南方獅子には仏山獅子鶴山獅子の二つの異なる
外観のものがある。

仏山獅子は広東省の仏山をルーツとし、頭部が幅広く勇猛、力強い姿を備える。
鶴山獅子は広東省の鶴山をルーツとし、頭部が長く仏山獅子に比べて可愛らしい姿で軽快と聡明を備える。この鶴山獅子は鶴山のある高名な武術家が仏山獅子の外観、踊りかたを改良して、誕生したものである。

本来この二つの獅子は外観以外にも踊りかた、太鼓の技法も違うものであった。だがここ数年来南方獅子の踊りかたそのものが北方獅子の技法を取り入れ変化した(南獅北舞)のにあわせ、今ではあまりかわらなくなっている。また以前は日本を含め香港、マカオなど多くの地域では鶴山獅子はあまり流行していなかったが、1992年国際龍獅総会の設立で各地域の醒獅團同士の交流が促進し、鶴山獅子を舞うマレーシア、シンガポールなどの世界のトップレベルの醒獅團の影響で現在は鶴山獅子もたくさんの地域で見かけられる。また近年ではこの仏山獅子と鶴山獅子以外にも、この二つの獅子の外観をミックスした仏鶴獅も作られ人々の支持を得ている。

中国獅子舞とは?   中国獅子舞の起源   北方獅子と南方獅子

BACK TOP