『Dear My Friend』

前に会ったのが、去年のG.W.。あなたが東京に遊びに来た時ですよね。
年末の約束が、あなたの体調不良で中止になってしまったから、ほとんど一年振りでしたね。元気そうで何よりでした。
でも、そんなに会ってないって感じがしないんですよね。
電話だって、年に2、3回がいいところだし、手紙といえるものだって、年賀状程度なんですけど、何かいつも話している気がしてなりません。
この感覚って、今でもつきあいのある、あの頃の友達に共通してるんですよね。すごく久しぶりなんだけど、ずっと途切れなく続いているというか・・・。
まぁ、大げさに言えば、それだけのものを築き上げてきたってことなのかも知れません。

そう言えば、友達としての付き合いも、もう9年が経とうとしているのですね。
夏のサークルの合宿の時に、僕がジェットコースターに乗るのを拒否したあたりから始まっていると記憶してます。あの頃、ホント駄目だったんですよね、ああいう乗り物。
でも、いろいろと喋るようになるきっかけとなったことは、事実だと思います。

「あの当時、いろいろと無茶なことやったな」って言ってましたけど、ホント、その通りです。今や、十代の子を見たら、「若い!」って思えてしまいますからね。
いつの間にやら、僕たちも、そんな目で見てしまう歳になってしまったということなのですね。そう考えると、何だか少し淋しい気もします。

他のみんなは、近いようで遠い存在になってしまっているようですが、こうして、一年に一回でも顔を合わせられるというのは、嬉しい限りです。
仕事の関係もあって、今回はほんとわずかな時間でしたが、いろんなことを話せてよかったです。

相変わらず、自分の夢を現実のものにすべく、頑張ってるみたいですね。
あなたと会う時、その夢の話を聞くのが、楽しみになっています。
いつ聞いても、確実に前進しているので、関心しています。
そんな話を聞いて、こっちも負けてられないなって、いつも思うんですけど、どんどん水をあけられているような気がするんですよね。ホント、すごいことだと思います。
でも、僕もようやく自分のやりたいことが整理できてきたので、ここから追い付きますからね。僕が負けず嫌いだってことは、よく知ってるでしょ。

何か、いろいろと大変なこともあるようですね。
「グチばっかりで、ゴメン」って言ってましたけど、別に気にしないで。
誰だって、グチを言いたくなるような時って、あるじゃないですか。
僕は、あなたの実際の生活を見ている訳ではないので、そんなグチを聞いてあげることしかできませんが、言うことで、楽になることだってあるでしょ?
それに、陰口とか悪口を言ってる訳ではないのだから、いいんですよ。
心にため込んで、嫌な気分でいるよりは、ずっといいことじゃないですか。
いつも、前向きに頑張ってるんですから、たまには、グチの一つくらい言ったって、バチは当たりませんよ。

そうそう、そんな話しのついでに・・・。
最近、人に「頑張れ!」って言うことの重みを感じるんです。
それは、挨拶程度とでも言えばいいでしょうか、あまりにも何気なしに、「頑張れ!」っていう言葉が使われ過ぎているような気がしてならないのです。
たった一言なんですけど、この言葉が、時に、ものすごいエネルギーを与えてくれたりするじゃないですか。発した人の意図がなんであれ、落ち込んでいるときにこの言葉を聞くと、とてもありがたく感じたりして・・・。
だから、もっと大切にしなければならない言葉じゃないかなって、思うんです。 こう、感情のこもった、心の底から出てくる言葉じゃないかって。
だからこそ、あなたには「夢に向かって頑張れ!」って言いたいんです。というか、その言葉以外、ふさわしい言葉が見当たらないのです。
きっと、今の僕にとっては、そのくらい重い言葉なのだと思います。

今度会えるのは、またまたG.Wですかね。
前回は東京でしたが、今度は本拠地である京都で会えますね。
って、どこか旅にでも行くのかな?
もし、会えるようであれば、また夢の話聞かせてくださいね。
僕も、なかなか環境は整いませんが、今やりたいと思っていることが、一歩でも前進しているように頑張ります。

最後になりましたが、いつも、いい刺激をありがとう!
それでは、また会える日を楽しみにしています。



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