福原ありす: まずは音楽の始まりから(わからないけど)、 ルネサンス前まで。 とりあえず主流なものを中心に。 イングランドやスペイン、イタリアでも独自の音楽が発達したけど、 それはあとで補足する、かも。 |
*むかしむかし〜 アルス・ノヴァ |
*ルネサンス | *バロック音楽・1 | *バロック音楽・2 | *ヘンデル | *バッハ | |||
*古典派 | *ロマン派 | *メンデルスゾーン | *そして近代へ。 |
*むかしむかし | 有史以前〜3世紀 | |
音楽がいつ始まったか、っていうのはわからない。現在世界各地に住む、たとえばブッシュマンなどの原住民たちのもつ音楽からその原初の姿を探ろう、という研究もあるけど、確実なものじゃない。古い壁画からその手がかりを探ろう、という研究もあるけど、資料が少ないので、何ともいえないみたい。 |
*大教皇、聖歌を集大成する | 4世紀〜12世紀 | |
さて、中世の音楽はキリスト教音楽から。ユダヤ教からキリスト教が生まれ、キリスト教がヨーロッパに広まって行くにつれ、ユダヤ教の、たとえば詩篇などの音楽もギリシア・ローマの音楽と出会い、形を変えていった。ローマのコンスタンティヌス大帝による「ミラノ勅令」(313年)によりキリスト教が公認されると、キリスト教は全欧州に爆発的に伝播。それに伴い各地でいろいろな賛歌の形式が生まれ、それらの賛歌は公会議でいろいろと規定を加えられながらもさらに発達していく。 |
*ノートルダム楽派、そしてアルス・ノヴァへ | 12世紀〜14世紀 | |
12世紀、ノートルダム大聖堂のレオナン(レオニヌス)、ペロタン(ペロティヌス)らによりオルガヌムは3〜4声に拡大され、定量リズムが確立された。彼らによる音楽を「ノートルダム楽派」と呼ぶ。この時代、音楽はいろいろと革新的な手法が試みられ、ひとつの聖歌の上にまったく別の言葉を重ねて歌う「モテトゥス」などのへんてこな音楽も出てきた。 |