クソゲーの世界

●バスケットボール・ゲーム群●

 

ここ日本では、それほど人気がありませんが、アメリカでは1番メジャーなスポーツ

バスケットボール、ゲームとしてのバスケもアメリカのゲームメーカーが先導する

感じで現在に至っています、バスケットボールをゲーム化するというのは結構

難しいことで、スピード感のある5人の動きをどうまとめるかとか、複雑で華麗な

攻撃方法をどうやって分かりやすいボタン操作にしたかでゲームの出来が

決まってきます、これがかなり難題らしく今まで数多い試行錯誤の末、失敗作が

たくさん作られて来た種目でもあります、1992年にはバルセロナ・オリンピックに

NBAのオールスターチームがアメリカ代表として出て話題になったことと

スーパーファミコンの普及の時期が重なって、その1992年にバスケゲーの

発売ラッシュがありましたが、ほとんどは駄作でした、バスケゲーではNBA公認

というのがブランドですが、ソフトの面白さとは、また別、中にはかなりヒドイ

NBA公認もあるので要注意、PS用ソフトとして1996年1997年には

ライブ・ダンカーズ・トータル・ジャムと4種類のNBA公認ソフトがひしめき合って

いましたが、1998年以降、トータルとジャムは脱落して、残ったライブと

ダンカーズで発売日を睨み合いながら日米販売競争を続けています


●バスケゲー・メニュー●

バスケットボール 1979年 アタリ AC

スーパーバスケットボール 1984年 コナミ AC

エキサイティング・バスケット 1987年 コナミ FCD

全米プロバスケットボール 1989年 ビック東海 FC

NBAプロバスケットボール 1992年 エレクトロニックアーツ SFC

テクモ・スーパーNBAバスケットボール 1992年 テクモ SFC

NBAオールスターチャレンジ 1992年 アクレイム SFC

スーパーダンクショット 1992年 HALKEN SFC

スーパーダンクスター 1992年 サミー SFC

NBAジャム 1993年 アクレイム SFC

マジックジョンソンのスーパースラムダンク 1993年 バージンゲームス SFC

フロムテレビアニメーション スラムダンク 1994年 バンダイ SFC

ドリームバスケットボール・ダンク&フープ 1994年 ヒューマン SFC

NBAプロバスケットボール94 1994年 エレクトロニックアーツ SFC

NBAライブ95 1995年 エレクトロニックアーツ SFC

NBAパワーダンカーズ 1995年 コナミ PS

NBAライブ96 1996年 エレクロニックアーツ PS

NBAパワーダンカーズ2 1996年 コナミ PS

NBAジャム トーナメントエディション 1996年 アクレイム PS

トータルNBA96 1996年 ソニー PS

NBAライブ97 1997年 エレクトロニックアーツ PS

NBAジャム エクストリーム 1997年 アクレイム PS

トータルNBA97 1997年 ソニー PS

NBAライブ98 1998年 エレクトロニックアーツ PS

NBAパワーダンカーズ3 1998年 コナミ PS

1on1 1998年 ジョルダン PS

NBAライブ99 1999年 エレクトロニックアーツ PS

NBAパワーダンカーズ4 1999年 コナミ PS

バーチャNBA 1999年 セガ AC

NBAライブ2000 2000年 エレクトロニックアーツ PS

NBAパワーダンカーズ5 2000年 コナミ PS

NBAライブ2001 2001年 エレクトロニックアーツ PS2


●バスケゲー・レビュー●


スーパーバスケットボール

時間が0になる前までに逆転するというのが目的のちょっと変わったバスケゲー

1人用重視のシステムですが結構面白いと思います、相手にボールを取られると

秒が減り始めに戻されます、点を入れると秒が増えて、ゲームオーバーが少し

遠のきます、線から出てアウトになることはなく画面下のラインいっぱいに

走ってる時さらに斜め下へ傾けながら走ると、正面から来た敵の選手を

すり抜けることができます、良くまとまったコナミらしいバスケゲー


エキサイティング・バスケット

ファミコン・ディスクシステムのバスケゲー、読み込みを終えて、タイトル画面が

出たら、1プレイか対戦かを選んでスタートを押すと、ドームに観客が入っていく

デモンストレーションになるんですが、これが飛ばせないのがウザイです

全体的な見た目はショボイんですが、ドリブルしてる相手からボールを奪い合う

バスケゲーとしては、典型的な試合展開で、意外と、そこそこ遊べます、自分が

ボールを持ってる時ドリブルをしてると、相手からスチールを食らって、ボールを

取られますが、ボールを持った人間がジャンプして空中に上がってる時は

ボールを取られないので、リングがある程度の射程圏内にあったら、とりあえず

適当にジャンプして、空中からリング近くに、こぎ着けて、シュートを決めるのが

1番多い点の入れ方となるはずです、それと、画面上のリングの上の位置

あたりから放った、3点シュートは、ナゼか入る率が高いです、2人対戦の時は

攻撃側も守備側も全員、足の速さが同じなので、ボールを持ってドリブルをしてる

相手に1度抜かれたら、もう追い付けないので、違う選手で取りに行くしかないです

1人用の時は、レベル1は、COMも自分も足の速さが全員同じなんですが

レベル2は、COM側のほうが少し足が速く、レベル3は、それよりも、さらに

少し足が速いです、第2クォーターが終わると、ハーフタイムショーが始まるん

ですが、これも飛ばせないのがウザイです、3点シュートを入れると”ズドーン!”

