広島三矢組・組員名簿2001


2001年組員名簿。
今年は去年の分耳揃えて返してもらわんとね。
私のイチ押しは、ナンバー30・こーへー。あのドリブルは必見でっせ。


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背番号 なまえ ポジション せつめい(☆は新加入)
シモ GK ゴールキーパーをやりはじめたのは高校に入ってからだが、ユース代表、アトランタ五輪代表に相次いで選出され、現在は日本代表に名を連ねる。只今千里電脚組のつづきと第3GKの座をめぐって交戦中。今年はモチヅキさんが帰って来たので、二人三脚で向上を(とくにキック)。
ボールに対する反応速度は日本ナンバーワンといっても過言ではあるまい。
シン DF 単純にヘッドの競り合いなら鹿島赤角組のアゴ田にも負けない、ハイ・タワー。昨年はFWをやった時間のほうが長かったりして。テツさんが去った今年はDFに専念することになるだろうが、その責任は今まで以上に重大となる。センターバックだけでなく、右サイドバックもつとめることになりそうだ。その場合、彼は巨体のわりにスピードもあるので、すんごい重戦車ドリブルを披露することになる。
しかし彼の場合、バックになんとなくお花畑が似合いそうな気がするのだが、どうか。
第2ステージから浦和赤面金剛会へレンタル移籍。
パシ DF ポパに代わって入ってきたウズベキスタン代表DF。
一見凶悪そうな顔立ちだが、クレバーで寡黙。守備陣を一気に建て直し、各誌でも高評価を連発。
広島での初お目見えとなった市原戦ではチェ・ヨンスを抑え込んでサポーターの支持をあっという間にゲット。
来日早々JOMO杯の外国籍選手選抜にも選抜された。
大柄だが瞬発力を兼ね備え、危険な場所にいち早く入り込んでボールをカットしまくる。時折オーバーラップかましてシュートを撃つことも。
ただ、頭が薄いことを気にしていて、ヘッドを嫌がるらしい。
さわけん MF 学生とJリーガーと、二つの顔を持つコラムニスト(あ、順番違った?)。昨年も右サイドをひとりで守り切り、攻撃でも、ホームの横浜戦やC大阪戦では鮮やかにゴールを決めてみせたりした。その技と闘志は衰えることを知らない。
アジアユースで一皮むけたコマとのポジション争いが今年の焦点となるか?いや、まだまだ若手には・・・
右サイドだけではなく、ボランチとしても起用されることが多い。
吉田町を車で走行中、わずか15kmオーバーでスピード違反にて捕まった。厳しい警官と思いきや、彼は、
「いや〜ヒマなんだよね〜」
ヒマとりあえず誰か捕まえたかったらしい。
みんなも吉田町を走る時には、気をつけよう。
クワ MF 一見人のよさそうなお兄さんだ(実際若手には慕われてる)が、グラサンかけるとりっぱな組の人に変わるらしい。運動量と守備能力はJ屈指。いったん走り出したら、ボールを奪うまでは止まらないぞ。これでパス精度が上がれば、和製ダーヴィッツの誕生だ(でもドーピングはしてないぞ)。運動量を要求されそうな今季よりの戦術において、チームの浮沈の鍵を握るかもしれない存在。
今年はひそかにリーグ戦初ゴールも狙っているらしい。
コマ MF ユース代表不動のサイドアタッカー。精度の高い両足を持ち、両サイドどちらでもOK。プレースキックも両足で蹴れるし、もちろん突破力もある。ミドルシュートも強烈だ。こう書くと非の打ちどころがないプレイヤーだが、容貌のわりにおとなしい性格のため、昨年はその才能が光を放つことはなかった。しかしアジアユースでアシストを量産、一回り大きくなって今季に望む。
