作品タイトル 作者名 出版社
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「笑う大天使」 川原泉 (白泉社/花とゆめ 全3巻)
(白泉社/文庫 全2巻) |
作品ジャンル(管理人の独断で決定)
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ほのぼのコメディ(あるいはインチキお嬢様) |
あらすじ
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この作品は、何かのはずみで、お嬢様学校に入ってしまって、どうにもそこになじめない女の子3人組がいろいろな騒動に巻き込まれたり、自分たちで騒動を起こしたりする話です。「大天使の乙女達」と呼ばれる彼女達ですが、思いっきり猫をかぶり、表面上は完璧なお嬢様を演じています。お嬢さまぶりと、普段の地のギャップが激しくて笑えます。そんなお嬢さまとは程遠い3人組が、なぜか本当のお嬢様たちに大人気で、アイドル化していきます。でもあだ名が「オスカル」「ケンシロウ」「コロボックル」なんですが…。お嬢さまが、なぜケンシロウを知っているのかが、最大の謎。 |
おすすめポイント
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この人の描く作品に共通することは、ヒロインがみんなほのぼのしていると言うか、のんびりしているのが特徴です。そしてどんな状況に陥っても決してあわてず、さわがず、マイペースを保ちます。だからまわりの普通の人々は大変(たいてい苦労するのは男の人)。たとえ、怪力がつこうが、ドワーフが現われようが、タイムスリップしようが、殺人事件が起ころうが、おっとりとしてペースを崩しません。「なんで平気でいられるのだ?」なんて思ってはいけません。そこが彼女たちのいい所なのです。 |
心に残ったこの一言
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「必ず起こる!起こしてみせよう!わしらが奇跡だ!」 ――司城史緒・斎木和音・更科柚子 (2巻P145) |
こちらもおすすめ!
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「銀のロマンティック…わはは」 (白泉社/花とゆめ) 泣けますよ。意外にもこの人の作品は、泣けるものが多いんですよね。 |