田市立高千帆中学校出身。
長身だが、彼はヘッドの強さよりも左足の巧みさのほうが印象に残る。
足元の技術が高く、懐の広さを活かした粘り強いボールキープからのポスト、
そしてサイドに流れては大きなストライドでのドリブル突破と、
どことなく久保竜彦を想起させるスケールの大きさを垣間見せる。
 昨年はFWだけでなくトップ下でもプレイしてプレイの幅を広げ、
高円宮杯では横浜F・マリノスユース戦で2ゴールを挙げるなどの活躍を見せた。
しかし、その後靱帯断裂の重傷を負い、現在リハビリ中。
復帰は、高円宮杯前後になるだろうか。
焦りは禁物だが、早く復帰してほしい。
17
金山 隼樹
(かなやま・じゅんき)
GK  島根県平田市立平田中学校出身。
 長身でがっちりした体格の、たとえるなら林卓人系ゴールキーパー。
昨年は正GKとして活躍。
槙野に怒られまくってはいたけど、かなり風格も出てきた。
恵まれた身体能力を活かしたセービングには安定感。あとはもっと判断力を高めること。
今年は後輩の年代別代表経験者、兼田・原との熾烈なポジション争いとなるだろうけど、
まだまだ伸びるプレイヤー、追いつかれないように鍛錬を重ねてほしい。

 下田が日本代表に呼ばれたこともあり、トップの宮崎キャンプにも参加。
熊谷 政哉
(くまがい・まさや)
DF  宮城県は仙台市立鶴が丘中学校出身。
長身でフィジカルが強く、落ち着いたプレイを見せるセンターバック。
スピードを活かしてのカバーリングにも光るものがある。
位置取りにちょっと甘いところが見られるので、そこを改善すればポジション獲得も。
昨年は右サイドバックで起用されることが多かったが、
本職のセンターバックを張れるよう頑張ってほしい。
 マユ毛がビシっと決まっているナイス・ガイ。
18
田中 尚
(たなか・たかし)
DF  ジュニアユース出身。
 身長のわりに空中戦に強く、堅実な守りで後ろを固め、
またセットプレイからゴールを狙うセンターバック。
ジュニアユース3年時の高円宮杯で脱臼し、
1年生のときに再び脱臼が再発。これ以上あとに尾を引かないようにと年末に手術し、
昨年はまたリハビリからのスタートとなった。
プリンスリーグ途中から復帰し、槙野とコンビを組んで守備にセットプレイにと活躍していたが、
高円宮杯からは横竹にポジションを譲る格好となってしまった。
その悔しさは、今年レギュラーを取ることで晴らしてほしい。
野田 明弘
(のだ・あきひろ)
MF  長崎レインボーFC出身。
 精度の高い右足を駆使し長短のパスを繰り出してゲームを構築、
またプレイスキックも担当するゲームメーカー。
 昨年は主に右サイドバックとして活躍。
守備にはちょっと不安もあるが、その正確なクロスでチャンスを演出した。
 そのプレイスキックとクロス、ロングパスの精度はすばらしく、
見ていて思わず声が出るほど。
 今年は3番をつけ、どうやら右サイドバックで勝負するようだ。
その美しいロングフィードとクロスで、アシストの山を築いてほしい。
平繁 龍一
(ひらしげ・りゅういち)
FW  ジュニアユース出身。2005年U−18日本代表候補。
 
 ジュニアユースまではゴールまで一直線のパワー系FWだったが、
ユースに入って前田俊介に出会うとこれに心酔、
彼のテクニックを積極的に取り入れるようになった。
今では俊介そのまんまのフェイントを駆使して相手を抜きまくる技巧派FWに。
ゴールしたときには、俊介と同じように両手の人差し指で天を指すパフォーマンス。
そこまで真似んでいい。
 個人的にはもうちょっと持ち前の圧倒的フィジカルを前面に押し出してほしい気もするが、
ユースに入ってから身長が意外と伸びなかったこともあるので、
今テクニックを徹底的に磨いておくのも悪くないか、とも思ったりする。
課題としては「運動量を上げること」だったが、
今年は積極的に前線で走り回って守備し、ボールを呼び込むようになっている。
トップチームの宮崎キャンプにも参加、
練習試合では川崎サテライト戦で師匠・俊介からのパスからゴールを挙げた。
今年一年、これを継続して、もっとグレートなFWに成長してほしい。

