7月某日「なんとかしないと」 |
ヤル気が出ん!何もかも。ただひたすら何もしたくない。 仕事に疲れたんかな。人間関係に疲れたんかな。それとも人生そのものに? 理由はあまり考えたくない。考えないようにしよう。 北の大地に行けば少しは気分も変わるんかなぁ。いや、変わるはず。 そうでなけりゃ、この出張を引き受けた意味がないしね。 さっさと仕事を片付けて、ひとりぼっちで寿司を腹いっぱい食ってみるか。 それとも喧騒の中、ひとり静かにジンギスカンってのもいいかも。 しかし現実は厳しい。夜の宴会は逃げられない。 しゃーない。他の手立てを考えて、なんとか気持ちをリセットしましょう。 …ちょっと呟き風味の日記にしてみました。 おしまい。 |
7月某日「ボクちゃんに明日はあるか?!」 |
世間は夏休みの話もチラホラというか、ズバリ夏休みって人もいるんですが、なんだか俺は縁遠い。出張が多すぎるのね、最近。パッと行ってパッと帰って来る北海道が決まったと思ったら、日帰り仙台とか日帰り淡路島もありそうで…。マイルも貯まるけど疲れも溜まるっちゅーの。 さて、そんなお疲れの俺にせめてもの慰めというものでしょうか、ようやくウチに可愛いボクちゃん(新人)が入ってきました。仕事的に自然と俺になつかざるを得ない流れを仕組んでやったので、毎日俺の周りをチョロチョロしてます。彼はほんわかした雰囲気とは裏腹に、高校時代は水泳部(鼻血ブーッ!)だったそうで、確かに体は魅惑のボディ♪ 先日は力仕事系があったので「キミに特殊任務(←荷物の運搬)を与える」と仕事を100%振ってやったら、「まかせてください!」と心強い返事。そして「Tシャツ1枚になってもいいですか?」と来たもんた&ブラザース。「特殊任務だもん。むしろそうすべき」と Tシャツ1枚にさせたら、まぁ、ホンマにエエ体(我慢汁タラ〜!)。しばらくひとりぼっちにさせて、後で覗きに行ったら、汗でTシャツはピッタリ体に張り付いて乳首なんか透けてやんの(本気汁ピューッ!)。 「倉庫の中、めっちゃ暑いですねぇ」と可愛そうなボクちゃん。「あぁ、ここに冷房のスイッチがあったのにぃ。知らんかった?(わざと教えなかったんだよ。フフッ☆)」。 ま、濡れたままでは可愛そうなので、誰かから北海道土産でもらった“キタキツネTシャツ”を謹呈。因みに数年前、もらって開封して絵柄をチラッと見た瞬間、見なかったことにしてそのまま机の引き出しに葬っていた埋蔵品。哀れボクちゃんはしばしキタキツネを眺めたのち、意を決したように大人しく着用。 俺の方に向き直って「いただいて言うのもナンですが、ヘンですよねぇ?」と聞くから 「似合ってる」と答えてやると、「ええーっ!」とショック受けてやんの。楽しいなぁ(笑)。 キタキツネのままデスクに戻ると、おばちゃん社員が「まぁ、かわいい」。 彼がTシャツ姿でいる理由をおばちゃんに話すと、「なんやそういうことなら、私にも言うてちょうだい。もらい物やねんけどな、私には若すぎるわぁと思ってたのがあるのよぉ」と 出てきたのがハイビスカスTシャツ!しかもベース色は黄色!すかさず俺は 「よかったなぁー!明日はこれ着させてもろて、また頑張れや!」と励ましたつもりが ボクちゃんたら、ちょっぴり涙ぐんでたような…(笑)。 と、まぁ、こんなこと書いていたら「ボクちゃんたらルビ吉にいじられて可愛そう」と同情の声も聞こえてきそうですが、違うんですよ。これは愛情表現。ちょっと変化球なだけ(笑)。それに若い内はいじられてナンボ。次に若者が入ってきていじられなくなったら、それはそれで淋しいものなんだって。もっともそんな気持ち、今のボクちゃんにはわかるはずもないでしょうが(笑)。 ところで…。しばらくして彼の机を見ると、下半身もよほど気持ち悪かったんでしょう、 コンビニの袋と共にパンツが…。しかしごっつ普通のトランクスでした(萎えー!)。 |
7月某日「半猫人」 |
