つくばエクスプレス工事状況
デッドセクション

つくばエクスプレスは八郷の気象庁地磁気観測所に影響を与えないように守谷以北は交流電化になっています。
そのため、その境界部にデッドセクションが設けられます。その現場を確認してきました。

谷口高架橋
 みらい平駅すぐ南の谷口高架橋はまだ交流電化区間です。交流区間は、電圧が高いため、トロリー線以外に送電線があり、そのため、それをつり下げている碍子が架線柱上部に存在しています。



 小貝側鉄橋のすぐ北側、下小目高架橋は直流区間です。そのため架線柱上部に碍子が下がっていません。



 そのすぐ北側の高架下に変電設備と思われる建物があり、そこがちょうどデッドセクションの交流側に当たるようです。


 西から見たところ。恐らくこの部分から左が交流区間、右がデッドセクション。


 交流タイプの架線柱(右)と直流&デッドセクションタイプの架線柱がちょうど並んでいる部分。
 東から見たところ。恐らくこの部分から左が直流、右がデッドセクション。



みどりの駅北側の高架下にも建物が。変電施設などが入っていると思われるが、下小目のものに比べて建物の規模が大きい。
(開業後に知った話だが、つくば駅を除く交流区間の全電力をここでまかなっている。)

おまけ

 建設費削減の切り札のアーチスラブ工法で作られたらしい、守谷市内の高架。同様の構造は万博記念公園駅付近にも見られる。

TX勝手にダイヤ