第10回国際バラとガーデニングショウ

本年も初日の5月14日(水)に行ってまいりました
手足がひんやり冷たくなるような、寒い1日でした



バラの神様、ピータービールスさんデザインのシンボルガーデン

「五感で楽しむクラシックローズガーデン」
シンボルガーデン初の噴水が登場しました、英国ガーデニンに噴水はつきものですネ
我が家にも取り入れたいです、が・・・設置場所がありません(^^;



五感というのは、花を見て、触れて、香って、水の流れる音(噴水)を聴く、
そしてそれらを体全体で堪能することで心を満たす(=おなかいっぱいにする=食べる)ということだそうです
比較的高さのある下草にも注目したいです



私の今回のお気に入りガーデンです
デザイナーズガーデン、吉谷桂子・博光夫妻の「妖精の住む庭」

吉谷さんが得意とされるボーダーガーデン
鏡を使った特殊効果で、あちらこちらに発見があり、見ていて飽きることがありません
空間の使い方が素晴らしいと思いました



カラーガーデンからはじまってホワイトガーデンへ続くグラデーション

ボーダー中央の丸窓、奥には鏡が入っています
覗いてみると、まるでワンダーランドに迷い込んだよう・・・



写っている自分は決してエプロン姿のアリスではなく・・・そこのところがちょっぴり悲しい現実(^^;

クライミングローズがボーダー全体を引き立てています
会期にあわせて開花を調整したのでしょうか?
満開の桜とバラの組み合わせは、現実ではありえませんが、妖精の国なら有りね

ピンクバラの中央付近に光るもの(見える?)・・・シャンデリアクリスタルです



妖精さん、みぃ〜つけた!

子供目線でしか見れない妖精さんも隠れていたようです
もちろん、私には全ての妖精さんを見つけることができませんでした

 

バラのお花のスカートをはいた妖精さん、吉谷さんに似ていませんか?



こちらのボーダーガーデンはどこから見てもバックヤードを感じることがないんです
サイドから・・・そしてガーデン裏の通路側に設置してあった窓から覗くと・・・
まるで絵葉書のような世界が広がりました



イングリッシュローズアベニューは、まずはユメミさんのウェルカムガーデンから・・・

コテージ入り口にはカラーが・・今回、シンボルガーデンにもカラーがふんだんに植えてありました
私もあらかじめ会場でカラーを購入したので、参考になります

デビッド・オースチンナーサリーより、ERが咲きみだれます

エヴリン・モリニュー 


ウィンチェスターカテドラル・レッチフィールドエンジェル

アブラハムダービー・ザプリンス


グラミスキャッスル 

クラウンプリンセスマルゲリータ


そして2008年新品種サージョンベッジャマン、ヤングリシダスです
世界に先駆けてのお披露目とのこと

私が愛する大好きなバラクライングリッシュガーデンのオーナー、ケイ山田さんのデザイナーズガーデン
アーチにかかるピンクのバラは国内初披露、ケイ山田さんも今年初めて咲かせたバラとのこと



キリンローゼスの切花アレンジでは緑のバラがメイン
都会的な空間でした



特別企画、村田晴夫さんの「バラの街で暮らそう」

こちらは、普段着が似合う癒しの空間に・・・
初日は村田さん自らが緑の相談役をされていました



コンテスト部門で一番気に入ったのはこちらのガーデン
男性らしいゴシックスタイルで、すぐにでも取り入れたいアイデアが満載でした

テーマはたぶん、「お墓」ですよネ・・・?
素敵なガーデンだったけれど、テーマだけに、審査員には受け入れてもらえなかったかな?
ひそやかで重厚な雰囲気、私は好きですけど




ここでもクリスタルが・・・
見辛いですが、錆びたアイアントルソーも什器として使用されています



こちらはミニチュアのお庭です・・背丈の低い小さな植物たちが上手に使われています



昨年も大人気だったイマンショップ
今回はデザイナーのちえさんもいらっしゃいました、アンティークの蚤の市も出現!



その他、ガーデン部門大賞作品、今年は出店数が少なかった和の作品

ギョーのショップから・・・可愛らしい小花のクレマチスは友人が惚れ込んでいました
来年の春には彼女のお庭にこのクレマチスが咲いているのかな・・・

ギョー特有の縮れた花びらのバラたち

また来年!

  INFO

西武ドーム(←名前が元通りに!?)
2008年5月14日(水)〜19日(月)

公式サイト