2.陰謀 2−3


飛行場


テロリストがミサイルランチャー?を構える

離陸中の旅客機に向かうミサイル



空港で爆発が起きる


地下鉄
大きなラジカセを肩に担ぎ……踊るように車内をねり歩く若者三人……


連結部に箱がおいてある……

若者「ん?…何だぁ……」

箱にはアラビア語でナジスと書かれている
突然箱が爆発!!

地下鉄もろとも吹き飛ばされる

爆風はトンネルを伝わり駅を巻き込む

改札付近で爆風に巻き込まれる人々……


ヨコハマステーション付近
いきなり爆発が起きる


市庁舎内
テロ対策本部…

本部長「同時多発で爆発は起きています。手当たり次第に仕掛けているようです」

富岡「処理に成功したのもかなりあるが……数が多すぎて手に負えない…」

ゴウマン「被害の程度は」

本部長「千人規模の死傷者が出ているようです」

ドア開き、市長が入ってくる

市長「今、中央政府とも話し合った。ベイサイドシティ全市に非常事態宣言を発令する」

市内同時多発テロ!ベイシティーは大混乱に見舞われる


AAトレーラー内指揮室

タカコ「始まったわ、スタンバイして」


ケイ「OK!」

ケイの返事と共に各自LMに搭乗……
ベイサイドシティ上空

ビードルの後部ハッチが開き
ジャンリュックが操る新型LMゾンカーとグレイフォックスが空中からベイシティー警察本部を強襲

警察内部

エンドウ警部 ラーメンをすすっている…
麺と一緒にナルトが…

部下A「エンドウ警部、テロ対策本部がまた言って来ましたよ。もっと人員を各所に回せって」

エンドウ「バカヤロー!やつらの狙いはハッサンだ!これ以上ここを手薄にしてどうする!」

食事の邪魔をされて機嫌が悪い

部下B「警部!ジャミングがかかってレーダーが使えなくなりました!」

エンドウ「バカヤロー!機械になんか頼ってんじゃねー!体仕え、からだぁ〜!」



警察官「上から来たぞ!}

ゾンカーとグレイフォックスが舞い降りる

ゾンカーのパラシュートが屋根にひっかかる
建物にへばりつくゾンカー

そこはエンドウのオフィスだった

ゾンカーに気づくエンドウ警部

ゾンカーが発砲する

部屋に銃弾が飛び交う

エンドウ「うわー!」

床に伏せるエンドウ

エンドウ「あちちちち!」
ラーメンを頭からかぶってしまう……


警察本部玄関前

突然現れたLMに為すすべもなく、次々に撃たれるポリスLM

ゾンカーと合流したグレイフォックスは内部へと飛び込む

その圧倒的な戦闘能力の前に強襲を予想していた警察だったがあっさりと進入させられる


監視室

ミシェル「大物が二体ね」

マルシア「二体だけ?」

ケイ「あたしとアリサでくい止める。みんなは念のためハッサンを移動させて」

アリサ「……」

シルヴィア 銃を構える……



警察本部通路

ドルチェとクムガン奥で敵LMを待ち伏せ

ノクトゥール、ハッサン、トリュフアン、ナンブの順で通路へ

偶然にもエンドウ警部と鉢合わせに

エンドウ「「あん?」

事態を飲み込めないエンドウ警部の前を通り過ぎる…

エンドウあわてて

エンドウ「おい!こら!待て!ハッサンをどこに連れて行く気だ!」

最後のナンブがエンドウを銃床でこづく

エンドウ「うっ……」

気絶するエンドウ警部……

シルヴィア「おっさん、かもてるヒマないねん。かんにんや」

床に倒れているエンドウをまたいでナンブはマルシア達を追いかけていく


警棒で立ち向かうポリスLM

が、あっさり蹴散らされる…



ゾンカーとグレイフォックス地下へ……

特別拘留室は近い…



待ち伏せしていたクムガン
飛び出してゾンカーを狙い打ち

そして、逃げる。ヒット アンド ウエイ

しかし、ゾンカーに着弾したものの弾かれてしまう…


ケイとアリサが迎撃に向かう。だが、浴びせられる弾丸をものともしない装甲と絶大なパワー
テロリストが操る2体のLMは強力だった

ケイ「二体とも見たことのないタイプね。私が四足歩行をやる。アリサは細い方を…」

アリサ「わかった」

ケイ「装甲が厚いから気をつけて」

アリサ「ああ」



ドルチェ 光学迷彩使用

背景にとけ込む…


射撃場

グレイフォックス、ゾンカーケイとアリサの待ち伏せに押され気味

