映画”リング0バースデイ”の謎に迫る

 

今度は、まともになってるかと思って見てみたら、またしても、ちょっと納得できない所がありました

この映画のシナリオを書いた人が、元のリングのシナリオを書いた人と、同じかどうかは知りませんが

やっぱり、おかしな点がいくつか見られます、本当に、ちゃんと考えたのか?と疑わしくなってきます

元のリングにあった、ビデオや電話やテレビなどは、あまり出てこなってるので、そういう

電気機器に関するような不可解さとは少し違うのですが、もっと基本的な所におかしな点があります

 

愛子の突然の変死により、急きょ、仲間由紀恵が扮する貞子が抜擢されています、このあと

重森が志津子の事を思い出し、「お前(貞子)が女優になる為なら、なんでもする女だ」

と言っていますが、志津子が貞子を女優にしようとしているのなら、貞子の初出演となる

あの舞台を、あんなメチャクチャに壊しまくったりはしないと思います、貞子に女優への

近道をさせるなら、とりあえず、あの舞台は無事に終わらせているはずです、さらに重森が

「死ぬ時は、お前も道ズレだ、今の話を全部ぶちまける」と言ってますが、これをやる場合には

少なくても死ぬ何時間か前に、マスコミを集めて、そこで暴露会見という形を取る必要が

あるので、死ぬ時になってから話をぶちまくことは物理的にできないと思います

 

田辺誠一が扮する遠山が、重森を殺してしまった後、まず自分が病院に行って手当てを受けて

さらに、なんか貞子が老人を立たせたりしてから、また殺しの現場に戻って、ようやく、そこで

重森の死体を隠してるんですが、この行動はどう考えても遅いと思います、現場に戻ってから

死体を引きずっている最中に周囲で人の気配がして、焦ってるんですが、それだけ人の出入りがある

所だったとしたら、病院に行ったりして、1時間や2時間経つ間に、舞台に倒れたままの

重森の死体を、誰かどうか見つけて、現場に戻った頃には警察が駆けつけているはずです

それに、この時、病院に行って手当てを受けたほど重症を負った遠山なんですが、すぐにケロっと

状態が回復して、貞子を「きれいだ」などと言っていますが、さっき頭から血を出したケガを

したばかりなのに、直後のこの時に、そんな余裕なんか、普通は無いと思います

 

セットの陰に隠された重森の死体が、舞台の最中に見つかり、裏方の間で騒ぎになるんですが

それで、音声を担当している遠山が呼ばれたため、その代わりに、なんか女が音声係をやるんですが

その女が暴走して、昔のテープを流した時「的中」と聞こえてきた直後に、すぐ観客から、ざわめきが

起こったのは、反応があまりにも早過ぎだと思います、場面の流れからしても、観客が、あの異変に

気が付くまでには、30秒は掛かでしょう、なんか、凄く観客の反応が早いのが変

 

田中好子が扮する新聞記者、宮路が、なんでピストルを所有しているのか解りません

映画の中の設定で、別に宮路が、家族にヤクザがいるような設定になってるわけでもなく

会社の自分のロッカーに保管していたピストルを、ただ普通に取り出しているだけです

どこかで特別に入手したと言う場面もありません、ピストルを所持する場合には

狩猟などのために使うとした、推薦書というものを出さなければいけないんですが

それが無いと、銃刀法所持違反になります、ちゃんと推薦書は出しているのでしょうか?

それに舞台に異変が起こった時、宮路が、その隠し持っていたピストルをセカンドバックから

取り出して、周囲の人から見つからないように、貞子に近付いた男を狙い撃つんですが

これは凄く高度な作業であり、かなりの狙撃テクニックが要求されます、普段から相当に

熟練されていないと命中しないと思いますし、だいたい、あんな音が響く映画館の中で発砲したら

耳栓でもしてないと撃った本人を始め、周囲の人も鼓膜が破れるような事態になると思います

ピストルが余りにも、お手軽過ぎ

 

化け物として、貞子が役者仲間などから囲まれて、トンカチや様々な凶器で袋にされて殺される

というのは、そもそも、おかしく、普通だったら殺さないで警察に保護させると思います

しかも、それ、殺したはずの貞子が、その後、また息を吹き返すという所にも無理があり

あれだけの凶器でメッタ打ちにされたのに、たいした傷も無く、海に沿った崖で悩んだりして

かなりの余裕です、このあと、遠山が「うわー」と叫んで、多分、貞子に殺されてるんですが

なんで、貞子が遠山を殺したのかが、さっぱり解りません、それに、この時、舞台仲間の連中が

森の中で、必要以上に立ち止まっているのも、なんか凄くおかしいです

「うわー」と聞こえて、びっくりしたからと言っても、そんなの、せいぜい10秒くらい

驚いて固まれば十分で、すぐさま、その声のしたほうにでも急ぐのなら解りますが

あんな風に、1分以上、立ち止まっても、しょうがないと思います

 

貞子の育ての父親なる人が、来た人間に貞子の説明みたいな事をするんですが、この場面で

「貞子は1人だった、だが、途中で2つに別れた」などと言ってますが、これは、もう

どうしようもない、行き詰まった設定だと思います、苦し過ぎ

さらに「薬漬けにして成長を止めるしかなかった」とも言ってますが、そんな薬があるんでしょうか?

ズバリ、不老不死の薬ということになります、それで、その薬の副作用で、もう1人の貞子は

ああいう、奇妙な動きをする体になってしまったのだと言う事でしょうが

だいたい”もう1人の貞子”なんて設定にしたこと自体が、かなり苦しいとしか思えません

仲間由紀恵を貞子役にした所に、そもそもの無理の根源があったんでしょう

 

こういう1作目がヒットした後の映画は、駄作でも必ず、ある程度は売れます

これは憶測ですが、あの女優として、なんの魅力も無い、仲間由紀恵なる芸能人が

この主役に抜擢され、ストーリー構成に無理を掛けてまで必要以上に画面に出てきたことから

仲間由紀恵というのは、映画界とか放送業界とか芸能界で偉い人の娘なんじゃないか?

と推測しました、親の後押しで、売れることが、ほぼ解ってる映画に出た、ということです

一般から見ると、魅力の無い女優でも、その親から見たら、自分の娘は、かわいいもので

売れる映画で主役をやらせてみたかったんでしょう、と絶対そうだと思っていましたが

どうもそうではないようです、私から見ると、どう見ても中の中にしか映らないんですが

中の中というと長嶋三奈が有名だが、そこに3点たして53点にしたのが仲間由紀恵という感じ

しかし、ナインティーナインの岡村がオールナイトニッポンで仲間由紀恵を

凄くキレイな女優さんだとベタ褒め評価しているのを聞き、仲間由紀恵を好む男性が

実際に存在するんだと思わされました、てっきりドラマなどの当たり役だけで

運だけで上がってきた芸能人だとばかり思ってました

こういうタイプの顔は女性から支持されやすいのかもしれませんね

          ETC