MDデッキを語れ

DHC-MD99 DHC-MD919 DHC-MD777

MDS-W1 FR-155GX FR-X7A


DHC-MD99/ソニー

 

1996年発売、CDとMDが5枚ずつ入るシステムコンポ、MDLP非対応、アンドゥー可

外観に風格があり、基本操作がしやすい、イコライザーで自由に調整した音質を

5種類までプリセットできます、外部入力はVIDEO1・VIDEO2・TAPEの3系統に加え

本来はラジオからの入力に使うTUNERへも他の機器をつなげることが可能で

それを含めると4系統あるので単なる音出し用としても使えます、私の場合

VIDEO1にDVDレコーダーからの音声、VIDEO2はPC音声でYOUTUBEの音出し

TAPEにはW1をつなぎ、TUNERは有線に使ってます

スリープは最大90分でさらに押して以下10分ずつオフ時間を短くできます

 

96年の物なのでMDデバイドのコマは大雑把で秒あたり86分割の

細かいデバイドができず、相当、運が良くないとジャストな分かれ目で

デバイドができないため曲を短縮する”小節削り”には使えません

音質はSPだけですが、MDが5枚チェンジャーなので80分MDなら

6時間45分まで録音でき、タイマー録音を5種類まで設定できます

 

MDをデッキ内部に送り込む時、MDを引っ掛ける金具が

なんとMDをつかみ損なって、エラーになる事が稀にあり

それが留守録音中に発生すると、そのディスクで録音が途絶えてしまう

外部入力などの録音レベルは調整できず左右バランスも変えられません

5枚のMDでシャッフル(ランダム)プレイをすることもできますが、違うディスクに

移る時には次の曲が掛かるまでに15秒くらい間が空きます、なおシャッフル時

次に同ディスクの曲が掛かる時も1秒くらい無音状態になる、音量調整が大雑把で

わずかに音量を小さくしたかったりした時に1段下の音量が小さ過ぎだと思うことが多い


DHC-MD919/ソニー

 

1997年発売、CD5枚とMDが6枚入るシステムコンポ、MDLP非対応、アンドゥー可

MDが6枚というのは、1枚のみのAデッキと5枚チェンジャーのBデッキに分かれており

この機種の特徴になってるんですが、それがWデッキとして便利に働いてません

 

確かにA・Bデッキ間のダビングはできます、でも簡単操作のワンタッチダビング

というのは1枚のMDをA・B間でまるごとダビングするしかなく、1曲のみの

ワンタッチダビングはできず、しかもワンタッチダビングだとダビング先で

曲の出だしと終了ポイントがズレるからです、こうなるとダビングしたMDを

一旦全曲コンバインし、また全デバイドをやり直さなきゃいけなくなります

 

それで1曲のみのダビングは普通に手動のダビングでやるしかなく

また改めてデバイドや曲名入れなどをしなきゃいけなくなります

この部分がちゃんとしてれば評価できる機種だっただけに残念

 

1枚のAデッキのほうだけは録音レベルを調整できるツマミがあって

確かに録音レベルを変えることはできるんですが、そのツマミが

やたら小さくて回しにくく、録音中のフェイドアウトがやりにくかった

こともあり、このMD919はダビングには使えませんでした

 

しかしデバイド時は当時としては新性能の秒あたり86分割だったので

長ったらしい曲を短縮する小節削りを、この機種でやり始め、主に

その役目で98年から2002年にかけてMD99とMD919を2台並べて

大車輪のように使ってたんですが、10年以上使っているMD99に比べ

MD919は2002年にいきなりアチコチにガタが来て使えなくなりました

ステンレスのような鉄に覆われてるMD99に対し、MD919はプラスチックだし

内部もショボイ作りだったのかもしれません、でも音はMD99と同じくらい

だったと思います、私は音には鈍感なので、よく分からないんですが

せっかくああいうふうにWデッキなんだから、W1のような

使えるWデッキにしてほしかったものです


DHC-MD777/ソニー

 

1998年発売、CDとMDが5枚ずつ入るシステムコンポ、MDLP非対応、アンドゥー可

MD99やMD919に比べ、ボディーが少し小型になり、表示部が色彩豊かで

一見良いんですが、使った感じがMD99やMD919に比べ安っぽい

一応は秒86分割ですが、慣れてないからなのかデバイドなどがやりにくい

10年以上使ってるMD99がいつ死んでもいいように音出し用の保険に買っただけで

まだ、あまり使ってませんが、ちょっと試しに使った限りでは

MDの編集などには、まず使えた代物ではないような感触

しかし見た目が非常に良く、音出し専用機としては

今後、長きに渡り使うことになるかもしれません

 

このMD5枚をMD10枚入るようにした機種がMD888という

MDピクシー最終機ですが、多分、このMD777の基本を

そのまま引き継いでいるので、MD888も良い機種ではないと思います


MDS-W1/ソニー

 

単体のMD・Wデッキ、音楽を聴くためにMDをよく使う人は持ってると

重宝する機種、このWデッキ間で指定した1曲を隣のディスクに移す

ディスク間ムーブなる物ができ、曲名も一緒に移るだけでなく

曲の出だしと終了ポイントや音量が全く変わらず移動できます

 

これを使い1枚のディスクに同タイプの曲を集めるような作業が

素早くできます、普通はこういう作業をする場合、ダビング時に

またいちいち録音レベル調整などをしデバイドなどをし

曲名を入れ直して時間が掛かる物ですが、このW1を使えば

その作業が何倍もの早さで終わります、アンドゥー可

 

