7月28日「DJ・コービーの伝説」
この夏はじめて水辺に行きました。いい年してオープンカーに乗っちゃってドライブ。ラジオから流れて来るのは、俺的世代にはピッタリのサザン。もちろん「波乗りジョニー」です。オープンカーは会社の先輩が用意したものなんですが、この先輩が爽やか夏男みたいな人で、助手席に乗ってる俺はちょっとだけデート気分でした。
それにしても「波乗りジョニー」、とてもいい。青春時代の甘酸っぱい香りがこみ上げてきます。そもそも俺はサザン・フリークで、色んなシチュエーションでサザンが俺の青春を彩ってくれた気がします。中でも「DJ・コービーの伝説」は、俺の人生の中で稀有な「女がらみの出来事」を思い出させます。ある女の子がどうしようもなく好きで、よく一緒に映画を見たり、喫茶店で何時間も話したりしていました。でも肝心な事は何も言えず、ずっとそのまま…。胸の苦しい毎日でした。ある日その子が他の男と付き合っているという噂を聞きました。そのとき彼女の友達が俺に言ったのです。
「あなたが何も言わないから、あの子は気持ちに踏ん切りをつけたのじゃないかしら」
「そ、そんな…」それ以上に何も言えませんでした。その喫茶店で流れていた「DJ・コービーの伝説」を、ただひたすら聞いていました。
音楽はその時その時の色んな出来事を思い出させてくれますが、この「DJ・コービーの伝説」が連れてくる思い出だけは、10数年経った今でも「せつない思い」を俺にぶつけてくるのです。
7月18日「鱧(はも)食って、泡食って」
会社の後輩から「暑気払いに何か美味いものを食べません?」と誘われて、4人で鱧を食べに行きました。まぁ、天神祭も近いし、てことで。そうそう、大阪では天神祭に鱧を食べる習慣(?)があるのです。天神さんが近づくに連つれ、鱧の市場価格が上がるらしいです。
さて、店は後輩の女の子の“行き着け”という所だったのですが、着いてびっくり。高級そうな店構え。玄関からして「ウチは高いわよ、貧乏人はここから先に入らないで!」と言わんばかりの雰囲気。後輩に「オマエ、普段どんな生活しとんねん…!」と突っ込むと、「いや、私は払ったことがないので」って、なるほど。よくわかりました。
部屋に通されてほどなく、えらい男前がお通しを運んできました。後輩は俺より少し先輩の女性に「○○さん、ここの男の子たちってめちゃ可愛いんですよぉー。次々に違う男の子がここに来ますから」と言って、ふたりで「イッヒッヒッヒッ」と悪代官と越後屋状態。それを聞いてた俺も、心の中は駿河屋状態(笑)。俺の同期の男だけが「まさか、そんなことで高い金を取ってるんじゃあないやろな!」という疑念で憤慨状態。お気の毒。それはさておき、鱧はとてもおいしゅうございました。「鱧づくしコース」を注文したのですが、湯引き、しゃぶしゃぶ、照り焼き、にゅうめんから、なぁんと、サンドウイッチまで。鱧サンドって、すごいよなぁ。世の中にそんなサンドウイッチがあったんだ…。
で、食うだけ食って、しゃべるだけしゃべって、目の保養をしまくって、ホントいい暑気払いになりました。そして、会計。ひとりあたり¥23,000!俺の同期が「高すぎる!」と憤慨していると、先輩のお姉さんが「でもきれいなお部屋で可愛い男の子が至れり尽せりで鱧づくしなんだから、これくらいするわよぉ」と説得。先輩、ノンケの男にそんな説得は通じませんって(笑)!因みに後輩と先輩の姉さんたちは「また行きましょうねー!」と喋ってました。俺は目の保養だけだったら、要らねーや。同期の男は「俺は一生、鱧は食わない!」だそうです。鱧になんの責任もないのにね…トホホ。
7月8日「出会いはいつもエアポート」
土日は仕事。ということで、俺はある空港にいました。早く着きすぎて登場口のソファーに座っていると、向かいに…ぎゃああああああ〜〜〜〜、イイ男!!
これはファースト・クラスの男だわ。キリッとした目鼻立ちに肌は浅黒くシミひとつなし。なんとも言えない品性と爽やかさ。これはご挨拶でもしなくっちゃ(なんでやねん!)と思っていると、ヅカヅカッとブーーーーッサイクな女が彼の隣に。唖然と見ているとブサイクは、彼に話し掛けるじゃありませんか。
「どうして待ってないの?アタシ探したじゃん!」
「ごめん。本読みたかったし、トイレからここ見えるじゃん」
どうやらブサイクが臭くて大量のウンコをモリモリしていたらしく(見てたんか?!)、その間、彼がトイレの前で待っていなかったことに腹を立てているらしい。
「でもアタシ、探したんだよー」
バッカでねーの?!オマエみたいなブサイクはイッパツで見つけてもらえるよ!
