六人一緒

 

高校時代、将棋部で先輩に教えられた百人一首の2人用ゲーム、人に話した所

百人一首では坊主めくりは知ってる人が多かったんですが、この六人一緒という

遊びについては誰も知らず、ネットで検索しても出てこなかったので書くことにしました

 

百人一首には絵札と字札がありますが、絵札の中には平安時代?の着物を着た人が

描かれており、殿様のような人・姫っぽい女性・坊主の3種類に分かれています

殿の内8枚と姫の内2枚には下に虹のような段が敷かれていて、パーカーのような

頭巾を被った蝉丸という坊主?が1枚だけいます、絵札・字札ともに百枚ずつで全絵札中

殿が58枚で最多、姫が19枚、坊主が12枚、殿の虹段が8枚、姫の虹段が2枚、そして蝉丸

しかし、この種類別枚数は百人一首のバージョンによって少し違うのもあるようです

文句だけが書かれた字札は1枚=1点の点札とし半分ずつ分け、両者50点持ちでスタート

点札の50枚は字側を上にし10枚ずつリャンコにして積むと枚数が分かりやすくなります

自分と相手の間の位置にツモ山として絵札を切って伏せて置き、まず、そこから最初

両者5枚ずつ取るんですが1枚ずつ交互に取り合うのか5枚まとめて取るかは不明

その手持ち札とした5枚を相手に見せないように持ち、麻雀でいうツモのように

山の一番上の札を1枚めくって持ってきて6枚になった手元の中から

不要な1枚を適当な場所に伏せて捨てる、これを互いに繰り返す進行で

麻雀と似てるんですが各4人が定位置に表示面を上向きにして並べて捨て

敵の捨てハイで上がれる麻雀とは、その辺が違ってて、ツモ上がりのみとなってます

どちらか片方が上がるまで札をめくり続けるんですが、山がなくなったら流局とするか

捨てた札をまた集めて切って再び山を作り再開とするかは不明

 

山から引いた時、その6枚が例えば全部殿になったら”殿”で上がり、1点

殿で上がった場合、虹段が入っていると1枚につきプラス1点ですが姫の虹段は対象外

殿上がりは簡単でザコ的な役ですが、相手の様子を伺い大物手を蹴る効果は大

殿58枚と殿虹8枚の66枚もあるためデフォルトでは両者が殿上がりばっかりになるから

10枚〜30枚、殿は抜いたほうがバランスがよくなると思ったが、ルール表の紙には

殿を抜けとは書かれてませんでした、30枚抜いても殿上がりは、まだ多発します

開始の手持ち5枚に最初の山引きで上がったのは”即”でプラス20点

麻雀でいう天和などと同じ、21点とかになる殿で稀に発生します、やられるとギクっとする

蝉丸はオールマイティーとして何にでもなれる特別な札で大富豪のジョーカーと同じ

6枚を姫だけにしたのは10点、姫の虹段が1枚入るとプラス10点で合わせて20点

2枚共あれば30点の上がり、姫虹2枚に蝉丸が加わると姫虹が3枚の扱いとなり40点

ということで、それが即で揃ったら60点となります、中堅的な役で数十枚の点札を奪うのが”姫”

この感じで互いの点札を取り合い、先になくなったほうが負け

6枚を坊主にすれば50点、なかなか難しい、最初から数枚あって狙っても、その後、引かないし

相手が殿で簡単に上がったりして阻まれますが、たまに両者が共に坊主狙いになることが起こり

その場合には長いこと山をめくり合う坊主合戦になります、開幕1局目で坊主が揃ったのは

50点持ちスタートのため、その場で試合終了、このゲームを連日に渡り私とやった人は

開幕ショッパナ私が坊主をやって負けが決まった時〜初坊主いかんともし難し〜と言ってました

数日やって思ったんですが、坊主は50点にしては難しすぎるので数枚増やしたほうがいい

最も難しいのが6枚を虹の段にすること、百枚中8枚の殿虹と2枚の姫虹、よく蝉丸が入ったからと

狙ってみるが、ほとんどは相手の殿に蹴られるか姫に先を越されます、得点は一応

姫の虹段が入った”姫虹”が80点、姫虹がない”殿虹”が最高得点の100点

1点しか残ってない最悪の状況からでも逆転勝ち即終了になります、滅多に発生しない”虹”ですが

相手が坊主を狙ったものの坊主が入らず長期戦になると、たまーに揃うことがあります、虹札は

蝉丸合わせて11枚あるので、2人で虹札を5枚ずつ持ち合って最後の虹札を山から引き合うっつー

超レアな試合内容も計算上は起こりうる、ということになってるようです

 

両者、殿上がりばかりの応酬で延々と何時間も続ちゃう可能性があるので

全9局で終了とかにしたほうがいいとも思ったが、そういう事は書かれてませんでした

微妙な部分は各自でアレンジしたほうがいいでしょうね、私の場合、30枚抜いた殿札から3枚に

漫画雑誌から切り抜いてきた禿顔をセロテープで貼って坊主を12枚から3枚増やしましたが

ネット検索したら最初から坊主が15枚ある百人一首も存在してるとのこと

週刊誌から切り抜いてきた壇蜜を貼り付け姫虹を1枚追加、その感じで数週間やったあと

ある画期的なアレンジが思いつく、殿の中に6枚だけ弓を背負ったのがいます、調べたら

坊主めくりでは地域によって、その弓を使ったローカルルールもあるとのこと

六人一緒には、おあつらえ向きの丁度良い枚数の少なさなので、それを揃えたら

殿虹を超える高得点にしようかとも思ったが、そうすると字札による点数表示をやめ

50点持ちを増やしたり、得点配分を全体的に変更しないといけなくなるので、それはヤメ

試行錯誤の末、弓は捨てる時に表を向けて捨て、その際に「オープン」と言ったら

相手は手持ち札を晒さないといけない事にしました、その晒した直後のツモからは

また見せないように手持ち札にできることにして、晒した札は不要なら1枚ずつ捨てていき

徐々に減らすことは可能、必要なら捨てずに晒し札を含めて上がりに使える

弓を捨て「引き抜き」と言ったら、相手が山からツモったあと相手の手持ち6枚の中から

ババ抜きのように抜いて相手の札を壊せる、それを勝手に捨てたり、自分のツモ札として持ってこれる

しかし、この際には相手が山からツモって6枚になった所で上がったら、逃げられて引き抜きならず

オープン後に、さらに弓を使うことで、晒し札を持ってくることも可能、例・姫4枚&弓1枚の手持ち5枚に

山から姫を引いて弓を捨て「引き抜き」、オープンした相手の晒し札に姫があれば

それを持ってきて、姫で上がり、ということです、文字では伝わりにくいんですが・・

多少のアレンジで楽しくはなりましたが、慣れるまでは手順が複雑で間違えやすい

こういうのは普通の人でも簡単に行える、やりやすさも重要なんでしょうね

 

しかし、これ、高校から卒パクしていた百人一首が諸事情により現在の自宅に送られてきて

箱を開けたら、このゲームのルールと得点表が書かれた紙が入ってたことで、記憶から消えてた遊びを

25年ぶりぐらいに思い出すことになったんだが、昔は日本各地である程度はプレイされてたのか

どこらへんの地域が発祥だったのか少しは知りたい、とも思ったが、テレビゲームの普及以降

麻雀や花札などが衰退の一途を辿っているので、トランプでもマイナーなゲームや

花札でもコイコイやハチハチ、挟み将棋などは数百年後には絶滅してるかもしれない

          ETC