SA"星影円舞"を選択しよう!
…星影には星影だけの楽しみはある

「この技、使えねーじゃん」
………他SAユ−ザーさんや、他キャラユーザーさんからよく言われ続けた言葉なんですが、将にその通りだったりします(大爆笑)
 はっきり言ってヤンには攻撃力がない!ついでに言うと体力値も低い!さらに言うとリ−チもない!良い処と言うとスピ−ドがある事なんですよね。スト3は見た目に合わせて食らい判定が有る様な、細かいゲ−ムですから(空中に食らい判定が有るとか、そう言うのがあまりなかったり)小柄でスピ−ドが有るのを利用して、こまめにダメ−ジを与えていくしかないキャラです。
 そんな中、ヤンの主力武器と言ったら蟷螂斬。特にEX蟷螂斬の強さと安定感はヤンを使って行く上で重要な技で、中には相手の硬直や起き上がりにしゃがみ中キック(以下、中足)からキャンセルで蟷螂斬だけ当てて対戦を勝ち抜いていくという戦い方で連勝出来てしまったりする位。それでいてEX蟷螂斬は通常の大蟷螂斬3HIT(40+45+100)より攻撃力が高い(40+50*4)から、体力値が平均以上で攻撃力の高い技を持つキャラ(僕的に嫌なのはケンです)は、はやく潰したいですよね。
 それから、ス−パーア−ツ(以下、SA)には「一撃必殺の大逆転」技もある訳で、攻撃力の低いヤンに「雷震魔破拳」(560)と「転身穿弓腿」(390、ストック2)という技が選べ、EX蟷螂斬もゲージMAXで雷震なら3回、転身は5回は出せるのは事実だし…更に転身の場合、ターゲットコンボ(TC)からSAキャンセルに安定でつなげる事も手伝ってか、「切り札」にもなっている。故に転身穿弓腿ユ−ザーが多いんです。まぁ、下手にSA出すより蟷螂斬&EX蟷螂斬の方が確実だから、そっちメインの戦い方になるものしょうがないのですけどね…
 でも、安定だけだと、何だか空しくなる時はないでしょうか?特に3rdヤンは使いこなせば最強クラスのキャラです。故に対戦の時か、たまに「きたねェ」と罵声を浴びせられた事はないでしょうか?前述の中足蟷螂斬のみの戦いに端があったと言ってもおかしくないんですが…
 スト3のSAコンセプトとして、SA1は『そのキャラクターのイメ−ジに最も合ったもの』、SA2は『SA1が使い易いものなら一発逆転型、一発逆転型なら使い易いもの』、そしてSA3は『反則技』となっています(電波新聞社発行・ALLABOUTスト3参照)ヤンの場合、反則どころかどう使って良いか判らないものだったりする……単発攻撃力がないのが最大のネックですが…はっきり言って自己満足型SAト言っても全く過言でないものだったりします。だからこそ!星影円舞で勝った時って相手に「きたねェ」の一言すら言わせられないものだと思うんです。ついでに、このSA選択者が少ない分、どう攻めて来るのか読めないという説も合ったりします(爆笑)
 星影には星影にしかない良い処が、これでも一応合ったりするんですよ。以前ヤン版で盛り上がった話題も含めて、これから少しづつですが下らない能書きを書いて行こうと思っています。


『星影円舞』とは…

 スト3.2ndになって、ユンヤン単体化してからヤンに付いた新SA。ヤンのトレースが2体付いて、通常の3倍HIT攻撃が出来る…と最初のイメージとしては「幻影陣」のアレンジ版といった処だけど、幻影陣と違ってダメージ修正はかかっても、通常技も必殺技も、投げ以外の全てが3HIT分になるため、通常のTCもそのまま使う事が出来てしまうし、通常技でもHIT数が稼げてしまう訳。例えば、基本TCの中P大P虎撲子もそのまま使える(兄貴は修正がかかっちゃって出来なくなる)とか、本体が攻撃受けてもトレースの方がまだ攻撃を続けるので、案外潰されにくかったりもする。故に、普段にヤンコンボを使いこなしている人が使えば、多分最強SAではないかと……技自体に全く攻撃判定がないため、正直初心者には使い辛いSAではあります。「一撃必殺に頼りたくない!」とか「この俺のオリコン(オリジナルコンボ)をとくと見よ!」なんて貴方におすすめ。僕の場合は「一撃必殺に頼らず、連続技の練習がしたい」故に選んだSAですが…対戦時、何故か転身や雷震だと勝てない相手に、星影だと勝てたりする…あれ?しかもコンボやBKや読みの冴えといったら…