98年の機種のためMDLPに対応していないのが残念で、そのため

ラジオ番組などを長時間録音したMDLPタイトルには使えないので

SPのみの限定使用になるんですが、音楽だけは音質重視になるため

SPで聴く私には音楽MD編集機として、たまにW1が出番になります

もちろんデバイド時は秒86分割なので小節削りにも使えるし

デバイド・コンバイン操作が凄くやりやすい

 

しかしディスク間ムーブでこれだけ正確なデジタルダビング&元削除

ができるのに、1枚のディスクをまるごとダビングするMD-SYNKというのは

MD919のワンタッチダビング同様、曲の出だしと終了ポイントが

ズレてダビングされてしまうため、ダビング先ディスクの曲間を

一旦コンバインしてからデバイドし直すため、下手すると曲名を入れ直す

オマケ作業まで付いてきたりします、でもこの工程では気を付けて

やりさえすれば、うまく曲名が乗っかり直すようにやることもできます

あとこの機種では、ネームコピーというディスク間で曲名をコピーできる

便利機能があるので、いちいち入れ直すよりは簡単にできます

 

録音レベル調整ができ、それを録音中でもできるのでダビング先の

フェイドアウトをすることができます、しかし左右バランスは変えられません

この機種は私としては、ディスク間ムーブ時に音量や音質を

変えられるようになってたほうが、なお良かったと思います


FR-155GX/オンキョー

 

2003年にMDLP対応で録音タイマーが数多く設定できる

MDコンポを探して辿り着いた機種

オンキョーの、この辺のシステムコンポはソニーの90年代の

MDピクシーに比べ値段も半分以下で、俄然、見劣りする代物ですが

私の場合、MDLPデッキはラジオ録音に使うため音が悪くても

使った感じに好感触がなくても、録音さえできれば良いと思ってます

 

X-7や同系機種の155AXまでは録音タイマーが1つしか設定

できなかったんですが、この機種は録音タイマーが4つ設定できます

それほどの機能でないようにも思えますが

この辺の機能が満足にできない機種が多い

 

MD部はソニーのデッキに比べると明らかに貧弱で編集などには使いにくく

アンドゥーができません、しかし録音レベルは調整でき外部入力が3系統

ランダムプレイ時に次の曲に移る時、無音状態にならず

ノンストップで次の曲に移るのは良いと思います

スリープは最大90分でさらに押して以下10分ずつオフ時間を短くできます


 FR-X7A/オンキョー

 

2003年製、MDLP対応、オンキョーらしくタイマー4つでアンドゥーなし

ランダムプレイ時に次の曲に移る時、無音状態にならずノンストップ

スリープも外部入力が3系統も155GXと同じ

 

155GXは縦長ボディーなんですが、この機種は横長ボディー

内容的には同じ物で、オンキョーのMDステレオは、こういう横長のほうが

数多く後継機種が出ています、気付いた所は音量を上げ下げする時

ボリュームを回すと、表示部に音量数が出ず、その代わりにこの機種は

ボリューム自体に、現在音量の印があり、それを目安に音量を変える

昔の機種のような仕組み、でそれは良いんですが、タイマー録音中に

音量を変えると、155GXではミュート(音消し)状態から音が出るんですが

この機種はタイマー録音中はボリュームを回しても音が出ないので

タイマー録音を家にいながらやってる時、「変更なく、いつも通りの

タレントがラジオで喋ってるか?」の確認ができません

 

それと、これはちょっとした問題なんですが、MD操作部に

曲移動のボタンはありますが、送りと戻しのボタンがないため

なんとサーチができません、いやあ・・これには

さすがに大人しい私も声を荒げて怒っても仕方ないでしょう

(TBSラジオ・JUNK・伊集院光の重厚な脱線風)

これだけ温厚で誰からも好かれ柳腰でいつも柔和な印象の私も

これには声だけでなくマイナスドライバーで前面をズタズタに突き刺しても

むしろ無理のない素直な行動と言えましょう、そりゃこんなの、みんな怒りますよ

 

車にサイドブレーキがないや扇風機に風量調節がないのに相当というか

テレビ買ったらスリープ機能がなかったなどと同格くらいの(実際にありそう)

凄さですよ、MDでサーチができないというのは・・・録音したラジオを再生して

CMや聞きたくもない曲んなったら、どうしろっての?そのまま聞けってのか?

バキャロ聞くわけねだろ!ザケンな!そこ飛ばすためにコッチャ録音してんだ!

じゃ何だ、このデッキで聞けるのは高須・松本の放送室だけじゃねえかよ!

 

ということで、X7Aは風呂に吊るした防水スピーカーにつないで

飛ばせない入浴中に飛ばす必要がない放送室を聞くしかないとの事

この場合、私なら隣にある155GXで再生するだけで良いんですが

他にMDデッキがない人の場合はサーチができないことで

とてもじゃないが使う気になれない事態になるかもしれません

 

このX7Aサーチ問題、自分はヤフオクで本体のみの

出品物を落札して入手したので、こうなったわけですが

155GXのリモコンにサーチボタンがあったので、それを

X7Aに向けて押したら、見事サーチできました、ということで

本体では無理ですがリモコン操作でサーチできることが判明

ただ、X7A付属のリモコンにサーチボタンがあるかどうかは

知りませんが、他機種のリモコンでサーチできることからして

サーチ可能には作られており、多分、X7A付属リモコンにサーチボタンが

ありそうな雰囲気が濃厚なので、それでイケると思います

と言って付属リモコンにサーチボタンが無かったら笑えますが

このようなオンキョーのMDステレオとして数多く出ている横長形は

みんな本体でサーチできないので要注意、それが嫌な人は

155GX(AX)を買ったほうが良いと思います


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