ボーリングで負けた罰ゲームのためアジアユースでは坊主頭だったが、もう坊主にはしないらしい。ユース代表では、同じくサイド担当の石川ナオヒロと親しいらしい。
ていうか、ユース代表であれだけ活躍するのになんでクラブではおとなしいんですか。「外弁慶」ですか?あのクロスをぜひタツの頭へ〜。
オク DF ☆川崎“【建】ファサードの飾り”(伊和中辞典より)組から加入。かつては鹿島赤角組で「力の」アゴ田と組んで猛威を振るった「頭脳の」センターバック。経験・実績ともに問題なく、なにより優勝の味を知っている。テツさんが抜けてしまったのは残念だが、彼がいれば大丈夫。
本職のセンターバックだけでなく、ボランチとしても起用されそうだ。
ポイチ MF サンフの精神的支柱。昨年はベンチスタートが多かったが、出ればきっちりと仕事をしてくれるのはさすが。その守備技術、コーチングはまだまだカズやアンパンマンの及ぶところではない。若手中心になってしまったサンフをきっちりと締めてくれるでしょう。
元日本代表で、守備的MF・ディフェンシブハーフの呼称を人口に膾炙させたお方。
カズ MF 2000年新人王に輝いた、「21世紀のカズ」。ユース代表でも攻守の基点となる。彼がいないと、サンフの中盤は悲しいかなパスがぜんぜん回らないぞ。キープ力、視野の広さ、正確なパスはチームでもすでに1、2を争うといっていい。あとは当たりの強さと守備のテクニックとコーチング。これを身に付ければスーパー・セントラルMFの誕生だ。広島の“ミスター・ナンバー”8を背負い、いっそうの活躍が望まれる。
それにしても、彼ほどいろいろな注文をつけられたルーキーというのも、そうはいないと思う。ほとんどの人は天皇杯’99の大活躍で彼を「2年目」の選手と思っていたのであった。事実、日刊スポーツでは、新人王を受賞した時の記事に、「1年目の昨季は3試合しか出場できず・・・」。そんときはまだユース所属だっつーの!
コウジとは双子の兄弟で、こちらが兄。右利き。
ランニングの時の腕の動きがちょっとへんで、いい。
ビンビ MF 豪州代表。サンフに来た当初はイングランド1部リーグの疲れが抜けず、「(ミギーに続いて)またハズレか・・・」と思わせたが、第2ステージ再開後は別人のような大活躍を見せた。ボールキープ、ドリブルは安定感あって奪われることはほとんどなく、パスは実にいいところへ転がす。ボールの受け方ひとつとっても「技」を感じる。今やサンフのゲームメーカーとなったが、安心できない。彼には3つの顔がある。

1.良いビンビ(おお、この技の切れはまさにワールドクラス!)
2.悪いビンビ(まあ、上手いは上手いんだけどね・・・コウジのほうがいいんじゃ?)
3.最悪ビンビ(なにしに出てきたんだよおめーはよ!)
これらは日によって極端なので、彼が出てくるときは、みんな今日の彼が1であることを願うという。

さりげなくボバンに似ている。
10 タツ FW どうやら日本代表にも定着しつつあるエース・ストライカー。昨年は左足より右足シュートのほうが印象的で、ひょっとして利き足が変わったんではなかろうかと思ったが、天皇杯の水戸戦では、DFが詰めてくるのにわざわざ左足に持ち替えようとしていたので一安心。驚異の左足と頭に、さらに右足が加わったタツは、これまで以上に脅威だ。彼ともっとも相性のいいベンが戻ってきたことにより、モチベーションの上昇も期待できるし。
