Act.15 3rd的トラウマ

 待ちに待った3rd稼働!その日は今で言う「FFF」…当時は「金FUN」とかいってたよなぁ…に行くと、早速オロ使いのRyo-chin氏が春麗使いと対戦中だった。その日、台不良というペナルティも有ってか、カイホウが仲々出なかった……むむぅ。でもやっぱり楽しい。問題は、その後に見たNET上である。

 Act.11の「あるもの」の陰は此処、NET上でも強く浸食していた。知り合いのページに行けば一斉に「双龍EDサイテー!」の繰り返し……稼働当初はこうして対戦するものと思っていた僕には衝撃だった。対戦して散々勝って所謂「ゲームオーバーの刑」に遭わないと出来ないもの、と思っていたから。おまけに、Myカラーヤン&お気に入りユンカラーへの悪口まであった…しかも3人係り。その為に、「あるもの」の陰の浸食するページに行けなくなる…それが友達のページであったとしても。更に、「3rdから始めた様な人ばっかり対戦に入って来て面白くない」発言まで目にしてしまった…余計に落ち込む。僕が対戦している処はそんな人ばっかじゃないのに!しかもその発言者は都心の人だってんだから、来ようと思えば幾らでも強者沢山の処に来れるのに……。それと「私弱いもんね」発言をする人…僕から見れば「稼働初日対戦台ばっかりで対戦当り前状態&散々勝ち抜いて誰も乱入しなくならない限り出来ないcom戦を初日から出来る位の人」と見られるものを……実際「対戦もやったけどその後入られなくってそのまま」クリアと言うのもあった。
 それから数日後、地元ゲーセンで対戦を散々連勝してようやくCom戦にこぎ着ければ、遭えなく途中沈没……「あるもの」の陰もくわわって、お陰ですっかり「スト3」をやる自信をなくす。それでも最初のうちはまだ良かったものの、月日が経つに連れ、「あるもの」を発端とする陰によって作られた傷は絶頂に達したのであった。本気で「ヤンBBS」すらも出来なくなる処だった。対戦は勝てない、勿論EDも見れない。一時は「安定」と名高く、自分では今だに殆ど使いこなせない「転身穿弓腿」にSAを変えてまでしたが、やっぱり駄目だった。ギル様に負けること、50数回(もう覚えてない)。勿論コンティニューなんてものはしないので、1コイン到達で。実は友人からですらかなりきつい言葉を食らった。よくもまぁその人を罵倒しなかったものである(かなりショック大きかったから、今だにトラウマ…)更に、わざわざシングル台を探したりしたし、空いているゲーセンを探しての対戦台(勿論、前にやって居る人が終るのを待ってから始めるといった方針)を待ってやったりしていた。この時、何時もギル様戦かその前のユン戦で乱入された。しかもしつこく、世に言う「待ち」な戦い(どう足掻いても「対応上手」ではなかった)をされ、更にようやく僕が負けると、向こうから笑い声&僕に対する非謀の声が!正体は、そのゲーセンの店員*2と乱入者の計3人だった……こんな事されて、平然としていられる程僕の精神は強くなかった。勿論ショックで、以来このゲーセンには行きもしない。最近でも地元のゲーセンで店員と乱入者に、相当このテの嫌がらせをやられたことがある。別にED見るためにやっている訳ではないので乱入は歓迎だが、僕が勝つと向こうで「きたねぇ」とか声が聞こえたり、露骨な「待ち」な戦いをされてしまうと、僕の戦いはそんなに「汚い」のか、と思って本気で「待ち」嫌いに拍車をかけてしまう。今、自分が「待ち」なのか「対応型」なのか「暴れサル」なのか検討も付かない。文句を言われないようにしている自衛と、こういった輩への反発とで「待つプレイスタイル」は自分に合わないらしい。

 この頃の僕を救っていたのは「あるもの」とは逆方向の、対戦方向の人達の存在だった。EDどーたら、とか、色がとか言ったある意味「下らない(けど気に入っている人にとっては聞き捨てならない)」発言より、対戦とか技とかの話が中心だから、僕もそう言う話をしていたほうが楽しかった…。そしてその「あるもの」には偉そうに対戦を語る人も居たと言うのに(「3rdから始めた様な」発言の人をはじめ)大会とかの方向に顔を出したという情報は一度もない……つまり「あるもの」の陰が一切ない平和な世界なのであった。
 EDは、故・メストムックが出るより前…GCN津田沼予選よりも、弟子氏にビデオを借りるより前に何故か本命の星影でクリアしていた。海外旅行で羽を伸ばしてリラックスしてから数日後のことである。「最低」と叫ぶ前に、状況を分析し始めてしまった僕は「みんな何処を差して腹を立てていたのか、何が気に入らないのか」を考えこんでしまったが…(今だに色んな結論が出ます。個人的には「ヤン嫌い?」ですが…)

 未だに「あるもの」によって付けられた傷は癒えていない。

次へ   戻る