という爆発音が控えめに鳴ります、ボールを取る時、たまに”プン!”という音が

した後、ボールが行方不明になり、しばらくすると、いつの間にか誰かがボールを

持ってる、というバグが起こることがあります、NBA公認じゃなく、チームは、シカゴ

ボストン、ニューヨーク、ロスアンゼルス、の4チームの中から選ぶんですが

チーム内容は、どこも同じ、シカゴは赤、ボストンは緑と、この2チームは実在の

その州のNBAチームとユニフォームの色が同じなんですが、ニューヨークは

ナゼか白で、ロスアンゼルスはナゼか水色と、こっちの2チームは実在の色と

違います、試合が終わると、すぐ、読み込みやディスクAへ切り換える為の

黒い画面になり、その後、勝ったほうのチームのユニフォームの人間がUPで

出てきて、勝ったほうを表したりするんですが、点が全く表示されないから

何対何だったのか点数が解りません、試合結果の点数は覚えてるヒマが無い


全米プロバスケットボール

バスケゲーとしてかなりのクソゲーです、1989年にしても、これは無いだろ

って感じです、コートが半分しか表示されずセンターラインを超える度に画面が

反転してプレイヤーを戸惑わせます、ダンクの時、必ず画面がUPになりますが

そういうバスケゲーってダメなのがほとんどです、これはその元祖かも知れません


NBAプロバスケットボール

動きがカクカクしてます、シュートしてリングに当たったボールの動きなんかも

異常に硬い動きをします、シュートする度に起こる歓声が変にカン高く悲鳴のように

聞こえるのと、たまに起こるブーイングがほとんど牛の鳴き声です、ボールが床に

バウンドする音とかが多少まともなのが、せいぜいの救い、集団の中にボールが

行くと、どこにボールがあるのかサッパリ分からなくなります、相手のシュートを

ジャンプしてブロックすると、それがまた必ずシュートした本人の足元に落ちるので

何回も同じ攻防パターンが繰り返されます、ゴールの真下から投げたシュートが

異常に入る率が低い、ギリギリ遊べるレベルですが、これも一応クソゲー


テクモ・スーパーNBAバスケットボール

試合開始すると、いきなりジャンプボールのアップ画面に切り替わり、試合途中でも

審判がアップになった画面にいちいち切り替わり、パスを出すとボールが高速で

動くアップ画面に切り替わったりと、この勝手に切り替わるアップ画面が非常に

目まぐるしく見にくいです、動きは、一応スムーズなんですが、ボールの軌道が

ヤケに軽く、バレーボールのよう、シュートして入ったボールがネットに引っ掛かる

感じが無く、一直線に床へ落ちるのが、なんか変、リングに当たったボールが

ヤケに上へ跳ね上がります、NBA公認のクソゲー


NBAオールスターチャレンジ

NBA公認の1on1バスケゲー、チームごとに1人の選手が固定されてます

レイカーズを取るとウォージー、ニックスを取るとユーイングといった感じ

1992年のソフトなのでセルティックスが、まだラリーバードです、ブルスはジョーダン

サンズがバークレイ、ジャズがカールマローン、ロケッツはオラジュワン

ゲーム内容は、スーパーファミコンらしい単調な動きながらも、そんなに悪くないです

いくらかチャチな感じ、しかしやっぱり、1on1だけってゲーム内容には物足りなさが

あります、当時はこんなソフトでも、5000円とかしてたのか?と思わされます

歓声の中に象のオタケビみたいなのが紛れ込んでるのが特徴


スーパーダンクショット

画面と動きがショボイです、背景に観客が無く周囲が青一色に染まってます

歓声のつもりで入ってるノイズが雨音みたいに聞えるんで、なんだか雨の中で

プレイしてるみたいです、シュートしたりすると雨音がさらに強くなり、降りが強く

なったような感じに聞えます、周囲の青色が余計、雨っぽい雰囲気を醸し出し

ちゃっていますが聞きようによっては浜辺でバスケットをしてるような感じもする

不思議なクソゲー、チーム名は実在の物を少し変えた名前になってます


スーパーダンクスター

音とボールの軌道がショボイです、BGMが三流格闘ゲーム風でセコイ雰囲気を

醸し出してます、リングに当たった時の音がやたらビヨンビヨンしてて、おかしいです