会社の近所にペットショップがあって、最近は昼飯の帰りによく立ち寄っています。 俺が積極的に寄りたいワケじゃないんだけど、一緒にメシ食ってる男の先輩と後輩の女子が、それぞれ「猫好き」「犬好き」ということで。なんとなく巻き込まれちゃって。それでも俺もくぅちゃん(←ただのチワワ)とお話するのが楽しみであったりもします。 ルビ吉「おまえ、まだ売れんのか?!」 くぅちゃん「そんなこと言うなら、おまえが買えよ!」 犬と会話してる俺というのも、かなりのキャラ違いで不気味ですがご容赦を(笑)。 俺の話はおいといて、猫好きの先輩の話。俺よりひとつ上の、この先輩。学生時代はアメフトの選手。ガタイもでかく、男前。ただ気が荒いと言うか荒くれ者な上に、時々言ってる事がわけわからんという思考回路がツラ〜イ男です。俺は新入社員の頃から可愛がってもらってるから、慣れましたケド。 ある日3人で猫を見ていたとき、後輩が「西園寺さん、この猫って『キャッツ』のグリドルボーン(←ミュージカルでの猫の役名)に似てますよねぇ」と。俺が「似てる、似てる」などと会話してたら、突然先輩が「おまえら、『キャッツ』見たことあるんか?!」と、やや怒り口調で聞く。どうやら『キャッツ』が嫌いらしい。とりあえず俺たちが『キャッツ』を見たことが気に入らないようなので、「俺は1000回くらい見ました。全曲歌えます(ウソ)」「私は10000回見ました。全曲踊れます(ウソ)」と答えると、「あんな猫をバカにしたミュージカル、何がエエねんっっ!」。と、今日もまた言ってることが意味不明。でもムキになっちゃって、カワイイけどね(笑)。「俺は猫を売り物にして金を稼ぐ姿勢が嫌いなんじゃ!」。って、おいおい、ペットショップでそんなこと言うなよ…。それに自分の猫もショップで買った猫やん!ホント、ワケわかりません(笑)。 会社への帰り道、後輩が「○○さんって、なんでそんなに猫が好きなんですか?」と、まったく根本に立ち返るような質問を投げかけました。先輩は「なんでやろな…。なんと言うか、猫は賢いから人間の考えてることがわかるって言うか、俺の考えてることがわかるって言うか…。通じ合うんかなぁ」。なるほどね。それで謎は解けた。俺は人間であって猫じゃないから、時々先輩の考えてることがわからなかったんだ…。 てなことを夕方後輩に話したら「何を言うてはるんですか。違いますって!私たちって、 他の人よりはるかに○○さんのことわかってるじゃないですかぁ〜。ということは、人間でもかなり猫寄り?半猫人…?」。 この先輩のおかげで、自分を再発見できた1日でした。今日から俺は半分ネコとして生きて参りたいと思います。どうぞよろしく。 |
7月某日「WATER BOYS」 |
なかなかいいじゃないですか、『WATER BOYS』。録画してたビデオをようやく見ました。何がいいって、役者がいい。高校生はほとんど駆け出しレベルの役者で揃え、大人たちは芸達者なベテランで揃えるコントラストもお見事。等身大の高校生たちの姿が際立って、俺などは一話最後の夕景のプールの場面でググッときちゃいました。 自分の高校時代の学園祭のことを思い出してみたり。「嗚呼、俺にもこんな熱い時代があったなぁ」と、甘酸っぱいモノが込み上げてきたり。佐藤直紀の音楽もバツグンにいいですね。俺の高校時代の思い出にも、佐藤さんの音楽をつけてもらったら美しく蘇りそう。 何話まで見続けられるかわからんけど、とりあえず続けて見ましょう。 |
7月某日「オリジナル競パン」 |
“競パン師匠”と呼ばれる友人からお誘いを受け、なんと「オリジナル競パン」を作ることになりました。オリジナル作成と言ってもパターンがあって、そこから生地とか色とかを選んでいく…という作業。知らなかった。でもこれが簡単なようで、結構難しい。ふだん競パンの写真など見慣れていても、イチから考えるとなると仕上がりが想像できない。どんなパンツになっていることやら…。 因みに作るにあたって、俺が師匠に真っ先に聞いた質問は「透ける生地はどれ?」。 師匠の答え通りの生地を選んだので、秋には“透けパン”が一丁完成して参ります。もちろん完成したらホームページで公開しまっせ。俺が穿いて水に濡らしてぶっとい俺の竿をスケスケにしてテメェらに見せつけてやらぁ!という事は誰も期待していないと思うので、せいぜい王子に穿かせましょう。 話は変わりますが、競パン師匠は競パン師匠と呼ばれるだけあって競パンを何百枚と持っているらしい。買占め?(笑) いやいや、ステキです☆ 因みに「競パン師匠と呼ばれる友人」と他人事のように書きましたが、命名したのは俺だということを、たった今思い出しました(笑)。 |