ひらめきの金沢・能登旅路(H21.2.10〜12)

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旅のはじまりは装苑の特集ページから

21美のギャラリー展示に*ひらめき*ときめき*見に行きたぁ〜い!と出張中のオットに即電話
出張の合間の3日間にむりむり休暇を入れてもらい、同時に私も会社に休暇を届出
すでに出発日まで1週間をきっていたので、チケット手配は旅行会社へ委託

金沢に行くならブルトレ(北陸)・・と思っていたのですが
あいにく完売でしたので往復とも同じ路線で(MAXとき+はくたか 片道5時間)で行く事にしました
ちなみに、旅行会社を通すと、1週間以内の飛行機の予約はできません

往路の上越新幹線MAXとき、2階席が取れたものの、残念ながら通路席
窓際にこだわるオットのため、早朝から1番前に並んで自由席の窓際で
2階建てになっていない部分の3人座席側の2人席(1車両に1席のみ!)を確保(気合入ってます!笑)
なにしろ、この時季スキー客が多いので、特に自由席の2階部分は板を抱えた若者でごった返しているのです

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先日噴火したばかりの浅間山、まだ煙が出ています

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特急はくたかは初乗車でしたが、越後湯沢から直江津まで(50分間)のトンネル続きには辟易しました
これだけ気圧の変化が続くなら飛行機のほうがまだマシだったかな・・・
俊足ゆえの揺れの激しさにクレームをつける方もいらしたようですが
それは地元のローカル線で慣れてるので私は大丈夫でした(笑
ただ、いまどき喫煙車があるのはどうなんでしょうね・・乗車した車両はもちろん禁煙車でしたが
扉が開くたびにおとなりの喫煙車の煙が入ってきます


越後湯沢を出発 旅程中雪を見たのはここだけ・・・

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11時、金沢到着
この日は金沢市内の観光がメインでしたので、レンタカーは夕方まで置いてといてもらって
バスの1日フリーチケット(1枚500円)を購入しました



金沢市内の駐車場代は1時間あたり350円と高いのでこちらのほうが断然お得なのです

目的の金沢21世紀美術館へ行く前に、もうひとつの目的を果たすため
武蔵が辻にあるフルーツむらはた



 

あまおうパフェは時季メニュー



器の中もぎゅうぎゅうのフルーツ!コーンフレークでごまかしていません(笑

 

フルーツパーラーですがお食事も可能です
えびピラフ、プリプリのえびがごろごろ入っててお手ごろプライス
そんなにお安くていいの?
自信もっておすすめ!他の季節も行ってみた〜い!

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バスは香林坊で降り、歩いて金沢21世紀美術館




 

まずはあの、あまりにも有名なプールへ・・・上から見るのは無料スペースにありますが
プールの中に入るのは有料(大人ひとり350円)

仕組みはみなさんご存知でしょうけれど、来たからにはやっぱり見てみたいのでね〜

同じチケットでコレクションUも見れるので、
奈良美智(ならよしとも)さんがお好きな方でしたらお高くは感じないと思います

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そして、今回の旅の1番の目的であり、、1番楽しみにしていた作品



「不自由な夢 大森l佑子とマエダサチコ」


 

 

今月発行の装苑に大きい写真が掲載されていますので興味のある方は見てみてください


マエダさんのキャンドル、Lampでも見てますが・・せっかくなのでこちらで求めました

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21美、他の展示作品です


 

うさぎのイス、空を計る男・・・

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21美のすぐおとなりの兼六園

真夏の兼六園は日陰がなくて本当に大変!だった記憶があるけれど、冬の兼六園は良いですね〜
雪釣りがしてあるのにもかかわらず、雪がなかったのがちょっと残念でしたけど。。。

 

こちらはエースJTBさんからのプレゼントチケットでいただきました、花より・・・(笑



卯辰山を借景とした素晴らしい風景
有名な灯篭のロケーションより良いと私は思います。。。




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成巽閣

加賀百万石の前田家13代齊泰が母堂にあたる12代奥方、隆子(眞龍院)のためにつくった奥方御殿です

障子の腰板に描かれた、たんぽぽ、水仙、すみれ、蝶、亀・・等が
そのままそれぞれのお部屋の名前になっています
オランダ渡りのギヤマンや天井から壁までブルー→紫→黒の斬新な配色の群青書見の間など
現代の空間にも充分通用する、見事なコーディネート空間を見ることできます

そして、この時季、前田家の雛人形が展示されるので楽しみにしていました
金銀の蒔絵で家紋の梅鉢と唐草紋を配置した雛道具が素晴らしかったです
和ガラスのミニチュアの器の精巧さにも感動