彼は、半袖では通常の能力の半分も出すことができず、すぐに死にそうになってしまうので、夏場の暑い盛りでもいつも長袖のユニフォームを着用している。ゆえに、代表でも、彼には常に長袖を支給してくれることを切に希望する。
外国はキライなので(理由のひとつは「醤油がない」)、海外移籍志向は全くない。エディ時代は恒例だったオーストラリアキャンプについても、
イヤだったでしょ」
とインタビューされると、
「はい」
と間髪入れずうなずいた。
「サカつく特大号」での彼はマジ凄いので、本物はそれを上回るゴールを、ぜひ。
11 チカラ MF 阿波が生んだシャコタン(あるいはチョロQ)・ドリブラー。キング・カズーを尊敬する。ホームでは「三本の矢」、アウェーでは「阿波踊り」と二つのパフォーマンスを使い分けるが、得点を重ねた時は、それらを順次披露していく。
今年は新技・元気丸ダンスを初お披露目。
昨年はトップで起用されることが多く、慣れない位置で苦しんだ。得点も少なく、阿波踊りをちょっと披露したにとどまった。今年は3トップの右でやっていくことになりそうで、サイドからドリブルで切り込んでのシュートが頻繁に見られそう。今年、彼の右45°シュートは「チカラ・ゾーン(あるいは阿波踊りゾーン)」となること期待。
彼の場合、ピッチではあんまりシャカリキにならずに、もうちょっと力を抜いて余裕を持ってプレイしたほうがいいんではないかと私は思う。
12 サポーター・ナンバーのため欠番。瓦列里内波姆尼奇(中国ではこういう表記だった)監督の意向とのことだ。粋だね、瓦列里
13 かとりゅー GK ビッグアーチにもビンビン響くその声を、すこしシモに分けてもらえんだろうかと思ってしまう。昨年は、シモの皆勤賞によってJのピッチで観衆の前にその声をお聞かせすることはできなかったが、今年はどうか。
第2ステージ、東京69組合戦でシモ退場を受け途中出場、そして次節、先発。
14 ユタカ FW 高校時代には名門・帝京の10番を背負って国立のピッチに立ち、ルーキー・イヤーには堂々の6ゴールをマークして99年の優秀新人に輝いた彼も、昨年は悩みの時を過ごした。しかし天皇杯・水戸戦のアシスト&ハーフループは、彼の復調を示していた。クレバーな動きとスマートな頭脳を持ち、献身的な動きもできる。上背はないが、タイミングのいいジャンプでヘッドも強い。99年のホーム・鹿島戦、アゴ田を向こうにまわしてのダイビング・ヘッドは痛快無比だった。それに、中盤でのハイボールの競り合いならはっきり言って久保より強いっすよ。
今年こそストライカー不足といわれつづけたサンフを救うか?
15 コウジ MF カズの双子の弟で、こちらは左利き。ライバルはそのカズということで、まさに「鏡の向こうのライバル(いつかのサッカーマガジンより借用)」といった感じ。昨年末に、アジアユースからの無理がたたって疲労骨折をしてしまったが、キャンプ中に無事復帰。練習試合でいきなりスーパープレイを見せつけ、トップチーム入りをアピール。そのポテンシャルはカズと同等、今年は何度兄弟の揃い踏みが見られるか。さらに今年の活躍で、兄弟の連続新人王受賞という超離れ業が見られるか、楽しみ。
いきなり坊主頭になり、兄弟の見分けが容易になった。
新人王のライバルは、同じチームのゆーじだ。
なかなか出場機会がなかったが、福岡養蜂組合戦で途中出場、FKを含む2ゴールでついにブレイク!・・・と思われたが、直後の練習中に骨折、今季は絶望・・・もっとカルシウムを摂取せよ!
