2001年のおとこ運
第四話
第ニ話 忘れられない人 |
気がつけば朝。気がつけば裸?気がつけば・・・隣には天羽店長がいた! もしかして久しぶりにしちゃった?! いやいや、これはやっちゃってませんでしたね。 気が付けば店を手伝い初めていたあたるは、 ふとした時に10万円相当の花瓶を割ってしまい、 天羽の店でバイトをする事になる。 その日はお泊りだったわけだし、一応女の子のエチケットとして、 一旦家に帰ろうとするあたるだが、店を出た瞬間、妹に見つかってしまう! 妹:「ふーん、泊まったんだぁ」 即効カヲルに報告する妹のさくら。即効言い訳をするあたる。 今日もまた三人はコタツに集合する。 次の日。あたるの新しいバイト初日。 重い荷物を運ぶきつ〜い仕事。っとふと公園を見れば、 逃げた彼、砂山健ちゃんが居た! 瞬時に後を追うが・・・見つからず、、、。 あたるはまだまだ健ちゃんを忘れられずにいた。 いや、忘れられないのか、ただ逃げた理由が知りたいだけなのか、 女心は謎である。 あたるは、健ちゃんは近くにいると確信した。 一方、洋子とHした♪カヲルは、 仕事中でも洋子に冷たくされていた。 洋子は何故か、 人に任せても良い仕事でも忙しくするあまり引き受けていたのだった。 そして、さくらは、 伊倉が新しい女と一緒に居るのを見てしまう。これは、伊倉の作戦であった。 わざと新しい女を連れて、さくらの熱い気持ちを冷めさせようとしていたのだった。 心の隙間風が辛くて仕方ないさくら。 いつもあたるを羨ましがっていたさくら。 カヲルにハグハグしてと言う。(ハグハグ=ギュッと抱いて) 少し抵抗感はあったものの、カヲルは自然にさくらを抱いた。 っとそこへ!あたる帰宅!&目撃! あたるは、酒を一飲みし、自分の部屋へ帰ってしまった。 心の痛みも、除光液みたいに ツルンと拭えたらいいのに。 そしてあたるは、前の男を忘れる為なのか、店長に抱いてもらう。 少しトキメイた?ムムム? っとそこへ偶然、カヲルが入ってきて二人のハグハグを目撃する! 何故かカヲルは不機嫌です。 怒って帰ってしまうところを、あたるは追いかけた。 カヲル:「何であいつなんだ!?」 あたる:「試してみただけなのに・・・」 カヲルは何でこんなに怒るんでしょう。 喧嘩をし、あたるが店へ戻ってみると。。。 キャッ!健ちゃんから電話が入っているみたいのような・・ 店長:「今更なんなんだ!」 っとあたるの携帯を持って怒鳴っている。 感づいたあたるはすぐ携帯に出ようとするが電話は切れていた。 いつか、あたるは、健ちゃんに会った時、 何を話すのだろう。 悔しくても、悲しくても、 こんな自分が惨めだけど、大嫌いだけど、 忘れられない、忘れなきゃと思っても、忘れられない、 本気で正直で、悲しいぐらいおとこ運の悪いあたるが、涙する。 カヲルの家――――― 「何だこれ!」と叫び声! さくらが風呂を沸かしたつもりだったが、空焚きしていた。 (ありゃ、ドライアイスかな。煙かな。湯気がなんだか怪しかったなぁ←独り言) 三人は、久々に銭湯へ!GO! 銭湯に付いたとたん、唖然。店長と洋子が一緒に来ていたのだった。 しかも、伊倉も一人で来ていた。 「2001おとこ運」のメンバーが銭湯で大集合! どんどん複雑化してきたおとこ運。 そして・・・ 忘れたい人は、忘れた頃にやってくる。 健ちゃんと銭湯前でバッタリ逢ったのだ! 最初に動いたのはカヲル!健を一発ぶん殴る!! 健ちゃんの隣には・・・知らない女の子が居た。 どうなる!あたるのおとこ運! |