広島三矢組若衆名簿2004


2004年若衆名簿。
誤りが多いだろうことは承知の上。



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3年生:

なまえ ポジ
ション
せつめい 背番号
大屋 翼
(おおや・つばさ)
MF  ジュニアユース出身。元U−15日本代表。
 DF、MFともにこなせる大型選手。
正確な散らしとプレイスキックを持ち味とするボランチ。
 高萩が抜け、ユースからワイドな展開が失われたが、
長いパスを得意とする彼がレギュラーを確保してくれればその心配も減る。
守備がやや淡白な印象があるので、集中力を高めてプレイしたい。

 関西大へ進学。
13
栗崎 和也
(くりさき・かずや)
GK  鳥取西中出身。
 長身で長い手足を持ち、優れたセービングを見せる。
同級生のU−17日本代表・佐藤昭大の陰に隠れがちだが、総合力は高い。
昨年5月のもみじカップでは、Bチームの人数不足のためDFやFWに入り、
守っては無失点に貢献、攻めてはゴールゲットと獅子奮迅の活躍をしたことからも
それがわかる・・・かな?
キックがちょっと弱点だが、サンフのGKはだいたいそうだから気にするな。

 今年は昭大がトップチームに駆り出されることが多いと思われるので、
彼がゴール前を守る姿も多く観られると思う。
ルックスもプレイスタイルもなかなかカッコイイんで、要チェック。

 阪南大へ進学。
21
纉c 慎一朗
(くわだ・しんいちろう)
MF  サンフレッチェみろくの里出身。
みろくの里ではFWだったが、
ユースではボランチ、もしくはトップ下としてボールをさばき、飛び出してゴールを窺う。
フィジカルが強くキープ力があり、パス精度も高く、
スペースへの飛び出しは呆れるほど大胆で巧い。
まさに敵陣を突き崩す破城槌。
ボランチにあっては確実なキープと散らしを行い攻撃にペースを呼び込む、
一人二役の中盤のキーマンだ。

 トップチームのキャンプにも帯同、溌剌とした動きで首脳陣の評価を上げた。
出場選手登録はされなかったが、入替え登録もあるかもしれない。

彼の姓は「くわた」ではなく「くわだ」と読むので、そこんとこ注意。

 トップ昇格。
11
佐藤 将
(さとう・まさる)
FW  福島県・富岡一中出身。高萩と同じく、福島のJヴィレッジサッカースクール出身。
 スピードあるアタッカー。
昨年当初は負傷中で、サンフユース機関紙「ユースウィークリー」編集長を務めていたが、
その座を黒飛に譲って復帰すると、早速試合出場。
全日本ユースではゴールも記録し、同僚・高萩のあとを追う。
スピードと突破力を備えるので、吉村の後継者として左サイドバックを務めることになるか。

 立命館大へ進学。
佐藤 昭大
(さとう・あきひろ)
GK  朝日中出身。U−17日本代表。
 身長も伸び、威圧感もアップしたユースの守護神。今季はキャプテンを務める。
基本技術の高さと的確なコーチング、そして積極的な飛び出しが光る。
彼がGKにいれば、弱いチームでも強豪相手にかなり守れそうな気がする、
それくらい彼のコーチングは矢継ぎ早で精妙。一度聴いてみる事をおすすめする!

 身体能力も高く、昨年は吉田高校のマラソン大会で優勝し、
今年はキャンプのサイクリングで筑波山3km自転車登山タイムトライアルで
ぶっちぎりの24分台を出し1位の記録。

 昨年はトップチームのキャンプに帯同し、出場選手登録される。
今年もキャンプ帯同し昨年に続き出場選手登録。
ひょっとするとサブGKとしてトップのベンチに座ったりするかもしれない。

 トップ昇格。
高柳 一誠
(たかやなぎ・いっせい)
DF  ジュニアユース出身。
 センターバック、サイドバック、さらにボランチいずれも高いレベルでこなし、
U−19日本代表でもレギュラークラスで活躍する守備のスペシャリスト。
確実な守備、そして機を見て攻め上がり、ゴールを奪う。
その攻守の判断、バランス感覚は秀逸。まさに「安芸のコンピューター」

昨年は高萩とともにトップチームのキャンプに帯同し、出場選手登録される。
今年もキャンプ帯同が決定しており、当然のように出場選手登録。
さらに今期中のプロ契約も噂されている。

 トップ昇格。
田中 祐樹
(たなか・ゆうき)
MF  防府市立桑山中出身。
 中盤のオールラウンドプレイヤー。
もともとはサイドのプレイヤーみたいだけれど、センターもOK。
軽快なボール捌きから次々にパスを繰り出してチャンスを作る、
サンフにはあんまりいないゲームメーカー・タイプ。

