習性
猫は半夜行性動物。本能的に薄暗いのを好みます。
骨肉の形成について、猫は太陽光線を必要としません。
騒がしい音、不意の音、聞きなれない音を嫌います。
高い場所、非常に狭くて凹凸した場所を好むようです。
犬品種の多様化に比べると、
大きさや体型など、古来からほとんど変わらないのが猫の特徴かもしれません。
瞬発力はおもに大腿筋、
しなやかな動きは骨格筋、
身軽さは平衡感覚の発達、
背骨をつなぐ関節の接点が狭いのでくねくねと柔軟性を高めています。
危険を察知する能力、無理をしない防衛能力があり、
よい意味での臆病さがある。
隠れてじっと獲物を待ち伏せする粘り強さと、
失敗すると何でもなかったように振舞う諦めの早さがあります(笑)
待ち伏せをして獲物を狩る動物なので、
基本的にはあちこちを歩き回る習性は持っていないらしい。
エサと寝場所が確保されていれば、幸せに暮らせます。
放し飼いのイメージが強いが、室内飼いでも問題はないです。
家の中で自由に動き回れる空間があれば、運動量も心配ないし、
小さな子猫には大運動場に感じられるでしょう。
外に出れば病気もうつるし交通事故にもあってしまいます。
※ちなみに、猫に交通安全を教える方法はありません。
睡眠時間の長い動物
一日に少なくとも15〜16時間は眠るので、
昼間1匹で留守番をさせても、そんなに気にすることは無いでしょう。
しかしなるべく早く家に帰り1日一度はスキンシップをしてあげましょう。
猫の種類により性格に差があり、
同じ種類でも個体差があるが、
比較的オスの方がやや甘えん坊、メスの方が神経質で用心深い。
猫が音を立てずに歩けるのは、
足裏のパット(肉球)が役立っている。
狭いところをすり抜けるのは、
ヒゲなどの感覚が発達している(幅を判断できる)。
高いところが好きです。
邪魔をされずにゆっくり眠れるからと、
すべてが見渡せる場所は、何が起こっているか一目でわかるので安心できる。
濡れるのは嫌がります。
陸の動物は皆水が嫌いなのと同様。
私達もその気でお風呂やプールに入る時以外に水に濡れるのは嫌です。
猫の場合は嫌がり方がオーバーなので、
水に濡れてしまうと大騒ぎします。
子猫のときから慣れている猫は、濡れても平気のようです。
毛づくろいをします。
体をなめると安らかな気分になれることを猫は本能的に知っているので、
飼い主に叱られた時や、野良猫に追いかけられて怖い思いをした時などは、
急に体をちょっとだけ舐めて、安らかな気持ちを取り戻そうとします。
また、毛づくろいによって体のにおいも取れます。
猫は、待ち伏せをして獲物を捕る動物なので、においがしては困るからです。
なめている途中で、
毛を前歯でカチカチと噛む事がありますが、
これは、その毛の下の皮膚がむずがゆい時です。
あまりにも使う回数が多いときはノミなどがいるのかもしれません。
また皮膚病の可能性も考えられます。
野良猫や上位にある猫は、
糞をなるべく目立つ場所にそのまま残します。
優しい猫や下位にある猫は糞を埋めます。
生まれながらの特性ではなく、地位の象徴です。