「お客様のお呼び出しをいたします。ブサイク、ブサイク、いらっしゃいましたら地上係員までお知らせください」…これで充分なんだよ!どうせなら「空港警察までお知らせください」ってんだ。
さてその後ブサイクは、なぁ〜んと、あろうことか、男の肩に頭を乗せてやんの!これは悔しい!俺も慌ててもう一方の肩に頭を乗せようかと思いましたぜ。しかも前方から(笑)。それにしてもこの男前兄ちゃん…。よっぽどのブス専かゲテモノ専なのかねぇ…。ゲテモノがイケるんだったら
「俺、いかがっスかぁー?」。
もしかしたらこの女、セックスが抜群に上手いとか…?でもそれならば
「俺、いかがっスかぁー?秘技もあるでよー」みたいな(→「秘技」って中谷美紀が出ていたドラマ『女医』の大路恵美みたいね。あ、わかる人だけわかってください)。
ところでこの男前、たしか「本読みたかった」って言ってたなー。何の本だろう?と彼が持っていた本を覗き見ると…『金田一少年の事件簿』だぁ〜?オマエ、一体いくつやねん?っちゅうか、その男前ヅラと読んでる本が合ってません。じっちゃんの名にかけて、今すぐ読むのを止めなさい!
7月6日「腕とか骨とか子供とか」
今日は且座で「F.F.」について語りました。F.F.…言うまでもなくケツマンコにウデをぶっ込むアレです。そ、フィスト・ファックでんな。決して「ファイナル・ファンタジー」じゃございません。ま、ある意味「ファイナル感」はありますが(笑)。
俺の周りでそんなことやってる輩はいないと思っていたら、いました。2.5人も。ちなみに0.5人というのは、手首だけ入れた段階で「あ〜、これ以上やっちまったら、人間としてダメになるぅ」と思い、中断したヤツ。友人Aはネットの掲示板で知り合って、というか見て、そいつの家に行ってぶち込んできたそうです。友人Bは彼(セクフレ?)とセックスのバリエーションのひとつして平素からやっていて、別れた後も「やっぱりおまえの太い腕がーーっ」みたいに言われて、結局そいつの家に行ってやってあげたそうです。二人の経験に共通しているのは、タチがネコの家に行った時、ネコはすでに四つんばいでケツを突き出していた、という状況。なんか、すごいなぁ〜。友人Bは言葉攻めが好きらしいのですが、F.F.時の決めゼリフ(?)が「オラ、骨が当たってるぜ!」。ひぃーーーっ!「骨」っスよ、「骨」。骨盤?俺はよくわかりませんが、「アナタが人生の何かにぶち当たってるのでは?」って感じです。ハァ、ハァー…。ホント、書いてるだけで息切れが…。言葉攻めと言えば、友人Bがバックを掘っている時の言葉がこれまた秀逸で、「オラっ、孕ますぞっ!」だそうです。ちなみに0.5の友人が、ネコ時につい口に出す言葉は「兄貴の子供が産みたいっス!」。
みんないっぱいいっぱいで生きてるんだなぁ…と感じた、雨の夜でした。もうすぐ梅雨明けです。
7月1日「且座で出会った初のHP閲覧者」
先日の金曜日、且座で「HPを見てます」というお客さんに初めて会いました。もちろん偶然に会ったわけですが、いや〜、本当に恥ずかしかったぁ。「ルビー(りゅう)は、実はこんなヤツでした」ってノリで対面するわけですから。しかもその彼は、俺がHPの“営業用”に貼り付けた、あるサイトの画像掲示板を見て「王子の雫」にたどり着いたとのこと。だから恥ずかしさも2倍。因みにその画像掲示板には、俺のもっこり画像があったりするわけです。下半身を先に見られて、プロフやら日記やらで生活や考えていることを知られて、最後に顔を見られました…みたいな。「隠していた顔はこんなんでした。ごめんなさい、もうしません!」…そんな気持ちデス。
た○しサン、そう、メアドの由来まで教えてくれたアナタです。今度はキミの下半身をぜひ見せてください(笑)。それからキミに教えてもらったメアド、間違ってるみたい(わざと?)。送っても返ってきちゃいます。よろしければこのHPから、いちどメールを送ってください。最後は私信でした。