Act.12 闇が晴れつつある

 NETを始め、自作HPの準備も着々と進めていた有る休日、某氏と一緒に新宿にいった。その時新宿モアにいったのが運命だったか、何と2nd発見!そして対戦をしていた時、どうやらキャラと色とSAで僕を判別できたらしく、某HPでカキコしていた某氏1と某氏2にお会いする!…何だかとっても嬉しい瞬間であった。特に暗黒時代も現役でスト3をやっていた人達と、Netを通じてのみ知り合った訳だけど、実際こうして戦いを見ていたりした時「これぞ僕の求めていたものだ!」と実感するのだった。初めてRIRI女史の対戦を見た時と同様な「スト3」が、「スト3の対戦が好きな人達」…その魂(ソウル)を思い切り感じた時だった。

 ……いや、一緒にいた某氏もスト3やってるけど、執着心がちょっと…その頃から人間関係などでかなり嫌な事が続き…特にその某氏に対しての感情は急速度でマイナスに落下していた。某氏とは距離を置きたい……何かスト3やってるとイマイチ態度がよろしくないというのか、強引にスト3から離そうとしてるのだか…僕は大好きなスト3をやりたいし、また対戦もしたいのだ。

 そんな中、NETの方で「秋葉組」と呼ばれていた人達の最後の頼みの綱・シントク2nd台がついに消えた。しかし、それから2日もしないで、FUNFUNの方で「3rdが出る」という関係からもか、2ndが対戦台で復活したのだ。僕はその情報を知るや否や、RIRI女史達にFAXを流しまくり、NETにもカキコしまくったりした。次の日、NET情報を見て「秋葉組」の方や僕のカキコを見て知った方達が早速いらした。更に、噂を聞きつけたW松氏がやってきた。更にW松氏の知り合いにも派生したり、某FGの影響もあってか色んな人がやってきて、対戦台は凄いことになった。W松氏&RIRI女史の紹介もあって、新たにヤン使いのユータ女史を初め「秋葉組」の方とも知り合う。同じく対戦が好きの常連仲間だったクイズ氏、FMS氏も「秋葉組」の皆さんに溶け込んで行く……そして、僕は自分の実力不足&練習不足を散々思い知らされるのだった。「みんなと対等に戦えるようになりたい」、という思いは強くなり、逆に某氏とは他にも原因が付加した上にとどめを指された事例もあって本気で離れたくなった。

 「秋葉組」の方達は主に金曜日のみに来る。他の日は今迄の知り合いしかいないし……もっと練習したい。色んな人と戦ってもまれないと僕は何時までたっても強くなれない!
 
 そして僕は放浪を始めた。大好きな「スト3」をやるために……将に、闇は晴れようとしていた。

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