HERO

第十一話(終)

 第十一話 最後の事件
久利生検事には何の落ち度も無いのだが、
キャスター暴行事件でマスコミにバッシングされた理由のみで、
久利生検事は、石垣支部への異動転勤の処分が下されてしまった。

「最後の事件。」
「転勤までの10日以内に終わらせる」と、
久利生検事が最後に担当したした事件は、
サッカースタジアムでの警備員殺人事件。
事件の日は、サッカー日本代表の試合のあった日であった。

被疑者は桐山シゲル。警備員をナイフで刺し逃走。
被害者の警備員の名は咲坂。被害者の息子の良太君は、
「父が何故こんな事になったのか」を知りたい一心で、
久利生検事に会いに来るようになる。

被疑者の完全黙秘に頭を抱えていた所、東京地検特捜部がやって来て、
理由は曖昧のまま桐山を密室で取り調べ始めた。
部屋も特捜部に好き勝手に使われ、睨みつける警備はつけられ・・・皆は落ち着かない。
しかし特捜部の仕事と言えば・・政治家・汚職・脱税・・・・
これは殺人事件なのに何故特捜部が入り込んでいるのか・・・?
繋がりを必死に捜す久利生検事、
政治家で建設に深く関係する人物を調べ始めた。

久利生検事は、事件を隅々に調べても一向に
被疑者と被害者の接点が見えて来ない事に首をかしげていた頃、
被害者の葬式の時、500万円の香典を置いていった人がいたという情報を得る。

久利生検事が石垣支部へ転勤すると知った皆は、
最後の仕事だからと、久利生検事の仕事を知らぬ間に手伝うようになる。
特捜部の城島と昔知り合いの芝山は、飲みに誘い相手は政治家と確信。
美鈴達は、タケマ建設と合コンしまくり、
被疑者・桐山が総務部長なのに皆誰も知らない事を掴んだ。
そして久利生検事と雨宮事務官は、現場を調べまわり、
サッカースタジアム近くの喫茶店の従業員の証言により、
「衆議院議員・諸星ケイスケ」が当日サッカースタジアムに居た事実を知り、
桐山が窓口になり金が流れていたと睨んだ。

久利生検事は、諸星の居るホテルのスイートルームへ行き、
諸星と話をしたのだが・・・。

諸星「勝負に出る」>秘書

翌日、TVで、とんでもない発言が!!
「汚職をするような政治家を総理にするべきではない」と
同じ政党の議員の収賄を、諸星は告発した。

そして、諸星は、
被害者の息子・良太君のもとへ行き、事の全てを打ち明け頭を下げる。
「HEROは・・・総理大臣を守ったリョウタ君の父だ。」
こうして「最後の事件」は終わった。

そして久利生検事は・・
石垣支部へと旅立ち、今までと何も変わらぬ熱い想いで、
干物泥棒事件を担当している。

はぁぁ、とうとう終わっちゃったッスねー!!
しかし、カメルーンの選手の名前、全部言えた雨宮事務官って、
すげーーっ!!


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