16 ウメ FW ☆明治大より加入。広島皆実高出身。明治に入学した1年生時にいきなり関東大学1部リーグ得点王に輝く。昨年は関東大学2部リーグで7試合2ゴールながら、相棒FWと共に2部ベストイレブンに選出された。ゴール以外でも、安定したポストプレイを見せ、攻撃を構築できる。
長身を生かしたヘッドとポストプレイもさることながら、その見事なマユ毛団子鼻もトレードマークだ。
第2ステージより右サイドバックにコンバートされる。
17 こーた MF サンフのどん底からの復活にその左足で大いに貢献し、五輪代表候補に名を連ねた彼も、昨年はやや足踏み。しかし彼は、見た目はのんきそうだが、実はメチャメチャプライド高い。その不振時も強気を通し、ついに復調。左サイドを確保した。でも、99年に開幕戦の会場を間違え(広スタのところをビッグアーチへ)、集合に遅刻しちゃった(しかもチカラを道連れ)、といったおちゃめなとこもある。
サイドチェンジを多用する新戦術において、彼の左足はなくてはならないもの。
サッカーゲームや他チームサポ間での評価はかなり高い(ホントよ)が、なぜか広島ではきつく言われることが多いのが謎。
スティーブ・ペリマン彼のことがダイスキ☆らしく、雑誌でも彼のことを絶賛していた。
あのふわーっとしたクロスは、なんか好き。
18 ポパ DF その去就でサポーターをはらはらさせた彼も残留(6月までだが)、新監督の元でも「堅守」の看板は下ろさなくても済みそうだ。DFラインの統率とカバーリング、ボールの展開力において彼を超えるものはいない。横浜とのアウェイゲームのとき、観戦に来たトルシエは、「広島のリベロをうちの代表にほしい。ほかはいらないね」と、横浜のリベロの面目丸つぶれなことを言ったとか・・・攻撃でも、サンフお家芸・セットプレイのターゲットとして脅威の的。相手チームは、セットプレイではまず彼を抑えることに全力を尽くさねばならない。オージーの血か、はたまたその姓が示す東欧の血か、非常に熱い性格。劣勢時、いざとなればゴール前まで攻めあがって見事に決めることもある。ホーム・G大阪戦での追撃弾はその象徴。
豪州代表不動のリベロ。
6月いっぱいでチームを離れ、欧州へ。移籍先はイングランド1部、クリスタル・パレスに決定。
18 スカ様 FW フランスはメツからやってきたストライカー。
ウクライナ代表では1トップを張り、背後にシェフチェンコ&レブロフの強力アタッカーを引き連れていた。
基本的にポストプレイヤーだが、中盤もこなす器用な面もある。
第2ステージ開幕戦の長居桜狼会戦ではタツに代わって途中出場、ポストプレイからゴール前に走り込んでボールを要求、
足元に来たセンタリングをダイレクトで蹴りこむというビューティフル・ゴールをいきなり披露、期待を抱かせるが、
現在ちょっと太り気味、さらに日本の高温多湿の夏にふらふらでコンディション作りに苦しむ毎日らしい。
今年前半はスイスにレンタルされてたからと思われる。
涼しくなるこれからが本領発揮だ。
その鬼のようなキープ力は凄まじく、4人に囲まれてもボールを離さない。
見た目は「大柄なチェルニー」って感じです。
19 ウエミー DF かつては「もやし」と呼ばれた男も、今は鋼の肉体を持つ鉄人(なんかの通信販売みたいな文面だ)。キャプテンマークを左腕に、今日もロングボールを迎撃、向かい来るFWをぶっ飛ばし、ボールを鮮やかに奪い取る。彼の標的はすべてレッドカードを食らって退場、昨年はそのリストにあの紳士・呂比須ワグナーが加わった。去り行く彼らの背に、「あばよ〜、とっつぁ〜ん」と彼の高笑いが響く。
そしてさらに、サンフのセカンドストライカー。ゴールのためなら、足出せ頭出せ○○○出せ♪、豪快なロングシュートから「あやしいゴール」まで楽しませてくれる。 昨年半ばは、タツと彼で2トップ組めばいいじゃんと本気で思った。
昨年末に結婚、心機一転したせいか、今年ルパンから傑ライオン丸に変身した。
と思ったら切っちゃった。以後どんどん短く。