 やんちゃな少年だったが徐々にエースとしての責任感が出てきたようで、
今年最上級生となった彼のプレイは非常に楽しみ。
10
藤澤 典隆
(ふじさわ・のりたか)
MF  三重県・桑名市立陵成中学校出身。
 小柄で、右足でパスを出したかと思えば左足のダイレクトボレーをゴールに突き刺す、
左右両利きかと思わせるような器用なプレイヤー。
ジダン大好き人間で、随所にテクニカルなプレイを織り交ぜるクラッキ。
一つ一つのプレイが驚くほど速く、
ボールを受けた瞬間にターンしてドリブルに入ったりするので、
マーカーもなかなか対応できない。
パスも充分にためてピシッときれいに出すし、ゴール前でも落ち着き払って、
GKの届かないところへインサイドかアウトサイドで悠々流し込む。
頭脳と両脚が直接リンクしているのかと思うほど、判断が速く正確。

 そのトリッキーな才能は素晴らしいが、
やはり運動量と守備力の問題で他の選手にポジションを譲ることが多く、
似たようなタイプの1年・篠原に出番を奪われることも多かった。
今年こそ、その天賦の才を存分に発揮してほしい。
保手濱 直樹
(ほてはま・なおき)
MF  ジュニアユース出身。
 ジュニアユースではチームにリズムをもたらすレジスタで、
ユースで鍛えられたら高萩洋次郎みたいになるかな、と思っていたら、
なんか攻撃的スキルがどんどん伸びていって、
トップ下のレギュラーになってしまった。
 シンプルなさばきとキープ力に加えてルーレットを駆使した突破力も身につけ、
今年は攻撃の要として活躍する。
柏木の7番を継承していることで、ファンタジスタとしても目立ってほしい、かも。
松田 直也
(まつだ・なおや)
MF  山口県小野田市立高千帆中学校出身。
 中学ではセカンドストライカーだったが、
ユースでは粘り強い守備力を買われ、FWだけでなくサイドバックで起用される。
守備では頑張るし、オーバーラップすれば攻撃は得意なので、けっこうはまっていた。
沢田コーチ(今年からトップチームコーチに)からクロスについて積極的に学んでいたが、
夏前に靱帯断裂の重傷を負ってしまい、昨年はリハビリに費やすことに。
 今年に入って復帰に向けてのピッチも上がってきたようで、
プリンスリーグ中には復帰できそうな感じ。
今年こそ怪我なくアグレッシブにピッチを走り回ってほしい。
14
遊佐 克美
(ゆさ・かつみ)
MF  福島県はジェイム福島FC・U−15出身。
 トップ下のドリブラーだったが、ユースに来てボランチにコンバート。
すると圧倒的な運動量、粘りの守備でたちまち頭角を現した。
 1年のときのクラブユース選手権グループリーグ、ガンバ大阪との激闘では、
勝たなければ決勝トーナメント進出がない2−2の場面で、
「おまえのところで全部潰せ!」
とゴリさんに言われて投入され、それから中盤の底をたった一人で守りきった。
 昨年はさらに体が強くなり、中盤の潰し屋として活躍。
松田の負傷離脱を受けてサイドバックに回ったが、ここでもほぼパーフェクトな守備を見せ、
彼の対面になった選手はほとんど仕事ができなかった。

 運動量豊富、身体も強く厳しい守備ができ、さらにもともと攻撃的な選手だったので、
ドリブルやパスも上手い。
今年は主将として中盤の底に君臨、その声でチームを鼓舞していくだろう。
 トップチームの宮崎キャンプに参加。

2年生:

