2001年のおとこ運

第八話

 第八話 あたしのプライド
洋子のお腹の子の父親は・・・一体誰だ!?

皆の前で、カヲルが父親ではないと断言した洋子だったが、
天羽は、洋子がカヲルに本気になった為に嘘をついたのだと言う。
ショックを受けたカヲルと、
もしかして父親は天羽ではないかと疑っていたあたるは、
何とも言えず悩んでいた。

一方、伊倉が父親かもしれないと疑ったさくらは、
伊倉のマンションで、また別の女が訪問してきた事も重なって、
とうとう伊倉に愛想を尽かし、
別れるためには新しい恋が必要と、天羽に急接近するが、
天羽のさり気無く深い優しさに本気になってしまう。

側で見ていたあたるは、さくらにあわせて優しくする天羽とさくらを見て、
自分の気持ちを打ち明けられないまま、不安な思いでいた。
伊倉が「オレではさくらは幸せになれない。」と、自分の事ではなく、
相手の幸せを考えてる事を知り、
自分の事しか考えていなかったのかな・・と少し反省した。

その頃カヲルは、
突然洋子から電話が入り、洋子のマンションへ行くが、
洋子が「抱いて欲しい」と言い出したので、
妊娠していなかった事がわかる!
「友達として、子供を頂戴」と焦って言う洋子が、
自分の「心」は必要としてないと知り、
疲れ果てて「もう終わりにしよう」と言ってしまう。

途方に暮れていたカヲルの隣に、途方に暮れていたあたるが座る。
なんだか二人で慰めあっていた、と、その時!
一台のバイクがとまり、降りてきたのは真剣な顔つきの天羽。
あたるに「あなたの優しいふりが相手を傷つける」と言われた天羽は、
真剣な眼差しで、自分のありのままの言葉で、あたるに言う。
さぁ、何と言うのか!? 
そしてこの先の展開は!? 
どうなる! おとこ運!!! 

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