Act.6 僕とヤン・其の2

 そのうちにユン:ヤン使用率はほぼ1:1になり、1日のコイン投入量が200円から3〜400円に上がり(お小遣いの関係で、僕はゲーセンでは1日200円と決めていた)遂に念願の1コインクリアを達成した2日後…つまり、HARUCityの翌々日、ユン槍雷連撃で1コインクリア、更に続けてヤン幻影陣!で1コインクリア。少しづつ自信が付いてきて、自分からは仕掛けないけど、地元の対戦台には座る様になってきました。なんでたまーにうまーい人が来てくれたり、何だこん畜生!な人も来たし…行き着けじゃ馬鹿にされる位弱い僕でも、地元では12連勝なんてした事も。

 まぁ、1コインクリアした次の日、HARUCityで「ユン&ヤン本ないかなぁ〜」なーんて思って練り歩いていたら、何と息吹とユン!のコスプレイヤーを発見!!早速声をかけ、更にスケブ迄描いて頂く。で、そこにユン&ヤン本が有った!よっしゃぁ!………と思ったら、「………弟×兄…………」今でこそ誰も信じないけど、僕は元々やおいが読めない人間だったのです。他をうろついても何処にもユン&ヤン関係の本はなく(ラミバは有ったので買い)散々悩んだ挙句、スケブを受け取る際に「すみません……その本、買わせて下さい」といったら「ああ、これ、無料配布なんですよ」…かくして、僕は一番初めにやおい本をGETしてしまった訳でした。でも、とてーもソフトな話だった為(それでも当時の僕には辛かった)読んでいるうちに感覚が麻痺してきたのと、こうでもしないとユン&ヤン本はGET出来ないか!という気持ちから、無差別で本を荒すようになるのでした。その時、ユンをやっていた方に「今度ヤンのコスプレします!」と宣言。実はどっちをやるか悩んでいたのですが、自分の髪の毛の長さを考えるとヤンの方がしっくり来るし、更にラストブロンクスのナギのコスプレをやっていたので、どちらかってーとワンレンだったので……

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