なまえ ポジ
ション
せつめい 背番号
内田 健太
(うちだ・けんた)
MF  三重・四日市中央FC出身。
2005ナショナルトレセンU−16メンバー。
 当初は主に中盤の底に入っていたが、次第にFWとしての起用が多くなってきた。
かつての平繁を髣髴とさせる果敢で強引なドリブルでゴール前に割り込み、
積極的にシュートを放つ。
今年に入っての練習試合ではゴール・アシストを量産し、ブレイクに期待がかかる。
レフティで、プレイスキックも担当する。
鋭く曲がるそのキックは、得点の予感を漂わす。
19
大西 昌平
(おおにし・しょうへい)
FW  サンフレッチェびんご出身。
 FW登録だが、その体躯を活かしてボランチやセンターバックもこなせるマルチ・プレイヤー。
フィジカルが強くパワーがあり、守備も攻撃もおまかせ。どこをやらせてもきっちりこなす。
今年に入ってからは右サイドバック、センターバックが多め?
このまま総合的にレベルを上げていけば、チームの要にもなりうる存在。
20
兼田 亜季重
(かねだ・あきしげ)
GK  ジュニアユース出身。
U−15日本代表候補、2005ナショナルトレセンU−16メンバー。
 182cmの長身GKで、03年のナイキプレミアカップでは、
全国大会準決勝のガンバジュニアユース戦、
そして決勝のヴェルディジュニアユース戦での連続PK戦を制し、
チームに栄冠をもたらした。
 身長だけでなく存在感もけっこうあり、彼がゴール前で両腕を広げれば、
心なしかゴールが狭く見える。
昨年後半からは第2GKの座を得たが、
今年は先輩・金山と後輩・原との熾烈な守護神争いに。
切磋琢磨して、さらに伸びてほしい。
16
金田 浩明
(かねだ・ひろあき)
FW  山口県・アミザージFC出身。
 長身だが、サイド突破を得意とするドリブラー。
当初は右サイドに入ることが多かったが、最近はボランチにコンバートされたっぽい。
ドリブラーをボランチコンバートというと、遊佐と同じルートをたどっている?
さらに運動量を上げてボールに積極的に関わっていけるように。
 プレイスキックも得意とし、CKでは直線的に伸びていく鋭いキックを蹴る。
15
小西 和樹
(こにし・かずき)
MF  サンフレッチェびんご出身。
2005ナショナルトレセンU−16メンバー。
 上がり目のボランチといったタイプで、中盤で走り回ってボールを追い、
ボールを受けると効果的にさばいてオーバーラップ、次のタッチでラストパスを出す。
そのスマートでクレバーなプレイぶりは、先輩の纉c慎一朗を髣髴とさせる。
 春先の練習試合では二列目右サイドに入り、
攻撃的なプレイと積極的なミドルシュートで大きくアピールしている。
派手ではないが、チームに必要なタイプのプレイヤー。
ゴールパフォーマンスは派手だけど。
22
佐藤 拓
(さとう・たく)
DF  青森県・リベロ津軽SC・U−15出身。
2005ナショナルトレセンU−16メンバー。
 はるばる青森からセレクションを受けに来て見事合格、ユース入りを決めた、根性ある男。
カバーリング能力に長け、タックルもきれいにボールを射抜くスマートなDF。
小兵ながら抜群の読みで見事にゴール前を守り、
また、ボランチ、サイドバックとしてもなかなかのプレイを見せている。
今のところ、センターバックのレギュラーで起用されるようだ。
篠原 聖
(しのはら・しょう)
MF  安芸FC・U−15出身。
2005ナショナルトレセンU−16メンバー。
 柏木を思わせる華麗なドリブルとパスを武器とする。
相手に囲まれても足元でキープするテクニックもあり、個人でフィニッシュまでもっていける。
典型的なトップ下の選手だったが、
中盤でバランスを取ることを覚え、ボランチとして機能するようになってきた。
中盤より前ならどこでもこなすマルチな才能を身につけていよいよ柏木っぽくなり、
今年はレギュラー奪取なるか?
13
中野 裕太
(なかの・ゆうた)
FW  愛知県・知多SC出身。
U−16日本代表、2005ナショナルトレセンU−16メンバー。
東海からやってきた恐るべき長身ストライカー。
 昨年は1年生ながらセンターFWのポジションを確保、
高円宮杯やサハラカップでは堂々のレギュラーとして活躍、
鹿実を打ち倒すゴール、ヴェルディに追いすがる追撃弾など、重要なゴールを次々決めた。
 長身だが、ポストプレイヤーではなく純然たるストライカー。
鮮やかなトラップから前を向くとPA付近からは躊躇なく勝負を仕掛け、
するするっと相手の急所に入り一撃で仕留める。
マカーイみたいなプレイヤーになるかなと思ったが、
最近ではベルカンプみたいになるかもしれん、と思っている。

