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作品タイトル 作者名 出版社
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「寄生獣」 岩明均 (講談社/アフタヌーン 全10巻)
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作品ジャンル(管理人の独断で決定)
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| スプラッタホラーSF風味 |
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あらすじ
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| ごく普通の高校生だった泉新一は、ある日右手を異星人に寄生されてしまいます。本来なら体に侵入し、人間の脳を奪って頭に寄生して生きてゆく生物なのですが、新一の場合は失敗してしまい、脳を奪うことが出来なかった為に、新一の意識が残ったのです。普通は、寄生された時点で人間としての意識はなくなり、異星人の意識だけが残ります。そして人間が肉や魚を食べるように、「人間」を食料として狩り、食べる異星人そのものになってしまうのです。外見は普通の人間と変わらないため、異星人たちは、ひそかに増えつづけます。その事に気付いた新一は、殺されてゆく人間を守ろうと、彼は人間よりもはるかに強い異星人達に、一人で立ち向かってゆくことになるのです。 |
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おすすめポイント
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| かなりスプラッタなシーンも出てきますし、人がバタバタ殺されてゆくので、その手のものが苦手な方はダメかもしれません。でも、ただそれだけの話ではないので、怖い、とか気持ち悪い、とかいうことよりも、主人公がどうなってしまうのか、はらはらどきどきして、どんどん先を読みたくなってしまう作品だと思います。彼の右手にとりついた異星人の「ミギー」(右手だから)がだんだん人間くさくなるのが面白いです。まるで、鬼太郎と目玉おやじのよう。 |
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心に残ったこの一言
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| 「死んだイヌはイヌじゃない。イヌの形をした肉だ」 ――泉新一 (3巻P128) |
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| 「特になし」 |