タイキセニョリータ 馬主の一言 (97.11.11)

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 ついにセニョリータの引退の日がやって来てしまいました。クラブの規約で牝馬は6歳一杯まで現役と決められていますが、近走の成績から若干早めの引退となりました。

 セニョリータは、私が初めて出資した馬です。出資を決めたのが募集時期のかなり遅い時期だったため、一部の馬は満口になっていたのですが、募集残のある馬の中から悩んだ末、小柄ではありますが素晴らしい血統に魅かれてセニョリータとつきあうことに決めたのでした。

 新馬戦で2番人気になって惜しくも2着でしたが、その後も好走を続けて4戦目で勝ち上がり。1頭目の出資馬がいきなり勝ってしまい、一口馬主の楽しみからこれで完ぺきに逃げられなくなってしまいました。

 その後も500万下では能力が上というレース振り。残念ながら900万下では勝てませんでしたが、特に今年はコンスタントに出走を続け、十分すぎるほど馬主気分を満喫させてくれました。

 クラブからの通知によると、セニョリータは大樹ファームで繁殖入りできることが決定しているとのことで嬉しい限りです。たしかお母さんのFirst Blushは他界してしまったはずなので、セニョリータにはその血脈を残せるよう頑張って欲しいと思います。そして、「自分の持ち馬の仔を再び一口馬主で持つ。」という私の新たな野望を、セニョリータに託しています。

 本当に、お疲れ様でした、セニョリータ!


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