広島三矢組若衆名簿


2002年若衆名簿。
誤りが多いだろうことは承知の上。

今年は傘下のジュニアユースクラブの精鋭のほか日本各地から有望な人材をスカウト。
U−16日本代表に4人、U−17日本代表に2人を送り出すなど、
ずいぶんと選手層が厚くなった。


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学年 なまえ ポジション せつめい 天皇杯用
背番号
牛見 泰三 MF トップ下もしくはボランチを務める。
2列目から鋭い飛び出しでサイドを破り、またゴールを窺う。

大阪学院大へ進学。
15
大野 史裕 FW ドリブラー。サイドからの突破は鮮やか。クロスの精度をもっと上げられれば。
今年は右サイドバックを担当するが、意外とポジショニングがよく一対一にも強い。
オーバーラップもタイミングがよく、目立たないながらチームへの貢献度は高い。

福岡大へ進学。
11
沖本 尚之 MF 守備的MFの位置にいるが、卓越した技術で攻撃陣をあやつるゲームメーカー。
好機はたいてい彼を経由して演出される。
細やかなボールタッチに正確なパス、時折見せるトリッキーなプレイと、見ていて楽しい。
FK、CKもすべて蹴る、攻撃の要。威力とキレを兼ね備えた正確無比のプレイスキックは必見だ!
どれくらい凄いかというと、あまりにも切れ味鋭いので敵だけでなく味方もさわれない!
もっと運動量が上がれば、トップチーム入りも十分ありうる。
元U−15代表。

アビスパ福岡加入。
金澤 慶一 DF FWから右サイドバックにコンバートされたが、今年はFWも兼任か。

近畿大へ進学。
川本 隼也 DF 元U−15代表のストッパー。クレバーなプレイが持ち味。

広島経済大へ進学。
木村 龍朗 FW ドリブルもできるし、中央でボールもさばける、前線のオールラウンダー。
昨年の日本クラブユース選手権では、ハットトリックを含む5試合で7ゴールの大活躍。3位入賞に貢献した。
今年は、宮崎キャンプにユースの選手として初の帯同、さらに英国短期留学で一皮向けたか、
堂々のエースとして君臨。天皇杯県予選では総得点15点のうち10点をマークした。
今季のトップチーム昇格一番手と目されている。
その「水もしたたる」系な美貌にファンも多い。

トップ昇格。
寄井 憲 DF 身長181cmの長身センターバック。春先の練習ではトップチームの練習にも参加し、
期待の高さをうかがわせる。
一対一は抜群に強いが、フィードにやや難ありなので、そこが修正できれば、トップに行けるかも?

阪南大へ進学。
三浦 好統 DF もとは中盤サイドのプレイヤーだが、左サイドバックをつとめる。
攻撃時の威力は素晴らしいが、さすがにもと中盤だけあって守備はちょっと苦手なようだ。 
14
李原 裕太 DF 俊足を誇るDF。