 でもって、この技名の由来。普通技名って、色々由来があるじゃないですか。僕の調べが足りないのか、ちょっと出典に近いものが見つからなかったので…まぁ、無難に『持てる全力の力を出しきって疾風の如く翔ける、ヤンが[疾風の青龍]と呼ばれる由縁の必殺技、星影円舞。素早く多段攻撃を仕掛けるその姿は満天の夜空の星の輝きの如し。その為、常人にはヤンが何人もいる様に見えるという』という処でよろしいかと。因みに、僕の作った同人誌で書いた文章です。てへ。



星影円舞選択の戦術

 …と言われても、本当に基本的な事はどのSA使っても変わりはない。SAゲ−ジが短い為、MAXで溜まってもEX蟷螂斬は1回しか使えない。とはいって、ヤンは攻撃力の小さな技をコマコマ当てていくキャラだから、すぐにゲ−ジは溜まるので気にしないで戦い続けていいものです。
 ヤンの間合いと言うと近距離。有利な間合いに持ってくる為に雷撃蹴、カイホウ、BKを仕込んだ飛び込み、只の歩き接近で等中足が届く位の間合いには持ち込みたいものです。勿論相手側も警戒はしてきますから、こっちも色々バリエ−ションつけて行かないと駄目ですけどね。あの小さな身体では到底ネクロや12の様に長ーい人には叶わないし、 勿論エレナ、ユリアン、春麗(以下姐御)、レミーの様な足の長いキャラに対して中間距離を保たれるのもやっぱりきつい。この中で実は一番姐御がきつくて、どう対処して良いか僕にも判らないです、すみません。
 それはともかく、SAゲージが64DOTという短さから、すぐに溜まって即発動を狙えます。只、ユンの幻影陣やまことの丹田練氣・攻めの型と違って、発生した後に隙があって、下手な出し方をすると暗転して無敵終了直後に向こうから攻められ、何の為に発動したんだか…と言う事になりかねません。そんな訳で代表的発生時と言うと
  1. 中PTC(立ち中P・立ち大P・レバー←大P)からSAキャンセル
  2. 投げ等の相手ダウンの起き上がり
大体この二つが有効かと。その他、『離れた間合いから無責任発動→カイホウやHJ雷撃蹴等で接近してガ−ド崩し』なんてのでも構いませんけど、熟練した相手とかだと勿体無いだけの時も有りますから、やっぱりダウンから起き攻めに使うのが有効かと。TCからのキャンセルも発生後の隙からそのままコンボにつなげないので、結局は吹き飛び中の起き攻め使いと変わらない感じになりますか?
 別ペ−ジにヤンの星影中に多段狙える連続技をまとめてあるので、宜しければ参照下さい。でも殆どが人から教わったものですので、僕自身はマスタ−していないものが多いのがなんですが……



星影円舞発動中

 周知の通り、ヤンに2体のトレ−ス(攻撃力は本体の1/4)が付き、食らい判定は本体のみが所有していて、本体が攻撃されてもトレ−スがまだ攻撃を続けるので結構反撃を受けにくいもの。実は本体の攻撃にだけ注意していれば良いものなので、案外引っ掛け易かったりします。
 星影中に以外と使えるのは

1. めくり雷撃蹴。まだトレ−スの方がめくり中の間に中足や下中Pとかでガ−ド方向を翻弄してみたりできます。
1'. 雷撃蹴。逆にめくりを狙わずに手前に落ちる使い方でいって、昇龍拳系と相打ちになり先に起きれたりする。
2. 下大P。元々2段技で、最初に1段目で下段、次の2段目がエセ対空になるのと、まだ下3発目(トレース分)が入らないうちに上方向の攻撃が始る為。
3. レバーn投げ(膝蹴り)。トレ−ス分もHIT数に入って、ダメージ値も通常の膝蹴り6発より高め。投げダウンの後拾える技はなかった筈。
4. 下中P。下段だけど、この後普通はキャンセルで繋がらない。ただ、星影中なので強引に蟷螂斬に運べる事も有。
5. 小P。立ち小P連打で端に追い詰めても結構減る。
6. 立ち中K。1テンポ遅らせてトレースの方を当てて、普段拾えない様な白虎などで拾ってみたり?

…他にも有りそうだけど、取り敢えずこれ位を上げておきます。星影中の多段攻撃(コンボ)は別に枠をもうけておいたので、そっちを参照して下さい。

 有効な使用方法ではないけど、星影のゲージの短さ(回転率の良さ)を生かして、多段で相手の体力を削るのに使用するのでなく、相手の動きを封じる様に使う方法も有。星影を発動させて上・中・下段を混ぜた攻撃をしてのガード崩しや・待ち崩し等。くらい判定は本体にしかない、という事を頭に入れておくこと。投げられ負けをする事もあるので硬直の長い技(通常・必殺含む)をガードされない様、小技で攻めるのが一番かも(曖昧で済みません)


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