シュートした時の音は、なんか時代劇で人を斬った時のような音に似てます

シュートしたボールがよく見ると変な動きをしています、ボードに当たって跳ね返る時

板に当たる、かなり前の位置で跳ね返ります、あと、リングに当たったボールは

まるで命釘の上を跳ねるパチンコ玉のような動きをします、これが最大の特徴

それと、パスされたボールのスピードが遅いです、ダンクシュートの時に

ギクシャクしたUP画面に切り替わったり、審判がいちいち枠で現れるあたり

クソゲーとしての条件を充分に揃えています、チームは架空の物


NBAジャム

1992年に粗悪バスケゲーが連発して、この頃バスケゲー=クソゲーという

感じさえあったんですが、翌1993年にそのイメージを覆した秀作ソフト

スーパーファミコンの性能から、バッサリと2対2のバスケに簡略化されてるんですが

それが功を奏し、ゴチャゴチャした感じが無いスッキリしたバスゲーになってます

連続得点をして調子が上がってくると物凄いジャンプをしたり、人間ヘリコプター

みたいな動きをするあたり、非現実的系なタイプのバスケゲーになってますが

出来は良く、SFCバスケゲーの決定盤って感じだと思います


マジックジョンソンのスーパースラムダンク

コートが半分しか表示されない反転型のバスケゲーですが、ビック東海の

全米プロバスケほどヒドイ内容ではなく、センターラインを超えて反転する時

画面が少し動いてくれるので結構見やすいです、このバスケゲーはパッと見ると

第一印象はクソゲーに見えますが、やってみると意外と良い感じです

ボールの跳ねる音なども違和感がなく自然、ギリギリ、クソゲーじゃないです

NBA公認ソフトじゃないんですがチーム名がアメリカの州で、それが実際の

その州にあるNBAチームのユニフォームカラーと同じなので気分はNBAで

プレイできます、タイトルにマジックジョンソンを銘打ってありますが、これは全然

意味がないです、試合前に少しマジックの顔が枠で出るだけ、それだけです

ロスアンゼルスを選んでも、そのチームにマジックらしい選手がいるわけじゃなく

だいたい、このゲームには選手ごとの違いが、あんまりないです、どこのチームも

同じような感じ、歓声のつもりの音がトンネル内の自動車走行音みたいです

クォーター終了のカウントダウンが鳴らないので、いつもプレイの真っ最中に

いきなりクォーターを終わらされ少しムカつきます、同じく第4クォーター終了時も

カウントダウン無しに、いきなり終わり、しかも小さめの枠で胴上げ画面が出るだけ

なので試合終了があっけないです、さっきこのゲームはギリギリ、クソゲーじゃない

とは言いましたが、別におもしろくもありません


フロムテレビアニメーションスラムダンク

アニメ物です、バスケゲーに限らずこういうのはほとんどがダメなんですが

このゲームのクソゲーぶりは特に凄まじく、バスケゲーとしてまさに

史上最悪のクソゲーだと思います

まず試合を始める前までに、ややこしい手続きを済ませなければイケナイのが

いきなりムカツクんですが、試合が始まると、その展開に唖然とさせられます

とにかく画面はひっきりナシに切り替わりまくり、ゲームになってません


NBAライブ96

プレステ版のライブは、この1996年版が最初、系統から行くとバスケゲーとしては

保守本流系で自然な操作感が特徴です、NBAライブ・シリーズは、クソゲーの多い

バスケゲーの中ではマシなほうで結構遊べます、操作のしやすさ・スピード感・迫力

ここら辺はどこを取っても1番だと思います、しかしこのゲーム、普通に動かしてる

だけだと、そんなに面白くないんですが、設定でファウルを無くして、R1ボタンを

押しながらプレイすると、かなり荒っぽいバスケゲーに変身します、R1を押しながら

ボールを持つ相手に向かって突っ込んで行き、○を押すことで、敵を吹っ飛ばして

ボールを取るのは、かなり爽快です、相手に触るか触らないかの華麗さが楽しい

実際のバスケットボールとは、ちょっと離れた感じになってしまうんですが

ゲームとしては盛り上がります、2人用のが楽しいんですが、1人用でも面白いです

 