20 ベン FW 大分聖三位一体教会へのレンタルから復帰。タツとの相性はチーム1で、そのコンビプレイは以心伝心レベル。大分では怪我もあって出遅れ、出場機会に恵まれなかった。復帰の今年、かつてはワールドユースのピッチに立った才能を今度こそ開花できるか。
現在タツとのコンビ爆発中。
なお彼の名前は、「つとむ」ではなく、「すすむ」と読みます。<今岡さんも間違えてたっす(01.16)。
21 タクト GK ☆金光大阪高より加入。U−18強化指定GKとして、一年年長の藤ヶ谷、黒河らとともに研鑚をつんだこともある、将来が楽しみなGK。
「自分のキックでゴールをアシストしたい」と語る、足に自信を持つプレイヤー。守護神・シモの壁はあまりにも高いが、くじけず頑張ってほしい。
22 じゅんご DF ☆清水市商より加入。シン、よーすけ(大分聖三位一体教会へレンタル移籍)に続く清商よりのDF。元U−16代表で、昨年の全日本ユース制覇メンバーの一人。県選抜にも常に名を連ねており、冬の選手権の優秀選手にも選出された。その力には疑いはない。一気に薄くなってしまったサンフDF陣を支えてくれるか。
奥野と同じく、その展開力を買われてセンターバックだけでなくボランチとしても起用される。
今春の欧州遠征のための高校選抜メンバーに選出された。
23 ゆーじ DF ☆渋谷幕張高より加入。DF、MFどちらもこなす。大きくて、パスがさばけ、FKも蹴れる万能ディフェンス・プレイヤー。
東京69組合神戸支部とのプレシーズンマッチ、負傷したポパの代わりにDFラインに入るや素晴らしいパフォーマンスを見せ、以後レギュラー組に定着した。ルーキーながらコーチングもまことに堂に入っており、風格充分
開幕戦に早くも登場し、早速ゴールもゲット。新人王争いに一番名乗りを上げ、それからもスタメンに名を連ね、4月13日には早くもA契約を結んだ。
実に頼りになる男だが、時々大ポカをやらかすあたりはフォクシーを連想させないでもない。
祖父が広島出身者の血を引く日系三世のブラジル人。
24 ニシ MF ☆奈良育英高より加入。「和製リトマネン」の異名を持つ。2年の時には選手権に出場、2ゴールを挙げている。高校時代はFW、ボランチの経験もあり、プレイの幅も広い。
背筋を伸ばしたままの姿勢で、来るパスをダイレクトでパシパシとはたきまくる。伸びてくれば、トップ下でゲームを構築できそう。
現在はサイドバックで守備力向上中。
「ニシ」だから背番号は24に決定<本人がそう言ってた。
25 きょーへー MF 昨年はプロの水に慣れることで一年を費やしたが、かつて、というほど昔ではないけれど、冬の国立を熱狂させた(決勝でハットトリック!)、その煌く潜在能力は誰もが認めている。今年こそ彼のパスを、ドリブルを、シュートを、そしてゴールをトップで見せてほしい。
いきなり坊主頭になってしまってビックリしたが、なかなか精悍な印象でいい。
今年はサイドFWもしくはトップ下で彼の姿を見られそうだ。
26 アンパンマン MF まんまる顔の人のよさそうな外見だが、前橋育英では、隣にいたシゲハラ(現・東京69組合神戸支部)を丁稚のごとくこき使い、サイドアタッカーに容赦なくバシバシロングパスを放って奔走させたあげくに、自分はFKを決めておいしいところだけ持っていくといった腹黒系ボランチだった(中身があんこだけに)。視野が広く、サイドチェンジパスを何気にパシッと通してしまう精度の高い足を持つ。地を這うミドルシュートも見物だ。今年はアンパンチ、見られるか?
27 げんき FW 怪我は完治。かつての同僚、名古屋八鯱会のふじたたいせーに負けじと巻き返しに燃えるユース代表候補。横浜かもめFM局のタハラに対するライバル心も高いぞ。
「タハラ?あいつ、ゴール前で全然動かないっすよ」
これは香港ユースカップで全国に証明された。
長身で、足元にも強い本格派ストライカー。「元気」という名前がインパクト強いので、彼の姓が「中山」であることはあまり認知されていないらしい・・・?
