つくばエクスプレス工事状況
施工不良箇所?

全線走行試験を控えた2004年8月末に写真週刊誌FLASHに“清水建設の常磐新線(つくばエクスプレス)「超ズサン高架橋工事」を告発”
という記事が掲載された。たまたま、現場と思われるところを通りかかったのでその様子を紹介。


 みどりの駅前では駅前の造成工事が順調に進んでいる。


 しかし、国道354号線をはさんだ北側の高架下にシートで覆って作業している箇所を発見。




 裏手に回ってみると、防音シートの内側で機械がコンクリートを砕くような音が聞こえる。また、ここへ向かう路地に小型のコンクリートミキサー車も出入りしていた。
 どのような工事をしているのか、外からはうかがい知ることはできないが、新聞記事によると、発注元の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の検査で、清水建設が密かに行った補修箇所には補修材がコンクリートに密着していない部分があり、補修材のモルタルをすべてを除去して再補修しているとのこと。


 9月19日現在、再補修は完了している。不良の補修材に限らず、橋桁下部のコンクリート表面をすべてはがして全面的にモルタルを塗ったようである。

TX勝手にダイヤ