関西外国語大へ進学。
17
馬屋原 佳明 FW U−17日本代表に名を連ねる、ユース期待のFW。
いかにもセンターFW、といった感じで、長身を活かしてやわらかいポストワークを見せる。
ポストをすることが多くシュートに行くことはあまりないが、時折見せるシュートは破壊力抜群。
もっと撃て!
10
黒飛 泰洋 FW  
児玉 慎二 MF 中盤の底を預かる守備的MF。フィジカルに優れ、ボールを奪いまくる。
トップ下も務めることがあり、その場合は中盤でボールキープし、
ポストプレイで左右にボールをはたくのが仕事となる。
18
田坂 祐介 MF パワフルかつ繊細なドリブル突破が魅力的なアタッカー。
サイドバックや中盤やセンターFWなどいろいろ試されていたが、中盤サイドがいちばん性にあっているか?
U−17日本代表に選ばれてもおかしくないポテンシャルを持っている。
田村 祐基 FW 鋭い飛び出しからゴールを窺うストライカー。
運動量も豊富で、前線からの守備も献身的にこなす。たとえるなら「クリーンな鈴木隆行」な感じ。
12
中野 桂介 DF 身体的にはあまり恵まれているほうではないが、
クレバーなポジショニング取りと沈着冷静なカバーリングできっちりと仕事をこなす。
ヘッドも意外と強い。
西山 貴永 FW 小柄だがスピードとテクニックを兼ね備えた驚異のドリブルを持つ。
通常左サイドだが右サイドもこなし、タテに抜けたり中へ切り込んだり変幻自在。
レフティながら右足もかなり使えるため、はたから見ていても次の挙動が読みづらい。
さらに辺りがかなり見えており、常に「パスかドリブルか」の選択肢を残しつつ次のプレイへとつなげて行く。
よって彼がドリブルを始めると手詰まりにならず、高い確率でボールがゴール前に運ばれる。
20
前田 和之 MF サイドに流れてからのクロスに冴えを見せる攻撃的MFだったが、
今年からはボランチに挑戦中。「第二のカズ」になれるか。
シンプルなボールさばきと確実なつなぎで、攻撃にリズムをもたらす。おお、森崎カズを彷彿とさせるな。
13
松岡 宏樹 GK 184cmと、チーム一の長身の正GK。昨年はサテライトの控えによく駆り出されていた。
セーブ能力は高く、キックも正確。あとはゴール前での競り合いの機微を覚えることか。
吉村 修平 FW U−17日本代表に名を連ねる左サイドのアタッカー。
タテへ抜けるスピードはかなり速い。スピードだけならチーム一と言っていいだろう。
うかつにスペースを空けると、一気にPAまでボールを持っていってしまう。
大屋 翼 MF サンフジュニアユースより昇格。元U−15日本代表。
U−15ではDF登録だった。
26
栗崎 和也 GK 鳥取西中出身。
→関連記事(2001.10.08)
21
桑田 慎一朗 FW サンフレッチェみろくの里より昇格。 28
佐藤 将 FW 福島県・富岡一中出身。高萩と同じく、福島のJヴィレッジサッカースクール出身。
スピードあるアタッカー。
25
佐藤 昭大 GK 朝日中出身。U−16日本代表。
長身で、威圧感のあるたたずまいを備えている。
16
高萩 洋次郎 MF いわき市立植田中出身。佐藤将と同じく福島県より。Jヴィレッジサッカースクール出身。
U−16日本代表。179pの大型ボランチで、中盤の底からゲームを構築し、
時にはドリブルで持ち上がってシュートを放つ。
→関連記事
19
高柳 一誠 MF サンフジュニアユースより昇格。U−16日本代表。大屋と同じくU−15代表ではDF登録だった。
ユースではDFでいくようだ。センターバック、サイドバックともに高いレベルでこなし、
1年ながらディフェンスの一角としてレギュラー確保。
24
田中 祐樹 MF 防府市立桑山中出身。
中盤のサイドアタッカー。プレイスキックも蹴れるようだ。
30
冨成 慎司 FW   27
藤井 大輔 DF 吹田市立千里丘中出身。
1年ながら長身でフィジカルが強く、ユースではボランチも務める。
29
前田 俊介 FW 紀州は奈良のドリブラー処、高田FC出身。U−16日本代表に常に名を連ねるFW兼攻撃的MF。
U−17アジア予選・ブルネイ戦で、攻撃的MFに入り6ゴールを挙げたように得点能力は高く、
さらにプレイスキックも蹴れる、攻撃ならお任せ的プレイヤー。
関西育ちで性格は奔放、ムードメーカー的存在(お笑い系)という噂があるが、真偽は定かでない。
 
森脇 良太 FW サンフレッチェびんごより昇格。
びんごでは10番をつける堂々のエースだった。だがその高いフィジカル能力を活かしてDFもOK。
23

基本メンバーはこんな感じか?
4−3−3ではだいたいこうか。

9木村 10馬屋原 20西山
7田坂
13前田
(和)
6沖本
24高柳 3中野 4寄井 11大野
1松岡

リザーブにはまだスピードある左サイドの仕掛け人・吉村が控えている。
フィジカルが向上し、めきめき頭角をあらわしてきた小兵ドリブラー・西山(2年)が今年の注目株。そのドリブルにわくわくせよ!
1年ながらレギュラー奪取の高柳一誠の守備力&オーバーラップも見逃せない。
もちろん、総合力の高い点取り屋・キムタツこと木村、柔軟ポストワークの馬屋原、ドリブラー田坂、プレイスキックの名手沖本ら、
昨年からのメンツの成長した姿にも要チェキ。
三浦、牛見、児玉、高萩、前田俊、藤井らも先発メンバーとして遜色なく、
選手層が結構厚くなってきている感じだ。
ただその分、メンバーを固定するのが難しいかもしれないが、
最後まで成長し続けるチームだ、ともいえる。

強化指定選手:

高木和正 MF 香川西高所属。U−19日本代表で、左サイドからの積極的な仕掛けでチャンスを作る。
プレイスキッカーでもあり、その左足から放たれるFK、CKは脅威。