甘〜い空気を深呼吸♪奥入瀬渓流・弘前浪漫の旅(H21.8.14〜17)

予定2週間前オットの交通事故に負けず、予定5日前KOKIのインフルエンザ発症(隔離で感染拡大は防ぎました)
にも、悪天候&度重なる地震にも負けない・・そんな精神力と運の強さにより決行できました(^^;

当初予定していたのは四国周辺をまわる5日間でしたが、KOKIの完全復帰を見たいのと、東名高速崩落による不通と余震も懸念して
出発の前日に予約していたお宿等をすべてキャンセルして、青森4日間に行き先変更! 
それも当日キャンセル可のお宿を探してひとまず、予約しました
出発直前のお宿はペナルティ前のキャンセルによるのものなのか?良いお宿にもポツポツと空きがありました

奥入瀬は何年か前にKOKIのおたふく風邪が原因でキャンセルした時の計画をリベンジです
今回予定していた四国も数ヶ月前から準備していた計画なので、同じルートで近いうちにはリベンジします!休みが取れれば!

東名高速の崩落で予定を東北に切り替える人が多いことも予測されたので、4日間といっても、前後の2泊は車中を覚悟してました
実際、行きは車中仮眠になりましたが、帰りは・・・(苦しかったことは最後に書きます^^;)


早朝5時半、十和田湖「発荷峠」到着、ここは十和田湖を一望できるNEXCOでもオススメ展望台です
あさもやと帯状にたたずみ浮かぶ雲、雲の上からは八甲田の山々がのぞいています



十和田湖畔までおりてきました、遊覧船が停泊しているところは休屋の桟橋です
十和田湖は青森と秋田の県境に位置します、小川を境に←側が青森県、→側が秋田県になります

 

奥入瀬渓流に到着しました

前回の碓氷峠散策を教訓(タクシーに頼った)に、今回は折りたたみ自転車を積んで行きました
下流に車を置き、上流に向かって登り、自転車で一気にくだる計画です

 

プロの様には水流を撮ることができませんが・・

阿修羅の流れ←・→雲井の滝

 

苔むした遊歩道の手すり

 

九段の滝

  

奥入瀬の代表的なスポット銚子大滝
この滝があるために魚が川上りが出来ないので、魚止めの滝とも呼ばれる

 

一万一千百五両の眺め←・→ゴールの十和田湖、子の口

 

石ヶ戸からゆっくり歩いて3〜4時間かかりました
遊歩道の全制覇をめざすつわもの(?)は他にもちらほらと見かけましたが、
大抵は車で移動して有名どころだけを降りて散策する程度でしょうか
昼頃にはさすがに、混みはじめて遊歩道脇の道路はちょっとした渋滞になっていたそう・・・

子の口で食事をしてしばし休憩をとってから
車を取りに行き、休屋まで戻り、乙女の象を見に行きました

高村光太郎の最後の作品で、モデルは最愛の奥さま、智恵子だと言われています
乙女とは言いがたいマッチョな感じなので、ここではシルエットでどうぞ・・(^^;

周遊遊覧船に乗る事にしました・・
実は船は苦手なので・・(写真を数枚撮ったあとはベンチに横になっちゃった)

 

この日は休屋桟橋近くのお食事に定評があるお宿に宿泊することができました
うわさどおり、大変美味しいお食事(おばんざい)に大満足でした



翌朝は5時に起床して朝風呂でシャキッと目を覚まして!
この日は弘前市内の観光と時間あれば白神まで足を伸ばそうという計画です

R454とR102の分岐点にある滝ノ沢展望台は樹木の生長によるものか、見える範囲はほんのちょっと(^^;



このあたりはちょうど奥入瀬渓流の真裏にあたり、最初は「裏奥入瀬だわ〜」と喜んでいた私ですが、調べてみたら
この渓流は十和田湖を源にしたものではないとのことでした(十和田湖を源にした渓流は奥入瀬だけなのです)

 

勝手に名づけた裏奥入瀬(笑) この流れが「虹の湖」に繋がります  樹齢3桁であろう立派なブナの木

滝の沢峠のユリ、可憐な山野草を紙コップに挿して愛でました 

 

黒石の道の駅虹の湖ではフリーズドライいちごのソフトクリームを!つぶつぶ!甘酸っぱ!
津軽弁?「えぐきたねしー」の看板前で!これはめちゃめちゃ美味しかったです


色々と途中下車してたら弘前到着はお昼過ぎになってしまいました(^^;
洋館といえば神戸や横浜、函館が思い浮かぶ方が多いと思われますが、ここ弘前も洋館の街なのです

津軽藩の城下町弘前は、お勉強熱心で、明治の頃から外国人教師をこのような洋館に招いていました
そのため市内には教会も多く建っています

さっそく洋館めぐりスタートです・・・とその前に腹ごしらえ
チェックしていた「来々軒」は、見逃すほど小さなお店でしたが、地元のお客さんたちでいっぱいでした!