28 コースケ DF 昨年の福山でのサテライト・長居桜狼会戦でのチョンボ(フィードボールを相手にぶつけてそのはねかえりで裏を取られ、ゴールを許す)が示すとおり、フィードの精度が課題だが、対人能力はタツをも抑えるほど高い。
ポパの代表招集、ウエミーの出場停止、シンの負傷という非常時の下、新潟白鳥会戦、柏太陽王戦で出場、ハイ・パフォーマンスを見せ(柏戦ではキタジにシュートを撃たせず)、レギュラー争いに参入した。
シンと同じく、右サイドバックでも使われることも。
ギターが得意(おお!)。キライな色は紫(おい)。
彼の姓は「はった」と読みがちだが、「やつだ」です。別名やっち。
29 サチ FW 勝負の年を迎えた野生派ストライカー。身体能力は抜群で、ロング・スローは軽く40メートルを越え、ゴール前でのトリッキーな動きは素晴らしい、らしいのだが、まだその力を出し切れていない。今年も怪我で出遅れてしまった。
新監督の攻撃サッカーの下、今年こそその才能を開花させることができるか?
30 こーへー MF 165cm(2cm伸びたか?)の小兵だが、ボールを持つと何かやってくれる。その切れ味鋭いドリブルは、大柄な相手の脇をすり抜け、包囲網も一瞬にしてかいくぐり、向かってくる相手をスピードでぶっちぎり、あっという間にサイドを切り裂きゴールに迫る。ドリブルだけで言えばコマより上、そのキレは鹿島赤角組のモトやんをも彷彿とさせる。レギュラー組との練習では、リーグ最強クラスの堅守を誇るDF陣をも突き破るぞ。基本的にはサイドバックだが、攻撃力を生かすためにサイドFW、上がり目のボランチに入ることもあり。
一度攻撃に出てしまうとなかなか守備に戻ってこないのが玉にキズだが、ここはもう少々は目をつぶってもらって、そのドリブル&クロスに全力を注いで欲しい。
長い雌伏の時を過ごした「安芸の牛若丸」は今年、ブレイクしそうだ。
31 リョータ FW ☆ユースより昇格。とにかく小さい(公称ではこーへーと同じ)が、ユースでは、ゴール前でフリーになる動きの質と、シュート時における恐ろしいまでの冷静さでゴールを奪いつづけたエース・ストライカーだった。この「小さな巨人」がJでどのような活躍をするか、大いに楽しみ。
見た目はちっちゃくてかわいい感じだが、物怖じしない不敵な性格と見た。
今年のルーキーたちが並んだら、ほかはみんな長身なので、彼が子供みたいに見える。
こーへーとは「リトル広島くん」コンビを組む。サテライトの左サイドの平均身長の低さは、Jでも、いや高校レベルでも類を見まい。この二人のコンビプレイは何かほほえましいので、みんなサテライトも観に行こうな。
32 ハンジェ MF ☆広島朝鮮高より加入。その物腰と言動は誇り高きコリアの血を引くことを如実に示す。メンタルはすでにプロレベル、活躍によっては早くも出場機会が訪れるか?切れ味鋭いスルーパスを武器とする司令塔タイプのプレイヤーだが、FW、サイドバックもこなす戦術理解度の高さもある。
朝鮮民主主義人民共和国国籍で、将来は国家代表チームに入り、統一チームで日本代表と戦うのが夢。
(不明) しんご DF 「サンフのDFは静岡コネクションで」の不文律に伴い、静岡の強豪・南葛高から昨年加入。巨漢でハイボールへの対応もよく、一対一の強さもあるが、ややスピードに欠ける面も。だがプロの水にも慣れ、今季の目標はレギュラー奪取。4−3−3システムはすでに身に染みついており、戸惑いはなし。
ウエミーをも上回るロングスローは迫力充分。
33 ボスニア・ヘルツェゴビナ人FWシニシャ・ミハイ・・・じゃなかったジューリッチ、
朝鮮民主主義人民共和国代表FW?キン・ジェドンの二人が3月中旬よりテスト参加も、不採用。
4月9日よりユーゴU−21代表FW・パブレ・デリバシッチがテスト参加も、不採用。
どんな奴を獲りたいのだ?中盤の選手を獲ってちょーだい、と私は思う。
と、第2ステージからウズベキスタンとウクライナから2人やってきた。

2001若衆名簿

 


2000年名簿