漢方の系図


漢方の世界に流派があるのは資料室でもふれました。
私の師匠は 片山草雲 という人ですが、系統の流れを図にしてみました。


吉益東洞 江戸時代の「古方派」の大家
 
尾台榕堂 東洞流を集大成させた江戸末期の漢方家
 
湯本求眞 東洞の再来を自認した昭和の漢方復興の祖
 
荒木正胤 鍼は柳谷素霊、漢方は湯本求眞、奥田謙蔵に師事した
 
片山草雲 荒木正胤の高弟 京都薬科大学で漢方の講義を担当
 
増田眞一 草雲先生に師事、内弟子として京都で住み込み、
その間鍼灸学校で針灸を学ぶ。1987年、彩雲堂。

私が学んだ漢方のテキスト

片山草雲先生が教科書にしたのは、類聚方広義(尾台榕堂)、皇漢医学(湯本求眞)、傷寒論講義(奥田謙蔵)の3冊でした。これに薬能(吉益東洞他)と方技雑誌(尾台榕堂)を副読本として重要視されました。荒木先生の文章(言動)にはことあるごとにふれられ、感極まって落涙されることもしばしばありました。また荒木先生の引導もあって、安岡正篤先生の文献を良く引用され、四書五経から漢詩、篆刻、俳句、姓名判断と研究は多岐に及んでいます。

独立後は

道を守りつつ、広く衆方を求めるようにも心がけています。草雲先生の腹診は私のような凡庸には名人芸のようにも思われます。その後藤平健先生の腹診をみて客観的でわかりやすいと感じました。民間薬や生薬散剤の研究、有効利用にも興味があります。

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