カバチタレ!
第二話
| 第ニ話 |
| 希美の隣に住む家族、 マイホームが買えなくて耐えない夫婦喧嘩。 ある日、裁判所の競売物件を見つけ喜び合った。 その夫婦の娘は、ダンサーになる夢があったが、 お金が無く、学校にも行けない。 そして悩みも打ち明けられなかった。 そんな頃、千春は一件の依頼を嫌々受けた。 それは、自分がセクハラをしておいて、酔った勢いで転んだかもしれないのに、 彼女に突き落とされて腕を怪我したという。30万円の請求依頼だった。 正義を求めて仕事についたのに・・正義とは何だろう。 現代社会に、正義は無いのか。千春は思い悩んでいた。 引き受けた以上は仕事をこなす。 千春は相手の女の元へ行く。 その女とは・・ 希美の隣人の娘であった。 競売物件をもう一歩で手に入れられる希美の隣人夫婦は、 1000万円程度のお金を家に置いていた。 ある時そのお金を発見した娘は、 請求された30万円と、ダンサーの学校へ行く入学金に 思い悩み、とうとう盗んでしまう。 何が何でもマイホームを手に入れたい希美の隣人夫婦。 娘のことはさて置いて、どうしても30万円を取り返そうと、 妻は包丁片手に千春の事務所へ乗り込んだ。 しかし・・・ 希美は言う。 「お茶だ」 その意味は・・・ 缶ジュースの缶がマイホーム。 周りだけ丈夫でかっこ良いが、中身が美味しくない。 マイホームは何の為に買うのか。 娘のことを理解しようとしないまま、マイホームを買って意味があるのか。 少し目が覚め始めた夫婦は、競売物件を見に行く。 占領屋がいた。貧しい占領屋。心も貧しかった。 ようやく目が覚めた夫婦。 「俺達の家に帰ろう。娘がいるじゃないか。」 一方、希美の弟は、転校したばかりだった。 可愛い顔をしているので、女生徒にもてまくっている。 それを気に入らない男子生徒にいじめにあっていた。 すぐに気づいた希美は、とても心配する。 「心配ない」という弟だが・・。 やはり心配なかった。 屋上でいじめられていた時、女生徒が、 「あんたたち、この子がかわいいから羨ましいんでしょ!」 っと言った。いじめッ子達は、黙り込む。 しかし弟は・・ 女子生徒に怒った! 「日本男児にカワイイだと!?いいかげんにしろ!」 みたいな言葉だったと思う(謎) (広島弁でよくわからなかった@管理人.すみません、) とにかく、勇ましくて、 希美&千春の影響かもしれないと、安心した! 親友との「35までは結婚しないでおこうネ」という 約束も破られ、怒りに怒り、親友なんていらない!と千春。 それを聞いた希美は、 「どうせ結婚相手はぶさいくだよ」と言ったが、 それも信じられずにいた。 しかし、 その親友の結婚相手の写真を見たとき、 ぶさいくだった。 少しホッとしたかな。 来週も、もっともっと カバチタレ! |