しかし、いくら撃たれても装甲が厚く、通じていない……



ケイ「なんて装甲なの!」


うち続けるクムガン

グレイフォックスにたいしたダメージは見受けられないが、頭部を庇う仕草にケイは作戦を変える

ケイ「頭責められるのが、やなのかい」


クムガン飛び出して

ケイ「そりゃー!」

蹴りが見事に決まる



クムガン続けざまにジャンプ


ケイ「もう一丁!」

機動性を生かした格闘戦術

しかし…



グレイフォックスがわずかに蹴りをかわし、逆に体当たり

ショルダータックルをまともに喰らったクムガン

ケイ「うわー!」



止まるどころか、壁をぶち抜く


ケイ「うう……」

気絶するケイ

グレイフォックスがクムガンに銃を向ける

突然背後から銃撃を浴びる


光学迷彩のドルチェ

グレイフォックスの背後から撃つ

しかし、逆にゾンカーから銃撃を浴びてしまう


ゾンカーとの銃撃戦

あちこちに着弾

膝をつくドルチェ

光学迷彩が…



アリサ「クっ……」「光学迷彩が…!」

ドルチェにせまる二体

アリサ「これまでか……」


銃を撃ちながら煙幕弾を投げる

グレイフォックスの足下で煙幕弾が炸裂


グレイフォックス「くそっ!光学センサーが効かない」

ジャンリュック「もういい、どうせこいつらは戦闘不能だ。目的はハッサンだ急ごう」

ドルチェとクムガンを無視して廊下に戻る二体のLM



廊下

エンドウ警部意識が戻る

エンドウ「ハッサンは?」

そこにグレイフォックスとゾンカーが現れる

銃を構えるエンドウ警部

エンドウ「うっ動くな!」

エンドウ「お前達は包囲されている」「抵抗をやめろ!」

状況を飲み込めていないエンドウ警部

グレイフォックスがエンドウ警部に向け銃を撃つ

エンドウ「うわ!」

全く歯が立たず逃げ出す


ハッサンを探す2体のLM
特別拘留所に着いたときにはもぬけの殻


シーツをめくると……

そこにはクマのぬいぐるみが……


グレイフォックス「チェックメイトだと〜」
ジャンリュックが何かに気づきクマのぬいぐるみを調べる

背中から液体が入った棒状のシリンダーが出てくる

ジャンリュック「まさか……」

二色の液体が混ざり合っていく


回想……狭い部屋…

過去のジャンリュックとアリサ……

ジャンリュック「こういうものはシンプルな方が確実なんだ。複雑なものほどミスが多い」

ジャンリュック「持ち上げて見ろ」

アリサ瓶をつまむ 液体が混ざり合っていく

ジャンリュック「これが混ざり終わると爆発する。約十五秒だ」


ゾンカーとグレイフォックス部屋を離れる

特別拘留室が爆発に包まれる


ロッカールーム

戦闘でケイはクムガンの中で気を失い、アリサもまた熱工学迷彩を破がされピンチに陥る


ケイに酸素マスクを付け倒れてるロッカールームにとりあえず隠す
アリサの機転でケイは身の安全を確保されるが…
ゾンカー達が戻ってくる……

気絶しているケイを連れて逃げるのは無理だ

単身LM二体と戦う決意をするアリサ
ゾンカーに向け手榴弾を投げる

ゾンカーは素早く脇に逃げる

手榴弾はおとりだった

手榴弾の爆煙に紛れゾンカーに向かうアリサ

ジャンリュック「アリサ!」

ゾンカーの懐に潜り込み脇腹にプラスチック爆弾を付ける

離れるアリサをゾンカーの手が追いアリサの足をつかむ

そして爆発

爆発の余波でアリサは床にたたきつけられ

バランスを崩したゾンカーはアリサの上に倒れ込む

下敷きになったアリサ気を失う……
ジャンリュック「アリサ」

ゾンカーがアリサを抱きかかえる

グレイフォックス「何をしている」

ジャンリュック「昔の知り合いでね」

グレイフォックス「時間だ行くぞ」

単身闘いを挑んだアリサはジャンリュックに捕らえられ拉致されてしまう


ケイ意識が戻る……ロッカーから身を乗り出す

去り際にジャンリュックのアリサについて語った言葉「昔の知り合いでね」
ケイはこの言葉の意味を考えていた…

ケイ「昔の……知り合い?……」

ゾンカー達が撤退する際にミサイルの一斉攻撃が行われベイシティー警察は瓦礫の山とかした


マンホールが開きエンドウ警部がでてくる

エンドウ「ゲホ…ゲホ…ゲホ…最低な日だ…」


3.疑惑 3−1     トップへ戻る