1996年版のは、ポリゴンじゃないので動きが単調です、ターボのスチールをすると

相手選手が吹っ飛びます、画面のズームUPがあまりできないので、試合中

ボールが、どこにあるのかよく分からなくなることがあり、多少ゴチャゴチャしてます

これはバスケゲーによくある難点、あとはスクロールのスピードが遅いんで

ボールを奪った直後、速攻で前パスを出すと、ボールの行方に画面が追いつかず

見えなくなります、それと、どんなに遠くからシュートしても必ずリングに当たります

まだまだ荒削りですが、試合自体は面白く、ライブ系の基本は、スデにここで

おおまかに完成してます、全29チーム中、1996年版の上位10チームは

1・ロケッツ、2・ジャズ、3・ソニックス、4・マジック、5・スパーズ

6・ニックス、7・レイカーズ、8・キャバリアーズ、9・ペーサーズ、10・キングス


NBAライブ97

ライブ96をポリゴンで滑らかに進化させたのが97年版、ズームUPができるので

見やすさは格段にUP、ボールを見失うことも少なくなってます、動きには、まだ少し

難があり、氷の上を滑ってるような感じで、相手のボールを奪う時、慣れないと

その周囲をグルグル周ってしまうような操作の悪さがあります、コンピューターの

ゲームレベルで難易度を最高のオールスターにすると、敵が強くなるんじゃなくて

自分のシュートが入りにくくなるようにしてある点は理不尽、オリジナルの選手を

作ることはできるんですが、普通のエキシビジョンに登場させることはできず

プレイオフかシーズンでしか使えないのが、ちょっと不満な所、でも全体的には

軽くスムーズでスピード感があり、爽やかなバスケゲーです、上位10チームは

1・ブルス、2・ロケッツ、3・ソニックス、4・ニックス、5・レイカーズ

6・スパーズ、7・ジャズ、8・ペーサーズ、9・マジック、10・ボーレッツ


1on1

格闘ゲームのような1on1バスケゲー、絵と動きは良いんですが、ダンクなどの

派手なプレイが全部コマンド技となってるんで、それらのコマンドを覚えなきゃ

イケナイっていう面倒臭さがあります、どうも私は格ゲーの頃から、こういう

コマンド操作ってのが馴染めません、覚えて繰り出せるようになっても、なんか

動かしてるっていう実感がわきにくく、だいたい覚えるのがかったるい、それと

やっぱり、1on1だけってゲーム内容には物足りなさがあります、格ゲー寄りな作り

なので、バスケゲーらしさが薄く、シュートが入る入らない、みたいな所の作りも雑


NBAライブ2000

プレステ用のライブは、この2000年版が最後になってます、ジョーダン復活を

大きく掲げたライブ2000ですが、そのシカゴ・ブルズは1番弱いです、というか

この時期にジョーダンってのも遅れてる感じがします、本当は、あの人が野球など

やらず、ずっとバスケットをやってたら、このシリーズも96年版から99年版くらいに

かけて、大物1人分、顔ぶれ的には盛り上がってたとも思うんで、作るほうとしては

待ちに待ったことだったんでしょうか?とにかくジャケットいっぱいに、ジョーダンが

写ってるシリーズ異色作、でも選手の内容としては、ブルスのジョーダンよりも

レイカーズのシャキールオニールが名実ともにナンバー1、ゲーム全体の動きは

良いんですが、走り込んでシュートした時たまに画面がガクンとズレて一瞬見にくく

なることがあります、東西オールスターチームの他に、1950s〜1990sと

10年区切りで過去の大物がチームになってるのが選べます、上位10チームは

1・キングス、2・レイカーズ、3・サンズ、4・ソニックス、5・トレイルブレイザーズ

6・ペーサーズ、7・ロケッツ、8・ナゲッツ、9・ジャズ、10・ピストンズ


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