 トップの宮崎キャンプに参加。
山根 佑介
(やまね・ゆうすけ)
DF  ジュニアユース出身。
2005ナショナルトレセンU−16メンバー。
 一昨年の全広島決勝・広経大戦ではジュニアユースから駆り出され左サイドバックとして先発。
対面は県内屈指のサイドアタッカー・安永だったが、
延長戦にいたるまでこれに必死で食い下がる粘り強い守備を披露した。
 守備能力が高く、さらにドリブル、クロスの質も高い、これぞサイドバックというプレイヤー。
ジュニアユース時代はセンターバックもこなし、またやれと言われればボランチもできるだろう。
高柳一誠を越えるタレントになれるか、どうか。
 
 昨年はプリンスで出場機会を得ていたが、その後左サイドバックは遊佐が担当。
本人もやや伸び悩んだ模様。
だが、今年はAチームでの起用が多く、飛躍が期待される。
松田が復帰してくるが、負けないように切磋琢磨してほしい。
12
横竹 翔
(よこたけ・つばさ)
FW/
MF/
DF
 ジュニアユース出身。
U−16日本代表。2005ナショナルトレセンU−16メンバー。
 中3のころから三矢寮に入ってユースの先輩たちとともに練習。
そしてJユースカップでは普通にベンチに入り、普通に途中出場。
ガンバユース相手にしっかりとポストプレイをこなすその姿は頼もしかった。
 昨年当初からFWとしてはすでにセンターFWとして周囲と抜群の連携を誇り、
絶妙のキープ、ポストで攻撃をリード。いきなりプリンスリーグ中国得点王に輝いた。
 だが、DF田中尚がリハビリ中だったためセンターバックに入り、
そこでも無難なプレイ
それからはFWやったりトップ下やったりボランチやったりセンターバックやったり、
たまにサイドバックやったりと、
そのユーティリティーさを遺憾なく発揮。
高円宮杯からはほぼセンターバックに固定され、
ツボを押さえた心憎いまでの守備を見せるようになってきた。
今では立派なセンターバック。
 やれと言われりゃどこだってハイレベルにこなしてみせる必殺仕事人、
今年のポジションははたしてどこだ!いやホントに。どうなんですかゴリさん。
今のところはボランチのようだが・・・
トップからも「早くポジション決めろ」とせっつかれているとか。

 トップの宮崎キャンプにも参加。
そこでの取材では「FWをやりたい」とコメントしていて、ちと安心。
横竹を中心に中野・平繁、のスリートップを見てみたいが・・・
11



1年生:

なまえ ポジ
ション
せつめい 背番号
池田 康平
(いけだ・こうへい)
MF  岡山県・アヴァンサールFC出身。
2005年ナショナルトレセンU−14。
粘り強い守備でボールを奪って展開するボランチだが、
その守備センスを活かしてセンターバックとしても優れた才能を見せる。
試合中にはよく声を出してチームメイトを仕切る、槙野的性格らしい。
26
板倉 大地
(いたくら・だいち)
FW  サンフレッチェくにびきジュニアユースFCより昇格。
 スピードのあるストライカーで、相手の裏を突いて突破、ゴールするのがスタイル。
そう長身ではないが体が強く、少々体を寄せられてもビクともせずに突っ走る。
やや宮原と似たタイプだが、そのためか宮原との息はぴったりで、
練習試合ではこの二人のコンビで敵陣を切り崩すシーンも多かった。
典型的な「点取り屋」なので、見ていて気持ちがいい。
28
植木 誠也
(うえき・せいや)
MF  サンフレッチェびんごジュニアユースFCより昇格。
2005年ナショナルトレセンU−14。
 テクニックに優れたアタッカーで、ちょうど1年のころの藤澤を髣髴とさせる。
その創意にあふれたドリブルは必見。
プレイスキックも得意で、昨年のクラブユース選手権ではFKでのゴールも決めている。
ただ、ユースではサイドバックとしてのプレイが多くなりそう?
27
岡本 知剛
(おかもと・ともたか)
MF  サンフレッチェびんごジュニアユースFCより昇格。
U−15日本代表、2005年ナショナルトレセンU−14。
 一昨年はJFAストライカーキャンプメンバーに選ばれたことからもわかるように
FWとして活躍していたが(中盤には小西がいたから、とのこと)、
昨年はそのキープ力と展開力を活かすべく本来の中盤でプレイ、
さらにU−15日本代表ではそのフィジカルとビルドアップ能力を買われ、
センターバックのレギュラーとしてAFC・U−17選手権予選突破に貢献。
横竹にも劣らぬユーティリティーさを誇る。
いったいユースではどのポジションを担当するのか。
個人的には二列目をっ・・・!
 昨年から三矢寮に入ってユース生とともに練習しており、
先輩たちとの連携は問題ない。
すでにAチームで堂々たるプレイを見せており、今年どこまで伸びるか楽しみ。

