第1回実験報告

キムチビスケット


 

「ビスケットにキムチをのせて…(ボソリ)」

この一言がすべての始まりだった。

1月某日深夜、某チャットに集まった人々の会話の中で夜食の話になった時だ。
私が「今、家にあって、すぐ食べられるものは…ビスケットと…あ、冷蔵庫にキムチがあった」と言ったところ、ある人がこう言ったのだ。「ビスケットにキムチをのせて・・・」と。この一言で、私の美食に対する挑戦心に
がついた。私の心の奥底に眠っていた魔界の海原雄山が目覚めたのだ。

私の、美食の修羅道の旅はこの時、始まったのである…。


本論

 

1.実験材料

今回の実験は単純なものである。食材は以下の2つ。

この2つの食材をもって、実験は行う事とした。

 

2.実験方法

実験方法もいたって単純なものである。手順は以下の通り。

  1. 適量(注1)キムチビスケットの上にのせる。
  2. おもむろに食す

以上の手順を追って実験は行われた。

(注1)今回の実験においては、箸でひとつかみできる量を適量とした。

 

3.実験結果

今回の実験は、見た目、香り、味の3点で5段階評価する事とした。

以上の評価をもって総合的に判断すると、キムチビスケットは不味い事がわかる。よって、今回の美食実験は失敗である。
これをご覧の諸氏のなかで、この実験を行いたいという方がいるのであれば、ひとつ、忠告をしておこう。実験を始めるにあたっては、 厳重なる注意と覚悟をしていただきたいのである。また、注意と覚悟した上でこの実験を行い、その結果、如何なる事になろうとも、当方は 責任を取りかねるのでその点も留意していただきたい。
あえて地獄の釜の蓋をあけたいと言う冒険野郎以外にはおすすめできない


結び

 

「うお!げふっげふっげふっ…不味い!」

これが私の実験後の第一声である。

そう、今回の美食実験は完全に失敗したのだ。私は、美食の深淵の前に敗れ去ってしまったのだ…。
しかし!私はこれしきの事であきらめたりはしない!!私は至高の美食に至るまで、美食の修羅道を歩み続けるのだ!!!

魔界の海原雄山の名に賭けて!!!!

 

ジーク・美食!!!!!


 

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