 昨年は、纉cがトップ下を確保すると右FWとして出場するようになった。
シャープなキレのあるテクニックを持ち、サイドからチャンスを作り、またゴールを狙う。

 桃山学院大へ進学。
冨成 慎司
(とみなり・しんじ)
FW  岐阜県・伊奈波中出身。
 通称トミー。長身を活かしたキープ、ポストプレイを見せ、
さらにトップ下としてパスをさばくこともできる器用な選手。
思い切りよく放たれるミドルシュートはかなりの精度で枠を捉える。
今年はセンターFWの一番手として期待がかかる。
馬屋原と田村を足して2で割りもう少し柔軟にしたようなプレイヤーなので、
もう少し強靭さとゴールへ向かう迫力を身につけてほしい。

 福岡大へ進学。
藤井 大輔
(ふじい・だいすけ)
DF  吹田市立千里丘中出身。
 長身でフィジカルが強いストッパー。フィード精度も高い。
天皇杯一回戦では闘莉王相手に奮闘。セットプレイでは必死に競り合い、
ついに彼にゴールを許さなかった。
そのタイトなマークは、闘莉王がついかっとなってヒジ打ちを入れてしまったほど。
 かなり生真面目な性格で、
大きなミスをするとパニックに入っちゃったりすることがある。
でも責任感があるのはいいことだ。みんなでフォローしろ!

 試合終了後、応援してくれたサポーターがいるとみんなを促して真っ先に挨拶に来てくれる、
義理堅いナイスガイ。

 アルビレックス新潟へ加入。
前田 俊介
(まえだ・しゅんすけ)
FW  奈良のドリブラー処、高田FC出身のレフティ。
U−19日本代表。
得点能力が高く、さらにプレイスキックも蹴れる、攻撃ならお任せ的プレイヤー。
関西育ちで性格は奔放、ムードメーカー的存在(お笑い系)である。

 何といってもウリはドリブル。
中盤でボールを持ち、ドリブルでスルスルと相手をかわしてあれよあれよとPAに侵入し、
左足でズドンとゴールに突き刺すプレイは彼の真骨頂。
取られそうで決して取られないその魔法のようなドリブルは、
たとえるなら「ラオウの懐に飛び込む雲のジュウザ」のような雰囲気をかもし出す。
また、思考も独創的で、常にトリッキーなパス出しやスルーを心がけており、
彼の繰り出すプレイに観る者はみな驚嘆する。

 昨年は左腕骨折でクラブユース選手権、高円宮杯を棒に振ったが、
Jユースカップグループリーグ終盤で復帰すると、
そこから6試合連続の9ゴールで一気に大会得点王の座を射止めた。
Jユースカップ準決勝の「ノートラップランニングボレー隼シュート」や、
決勝戦での西山ゴールアシストやループシュートにはスタンド、騒然。
ファンタジスタっぷりを遺憾なく発揮した。グレート!

 視野が広く、GKが前へ出ていたらセンターサークル内からでも超ロングループを放ってくる。
ポジション柄普段は出すことがないが、ミドルパスやロングフィードの精度も抜群。
好きな選手はダヴォル・シュケル。ほんとかどうか解らないけど。

 昨年に続き、トップチームのキャンプに帯同、出場選手登録される。

 トップ昇格。
10
森脇 良太
(もりわき・りょうた)
DF  サンフレッチェびんご出身。
 びんごでは10番をつける堂々のエースだったが、
その高いフィジカル能力を活かしてユースでは右サイドバックをつとめる。
体躯を活かした強引な守備、そして重戦車ドリブル突破と正確なクロス、
切り込んでのシュートと見所満載。
また、セットプレイ時の得点感覚が抜群で、たびたびゴールを陥れる。
試合状況によりセンターバック、FWをやらせても無難にこなし、
今年はボランチで起用されることもありそうで、
なんだかすごく器用なヤツ!意外だけど。
 昨年はセンターバックとしてサテライトに出たこともある。

 その右サイドバックとしては特異なプレイスタイル、
そしてその愛すべき人となりで意外と人気があり、隠れファンも多い。
ひそかにトップ昇格を期待する者も多く(わしも)
今年のキャンプ帯同決定はそれに大いに期待を持たせてくれる。
そして出場選手登録!チャンスをつかめ。

 こういういいキャラではあるが、
時々なぜか試合に出てこない(出られない)ことがあるので、
なるべく全試合出場できるように頑張ってほしい。

 トップ昇格。
14

2年生:

なまえ ポジ
ション
せつめい 背番号
柏木 陽介
(かしわぎ・ようすけ)
MF  兵庫県・御津中出身。
左利きのエレガントなアタッカー、サンフユースの王子様。
服部公太のような、緩やかだがピンポイントのプレイスキックを持つ。
華麗なテクニックを持ち、トップ下、またはボランチの位置から自在なパス供給、
さらにゴール前に飛び出して積極的にゴールを狙う。
 今年はレギュラーの座を射止め、トップ下、あるいはボランチに君臨するはずだ。
木原 正和
(きはら・まさかず)
FW  防府市立桑山中出身。田中祐樹の後輩になる。元U−15日本代表候補。
 小柄だが、テクニックとスピードを生かした突破で一気に最終ラインを突き破る、
弾丸系FW。ゴールを目指すその突破には誰もがワクワクするはずだ。
Jでは田中達也を目標とするアタッカー、西山の後継者として早くも貫禄充分!