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この日は市内で素泊まりでしたので近江町市場で海鮮丼をいただきました




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2日目からは石川県内のドライブを・・
市内から車で1時間ほど走った那谷寺
池に白鳥が優雅に泳いでいました、奥に見える奇岩霊石に穴が見えますが
そこにこれから行こうというワケです

 

足腰に自信が無い、高所が苦手な方は登らないでという立て札のある階段を登ります

 

岩を直接削ってむりむり階段っぽいものを作りました、的な・・・

 

岩場のほこらまでたどりついた人だけお参りできます

高所好きの人にはオススメ!きっと楽しめると思います〜、私?
私は、足元が危うい高所は怖いくせして、怖いもの好きという、アンバランスな性格を持ち合わせております^^;

あ・・そんな気持ちで行ってたらバチあたる?

 


胎内くぐりのお堂とその出口です
小さな扉をくぐると、本当に生まれ変わったような気分になりました



展望台からの眺めです

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雨が降り出したので、観光を切り上げて開湯1200年の和倉温泉へ向かう事にしました
途中、金沢市内のうら田で昨月から食べたい!食べたい!と騒いでいた道明寺をいただきつつ・・

  

お店の和菓子を購入すると、ドリンクフリーのうら田の休憩所で食べることができます

うら田の加賀八幡起上もなかは有名ですね




お願いすると、箱入りのものに限り、お人形入りのものを作っていただけます
中島めんやのお人形「加賀八幡起上り」です、私もお持ち帰りしました♪


 

左から

不室屋のおやつ麩、中島めんやのお人形、起上りもなかです
たいへんおいしゅうございました

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和倉温泉の手前ででオットの希望で千里浜なぎさドライブウェイ


ここは国内では唯一の車で走れる浜辺があるんだそうで

 


有名な観光スポットらしく観光バスも走っていました

ここは道路交通規則が無いらしく・・・だからって!もぉ〜!ドリフト禁止ぃ〜〜!!
実は翌日の帰路でもこのドライブウェイを通ったのですが・・
思い余って海へ!!そこへざぶんと日本海の荒波が来て、窓を開けていた走行していたオットは
真冬に冷たい海水にまみれるという、お馬鹿さんなことをしでかすのでした(^^;

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3日目快晴!やっと太陽が顔を出してくれたよ

ご来光〜!




和倉温泉のお宿のお部屋から撮りました!


奥に見える橋を渡って能登島へ行く予定です・・が、その前に
和倉の温泉地を散策しました

 


この鐘楼は青林寺の観音様巡りのながぁ〜〜い階段を登らないと突くことができません
七尾湾に向かって3回鳴らします、諸願成就の「和みの鐘」だそうですヨ

ごたぶんにもれず、温泉タマゴ(笑

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辻口パティシエのル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ

自由が丘ロールも売ってました、ここでしか買えなそうな、加賀の食材を使った
焼き菓子等を車中でおやつ用にちょこっと買い求めました

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は〜い、それではのとじまへ参ります、能登島大橋を渡りまーす!





1時間ほどで島を一周しました、島の出口は「ツインブリッジのと」



この後、輪島まで行きたかったのですが、電車の時間の都合で早々に金沢へユーターンする事にしました

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能登金剛(のとこんごう)は能登半島の外浦にある景勝地、日本海の荒波の激しさを物語る岩場です
巌門(がんもん)は洞窟になっていて、岩の間を抜けて反対側へ歩いて進むことができます



↑の写真の右側の大きな洞窟を進んでいくと・・



このような階段があり、岩の反対側へ続いています
今後も長い長い時間をかけて侵食され、変化していくのだと思います

 

千畳敷にもところどころに橋がかけられていて
歩いて岩の向こう側へと渡ることができます、迷路みたいで楽しかったです
波も落ち着き、ポカポカと暖かい日だったので良かったです

もし、波が荒く暗い日だったら、ちょっと怖かったかもしれません・・・もともと海は苦手なので

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急いでお買物をして駅構内へ・・・構内では急がしいのなんのって、オットが(笑

「あ!しらさぎが停まってる!サンダーバードの写真撮りたい!雷鳥が来た!」・・・・(^^;
↑ぜんぶ電車の名前ですからね〜
同じ電車好きでも、私は乗ることに意義があるほうなので、好みがちょっと違うんですよね


おみやげは加賀の美味しい和菓子たち。。
金沢の和菓子はなぜか波長がぴったり合ったんです

1万円ぶん程のお菓子が帰宅後1週間ですべてお腹の中に・・・(実話です^^;)




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