Act.5 僕とヤン・其の1

 今でこそ「俺はヤンFANだぁぁぁぁッ!」「あーはいはい、よーく分かった」と、自他共に認めるヤンFANですけど、最初、ヤンの存在は知らなかったのです…しょうがないよ、キャラセレに顔がないんだもん。ロケテストのギャラリー期間、初めてユンを見てからユンに心が動いていた僕が、初めてヤンと出会ったのはそんなある日の事。誰かがユンの処にカーソルを合わせたので「やった!ユン使いだ!」と思ったら、ユンが前髪の長い全く別のキャラに変わった上、名前の表示も変わった。「え……YANG?ヤンって、誰?」……そのキャラはユンステージの時背景に立っている、チャイナ服の八神庵の様なキャラの事で「ああ、この帽子のおさげちゃんがユンで、チャイニーズ・いおりんがヤンね…」と思っていたのでした。その時横にいた常連友達に「あのヤンって何者?」と聞いたら「あれはね、実は二重人格でね…」(こんな事をさらりと言ってのけるMぞーくん、知り合って間もない僕も、彼はそう言う人、と分かっていた)で、良く見たら繁華街ステージの背景にユンがいるじゃないでぃすか。その後、PとKでユン・ヤンの選択が出来るが、グラフィックや台詞が変わるだけで大して性能差がない、と教わり「そうか…このヤンって子も何かいいな」と思ったのです。だから、ユンが来てもヤンが来ても嬉しかったけど、でも僕の愛情はどっちかってーとユンの方に大きく入っていました。

 で、地元で練習する時、2:1の割合でユン:ヤンで使って(SAは槍雷連撃のみ)…勝った時「無駄だな」というのが、その頃音がよく聞こえなくて「無駄だ」といってる様に聞こえて…「うーん、チャイニーズな八神いおりん」と言い続けていました…勝ち台詞もきっついし。使っているうちに愛着が高くなってきて「やっぱりこの子達は二人揃って好きー」となった訳です。

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