『美女と野獣』京都公演決定!〜思い出編〜 初演は1994年春、ブロードウェイ。ディズニーが演劇界に初進出というビジネストピックスや、ストーリーの中に綿密に組み込まれたイリュージョンなども大きな話題でした。 俺なども速攻でその年の9月にはブロードウェイに駆けつけたものです。ただ完売しているチケットを手に入れるのは至難の業で、ありとあらゆる手を尽くしたけれど結局は出発前には入手出来ず。旅程は決定済みなので、チケットもないまま飛行機に乗ったのでした。諦め半分でニューヨーク滞在をして3日目くらいでしょうか。一緒に行った女の子の親父さんが外務省の方で、彼が可愛い娘のために(?)最後の最後まで努力して入手してくれたようでした。一緒に行ったメンバー全員(4人)大喜びで、“チケット入手成功祝勝会”そして“『美女と野獣』観劇達成祝勝会”などと称して二夜連続で大騒ぎしたのでした。『美女と野獣』と聞くと、ついついこの時のことを思い出してしまいます。 日本での初演は1995年。東京と大阪で同時に開幕するという離れ技を四季はやってのけました。日本での総製作費30億、衣裳だけでも1億4000万という数字にも驚いたものです。日本公演は俺たちもさすがに抜かりなく、チケット発売初日に6人体制で2人一組3ヶ所のチケットぴあに早朝から並びました。四季の会の会員だけの先行発売だと言うのに、朝6時には長蛇の列。さすがに初日チケットは誰も取れませんでしたが、ひとりあたり3,4回は良席で見られるチケットは手に入れたのでした。 大阪では一年半くらいのロングランだったかと思うのですが、俺は調べてみると8回行ってるようです。ひとつの演目で8回というのは、俺の中では“やや多い”程度のレベルなんですが、ブロードウェイまで行ったりチケットぴあに並んだりと、一時的な力の入れ具合としては相当なレベルだったと言えるでしょう。まぁ、6,7年前の話ですから、俺もそれなりには熱かったというか若かったということなんでしょうかね(笑)。 ![]() |