ご主人はその昔は屋台を引いていた、弘前ラーメンの草分け的存在なんだそう
自家製ちぢれ麺(ちぢれも一人前ずつ手で揉んで作るらしい)のラーメン2種類と、かにチャーハン、皮も手作りギョーザをオーダー
にぼし出汁のあっさりスープ、スープだけで美味しいけれど、これに麺をからませると・・背脂に鳴れた関東人にはちょっと物足りない?
かにチャーハン絶品!水分を含んだ東北の美味しいお米なのにどうしてあんなにパラパラに作れるの〜!


藤田記念庭園

 

旧弘前市立図書館
ルネッサンス様式を基調としながらも、和風様式を用いた弘前の棟梁、堀江佐吉が建築

 

旧東奥義塾外人教師館

  

青森銀行記念館
旧弘前市立図書館同じく堀江佐吉が建築



日本キリスト教団弘前協会
パリのノートルダム大聖堂をモデルに堀江佐吉の息子、伊三郎が建築
間仕切りがふすまです、和洋折衷!

 

弘前昇天教会
アメリカ人宣教師設計の煉瓦造りのゴシック建築




なんて素敵な街なんでしょうね!これらの建物は歩いても見てまわれる距離に点在しています

洋館めぐりの途中遭遇した、骨董市(フリマ?)で目が合ってしまったポーズ人形をお迎えすることにしました
1体でも3体でも同じ値段という良くわからない価格設定だったのだけど、ドキドキした子は1人だけだったの・・
3人一緒に連れて帰ってこれなくてごめんね

その後地元のお野菜や果物を持ちきれないほど買い求めて帰路の途へ・・(白神は次回のお楽しみにして!)
え〜弘前城天守閣見てこなかったのぉ?って言われちゃった・・弘前公園の周りを
ぐるぐると何周も回っていたのですけどね・・まだお城には興味がないんだぁ〜

美味しいものも、見所もイッパイの青森!
すっかり気に入ってしまいました



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ここからは苦しかったお話・・(^^;

帰路、東北道の岩手県花巻南ICから磐越道に入るジャンクションまで全区間が渋滞!
今までも60〜70キロの渋滞なら経験ありますが、こんなことは初めてでした
まずSAはもちろんのこと、PAに入るにも、路肩にそれは長い長い列を作っておりました
そのためSA入口付近には更なる渋滞が・・最悪、車を置いて歩いて行けるトイレよりも給油が問題でした
深夜2時を過ぎる頃には路肩に完全にエンジンも切った状態で車を停め
休憩を取る車が続出、警察も黙認していたのでしょう・・・普段ならありえない惨状でした
我家は水分接種は最小限におさえての徹夜ドライブになりました
途中30分の休憩を取った以外はずっとハンドル握りっぱなしで14時間
16時半に弘前を出て、家に着いたのは翌朝7時・・・飛行機だったらフランスに着いてるよ(^^;
走行距離は1485.4キロでした

常磐道柏IC→磐越道→東北道→十和田IC(帰りは大鰐弘前ICから乗った)
高速代片道1250円(休日特別割引22-6 柏IC→矢田部ICは大都市近郊区域に入るため有料)
ちなみにガソリン代は往復で2万円弱かかりましたよ〜


ちょっとだけ当日の情報が見つかりました・・


東北自動車道 上り線
財団法人日本道路交通情報センター 8月16日23時20分現在
矢板付近 渋滞30km
矢板北PA付近 追突事故で路肩規制
西那須野塩原付近 追突事故で路肩規制
二本松付近 渋滞40km
白石先付近 渋滞17km
築館付近 渋滞2km
金成PA付近  渋滞10km
一関付近 渋滞30km・・・


これが実際には全部ひとつに繋がっちゃってたんですよね〜
この時間だと私達は長者原SAあたりにいたでしょうか・・一関付近渋滞30kmのところです



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