 彼の名前は「ともたけ」と読みそうになってしまうけど、
「ともたか」
なので、お間違えなく。
23
沖田 勇樹
(おきた・ゆうき)
MF  サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースより昇格。
2005年ナショナルトレセンU−14、同U−16。
 正確なボールタッチと豊富な運動量で中盤を支える。
24
佐伯 尚平
(さえき・しょうへい)
DF  西条市立北中学校出身。
U−15日本代表。2005年ナショナルトレセンU−14。
 昨年はAFC・U−17選手権予選メンバーに選ばれながらも負傷で出場ならず。
177cm70kgという堂々たる体格で、レフティ。
守備能力だけでなく、攻撃的センスにも可能性を感じさせるプレイヤー。
左サイド深い位置から対面の右サイド最前線へと正確に通すロングフィードは絶品。
左サイドバック、もしくは左サイドハーフとしての起用になりそう。
35
原 裕太郎
(はら・ゆうたろう)
GK  サンフレッチェくにびきジュニアユースFCより昇格。
U−15日本代表候補。2005年ナショナルトレセンU−14。
 長身で、よく通る太い声が印象的なGK。
昨年から三矢寮に入り、ユースの面々とともに練習していた。
 昨年後半に肩の手術(脱臼防止のための)を行っており、
今年に入ってようやくボールを使った練習を始め、練習試合で復帰。
先輩二人とのポジション争いとなるが、遠慮は無用。ガンガンいってほしい。
21
不老 祐介
(ふろう・ゆうすけ)
FW  長崎ドリームFC出身。
2005年U−15日本代表候補。
 177cmの長身FW。昨年はU−15日本代表候補に選出され、
ウズベキスタン戦で2ゴールを挙げるなどの活躍を見せている。
「広島のY.S.フロー」となるよう頑張ってほしい。
 長身でヘッドが強いが「電柱」ではなく、運動量もあって俊敏。
裏を取る能力もありドリブルも得意、サイドに流れて前線での組み立てもでき、
FWとしてオールラウンドな能力を持つ。
34
松林 徹
(まつばやし・とおる)
MF  名古屋FC出身。
2005年ナショナルトレセンU−14。
 昨年は背番号9をつけて名古屋FCのエースとして活躍、
クラセンや高円宮杯ではゴールを量産していた。
しかし、ユースでは今のところセンターバックとしてのプレイしかないので、
DFにコンバートされたのだろうか。
まだ線が細いものの長身でフィジカルが強く、カバーリングが上手い。
ビルドアップにはまだ拙い面があるが、これからどう育つか。
30
宮原 大輔
(みやはら・だいすけ)
FW  サンフレッチェ広島F.Cジュニアユースより昇格。
2005年ナショナルトレセンU−16。
 一昨年はジュニアユースのU−14チームの得点源としてナイキカップ準優勝に貢献し、
昨年はジュニアユースのエースとして活躍、
12月の高円宮杯では10ゴールを挙げる目覚ましい働きで3位入賞の原動力に。
裏へ鋭く抜け出す感覚に優れ、またキレのあるドリブルを持つ。
将来のエースとして、今年から積極的にレギュラーを狙っていってほしい。
25
宮本 将
(みやもと・しょう)
DF  サンフレッチェみろくの里ジュニアユースFCより昇格。
2005年ナショナルトレセンU−16。
 182cmの長身DF。一対一に強いだけでなく、前線に正確なフィードを次々通す。
レギュラー争いに食い込んでくるであろうストッパー。
攻撃サッカーにはビルドアップのできるDFが不可欠なだけに、
今年から積極的に頑張ってほしいところ。
32
安武 亮
(やすたけ・りょう)
MF  長崎ドリームFC出身。
 しなやかでキレのあるドリブルをもつ、右サイドのアタッカー。
サイドを切り裂くだけでなく、積極的に中へと切れ込む動きも得意とし、
フリーの場合はどんどんゴール前に飛び込んでくるなど、
得点への意識も高い。
29



現状(2月現在)のベストメンバー。

10平繁 9中野
8藤澤 7保手濱
6遊佐 11横竹
12山根 5佐藤 4田中 3野田
1金山

今年は1年も凄いから、ここからどうなるか予想もつかん。