 結構ノリのよさそうな性格で、チームのムードメーカーにもなりそう。
15
佐久間 達行
(さくま・たつゆき)
GK  ジュニアユースより昇格。
判断力の高いGK。コーチングも的確で、
一昨年はJFAの「U−18・U−15GKトレーニングキャンプ」にも参加した。

アンパンマン2号。
16
中山 修志
(なかやま・しゅうじ)
DF  ジュニアユースより昇格。
 ジュニアユースでは「リトル俺王」。前線でボールを持ったらもう誰にも渡さず、
一気にゴール前まで持って行き、ゴール前フリーの選手がいようがそのままシュート!!
と思えば鮮やかなパスを放ってゴールを演出したりの奔放なプレイヤーだった。
 ユースではそのフィジカルを活かして右サイドバックを任される。
攻撃力はあるので、守備力がつけば面白い存在になりそう。

 とにかく奔放な「やんちゃ坊主」で、憎めない性格。ユースのマスコット的存在?
その豪快な顔立ち(吉田幸生系)からわかるとおりの個性派アタッカー。
そのプレイの質はかなりピーキーだが、いろいろな意味で必見のプレイヤーといえよう。
17
福本 尚純
(ふくもと・なおよし)
MF  岡山県・玉野FC出身。元U−15日本代表候補。
 堂々たるフィジカルを備えたプレイヤーで、ボランチ、センターバックを主に務める。
ドリブル突破に正確なパスと攻撃力も兼ね備え、プレイスキックも蹴ることができるようだ。
センターバックは槙野と藤井が中心となりそうなので、
翼らとボランチの座を争うことになりそう。
12
古本 透
(ふるもと・とおる)
DF  サンフレッチェびんごより昇格。
 びんごでは10番をつける右ウイングバックだった。
右サイドよりドリブル、パスでゲームを構築し、さらにフィニッシュにも絡む、
右サイドの創造主(クリエイター)。
ちょっと大げさだけど、
デポルティーボ・ラ・コルーニャのフランの右サイド版、な感じだった。
 今年は森脇の存在もあり、左サイドバックを担当することになるかも。
槇野 智章
(まきの・ともあき)
DF  ジュニアユースより昇格。
 ディフェンスラインの統率者。守備範囲も広く、時に攻撃参加も見せる、リベロタイプのプレイヤー。
と書くと沈着冷静そうだが、
自分がゴールを決めたわけでもないのにPK決めたベッカムのパフォーマンスを見せるなど、
実は結構ノリのいい男。
 今年は藤井と共に最終ラインを守ることとなる。

1年生:

