私と超人ロックとの出会い


何気なく入った本屋で月刊OUT4月号を買ったそのときの特集はスターシマックでした。
そのスターシマックの冒頭に書いてあった文書で初めて超人ロックの存在を知りました。
「本邦初公開! 東に超人ロックあれば西にスターシマックあり!」
そしてこの号の裏表紙に超人ロックのイラストが掲載されておりロックの姿を目にしたのでした。

今思うとこのとき、ロックが商業誌(OUT)で特集(1978年)されてから4ヶ月後の事でした。
このときからロックとシマックを私は好きになったのでした。


ところでロックはご存知の方もスターシマックは知らないかもしれませんね。
そこでロックと対比されたシマックについてちょっと。
ロックが同人誌グループ「作画グループ」内で成長したように関西では、「TEAM COSMO」という同人誌グループが活動してしており仲間と共に自由に作品を創造して行こうというとしていました。 作画グループととても似ていると思っております。

その会長である関あきら(本名:関口よしみ)先生によるエスパーがアルフレッド・シマックこそ、スターシマックなのです。
そのシマックが生まれたのは、その当時コスモと作画グループは交友を結んでいた関係で聖悠紀先生の作品に出会ったのがきっかけと本人が言われています。
ここでも聖悠紀先生は回りに影響を与える存在だったのですね。

でも、同じエスパーものですが、シマックは宇宙船同士でどんぱちというようなイメージの作品です。
ところで悲しい事にロックはさすがに不死身の超人、復活して今も連載中ですが、私は、シマックが今どうなっているのか知りません。
それと「TEAM COSMO」もどうなっているのだろうか。
どなたかご存知の方、教えてください。(シマックについては「まんがの部屋」にあります)

これが、私とロックとの出会いです。

※関あきら先生は筆を置かれ、執筆はされていない事が分かりました。
 「TEAM COSMO」に在籍しておられた方たちが何かの形でシマックをという話もあるようです。
 でも、いつの事になるでしょうか。でも楽しみです。(2006/08/15)