オフィシャルイヤーブックにも掲載されたし、もういっか。

なまえ ポジ
ション
せつめい 背番号
植野 雄大郎
(うえの・ゆうたろう)
MF  ジュニアユースより昇格。2003ナショナルトレセンU−16メンバー。
 左サイドアタッカーで、スピードとキレのあるドリブルを持つ。
ボールを持つとぎゅんぎゅん上がっていきます。
FWもできるし、フィジカルも結構強いのでDFもこなせるマルチな面あり。
ジュニアユースでは平繁に続く期待株。
ユースでは左サイドバックを担当することになるか。
トップチームはサイドアタッカー不足なので、服部の後継者になるべく精進してほしい。
 愛称は「ハナ」。
22
江本 正敏
(えもと・まさとし)
FW  山口県小野田市立高千帆中学校出身。2003ナショナルトレセンU−16メンバー。
 昨年の全国中学校サッカー大会でベスト8に進出した高千帆中のエースストライカー。
長身で、安定したポストプレイを見せる一方、サイドに流れてのドリブル突破も見せる。
その大きなストライドのドリブルはちょっぴり久保竜彦を想起させる、かも。
 練習試合で骨折し不運なスタートとなったが、ゆっくり治してリスタートだ。
24
金山 隼樹
(かなやま・じゅんき)
GK  島根県平田市立平田中学校出身。
 長身でがっちりした体格の、たとえるなら林卓人系ゴールキーパー。
まだまだ勉強することは多そうだけど、
肉体的には充分恵まれている。どこまで経験を積んで伸びることができるか?
16(仮)
熊谷 政哉
(くまがい・まさや)
DF  宮城県は仙台市立鶴が丘中学校出身。2003ナショナルトレセンU−16メンバー。
 西山が去ったあとやってきた宮城県出身プレイヤー。
長身でフィジカルが強く、落ち着いたプレイを見せるセンターバック。
マユ毛がビシっと決まっているナイス・ガイ。
27
田中 尚
(たなか・たかし)
DF  ジュニアユースより昇格。
 空中戦に強く、堅実な守りで後ろを固め、またセットプレイからゴールを狙うセンターバック。
昨年末の高円宮杯で脱臼しそのリハビリで出遅れたが、巻き返せ。
28
野田 明弘
(のだ・あきひろ)
MF  長崎レインボーFC出身。2003ナショナルトレセンU−16メンバー。
元U−15日本代表、U−16日本代表候補。
 精度の高い右足を駆使し長短のパスを繰り出してゲームを構築、
またプレイスキックも担当する。
国見とサンフ、どっちに入るのか?と注目だった彼の選択はサンフ。
今のところBチームのトップ下を担当しているが、彼の長いパスを生かすにはボランチが良いか。
クレバーな選手みたいだからどちらでもOKだと思うけど・・・
まずはしっかりと体をつくろう。
18
平繁 龍一
(ひらしげ・りゅういち)
FW  ジュニアユースより昇格。2003ナショナルトレセンU−16メンバー。
元U−15日本代表、U−16日本代表候補。
 ジュニア時代に、
ホームゲームの前座で行われていたフォリアカップで反則的な強さを見せて以来、
サポーターが長らく待ち望んでいた「モンスター」平繁がようやくユースに上がってきた。
その反則的なフィジカル、キープ力は健在。
すでに国見のレギュラー選手ともタメを張れるほどだ。
昨年は吉田中学に転校、三矢寮に入寮してユースの先輩とともに練習を積み、
周囲を生かすことのできる万能アタッカーに成長した。ボランチもできます。
先輩には優れたアタッカーが多いが、レギュラーポジションを奪えるか?
19
藤澤 典隆
(ふじさわ・のりたか)
MF  三重県・桑名市立陵成中学校出身。2003ナショナルトレセンU−16メンバー。
 小柄で、右足でパスを出したかと思えば左足のダイレクトボレーをゴールに突き刺す、
左右両利きかと思わせるような器用なプレイヤー。
ジダン大好き人間で、随所にテクニカルなプレイを織り交ぜるクラッキ。
一対一になったらすかさずマルセイユ・ルーレットを仕掛けようとする癖がある。
 こういうスタイルのプレイヤーの常として、
中盤にいるときはともかく前線にいるとすぐにステルスしてしまうので、
(ボールくれくれタイプ)
オフザボールの動きを磨くのが今年の宿題。
これをクリアできれば、前田俊介の後継者となるだろう。
26
保手濱 直樹
(ほてはま・なおき)
MF  ジュニアユースより昇格。
 読みの鋭い飛び出しでボールを奪い、すぐさま展開するボランチ。
ダイレクトプレイも得意とし、たとえれば「リトル高萩」という雰囲気。
中盤の底からチームにリズムをもたらすレジスタだ。
 前田和之・高萩洋次郎というチームの軸がいっぺんに抜けた今、
早いうちからのポジション獲得もあるかも?
23
松田 直也
(まつだ・なおや)
MF  山口県小野田市立高千帆中学校出身。2003ナショナルトレセンU−16メンバー。
 昨年の全国中学校サッカー大会ベスト8に進出に貢献。
MFだがセカンドストライカーという役割で、
目標とするハビエル・サビオラのごとく、
スペースへの飛込みからアイデアとテクニックでゴールを狙う。
 もちろんFWもできるしサイドバックもOK。
センターバックに回されても無難にこなしてしまう球際の強さを持つ。
小柄ながら、器用で力強い選手だ。
20
遊佐 克美
(ゆさ・かつみ)
MF  福島県はジェイム福島FC・U−15出身。2003ナショナルトレセンU−16メンバー。
元U−15日本代表候補、U−16日本代表候補。
 パブロ・アイマール好きなトップ下ドリブラーだが、
今のところはボランチやサイドバックを担当。
しかし堅実な守備にパス出しと、立派に務めていた。
練習試合の国見戦にAチームの一員として出場し、期待も高い。
福島県出身のトップチームの先輩・茂木や高萩を目標に頑張れ。
25

上記の選手達のほかに、
今年はジュニアユース3年の横竹翔くんが三矢寮に入寮し、
彼らと一緒に一年間汗を流すことと相成った。



ベストメンバー?

9富成
10俊介 15木原
7柏木
6一誠 11纉c
5佐藤将 4藤井 3槙野 14森脇
1佐藤昭